【感想・ネタバレ】具体と抽象のレビュー

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Posted by ブクログ

具体と抽象の反復が大事ということについて、4コマ漫画を多く入れながらコンパクトにまとめてあり、読みやすい本である。
内容について本質をじっくり理解するのは難しいかもしれないが、抽象というテーマを具体的に紹介しているためわかりやすい。
これを何度か読むことで、同様の本を読むための入り口としては大変優れている。

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2024年03月08日

Posted by ブクログ

例え話がうまくできるようになりたい
具体と抽象の役割を初めて知った
おばあちゃんからの電話に対する
小さい子供の返答(具体的すぎ)と
大人の返答(相手がすんなり理解できる抽象度)
の例がなるほどと思う。

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

具体と抽象、その言葉はコンサルタント時代に何十回も話にあがりました。
どうすれば抽象化できるか?という行き来の方法というよりかは、
具体と抽象が存在することでの難しさ(コミュニケーションなど)、それぞれの利点、扱い方などを書いていました。

これを読んですぐに抽象化ができた!とはならないと思いますが、向き合い方、捉え方を学ぶことができると思います。

私も以前、経営者同士の話は、何を言ってるのかまったく理解できないけど、お互いに共感し合ってる様をよく見ていました。単語の意味はわかっても文章としてなかなか理解できない。これはまさに、私が具体の世界で生き、経営者は抽象化の世界で話をしているため、それが起きてるのだと理解しました。

この本の感想を抽象と具体で書くのを意識しましたが、行き来するのはやはり難しいなと思いました。

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2023年06月08日

購入済み

なるほど

視座の切り替えができると人とのやり取りをスムーズに進めることができそう。

#タメになる

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2022年07月03日

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具体とは何か、抽象とは何かについて、20個の軸から平易な文章で明快にまとめられている素晴らしい本。
つい具体的にばかり思考してしまう自分は、高校生か大学生くらいの時に読んでおきたかった。

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2020年08月06日

購入済み

何回も読も

一回で理解できないなら何回も読も
理解できたら道は開ける

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2019年12月01日

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メモの魔力でおすすめされていて気になってた!抽象化に市民権をというテーマ。最後は抽象と具体のどちらも必要、行き来がいるよと。

表紙に書いているとおり、読んだ後は世界の味方が変わるかも。人との会話のとき、相手と自分の視点が、本に書かれていた具体と抽象の三角形のどこに位置しているかを気にしたら、噛み合わなさの理由がわかるかも。

最後、国語と数学が抽象化の学びとしての意義を書いていたのが新鮮だった。そんな風に捉えられるのね、と。抽象化されたルールを使って具体的な答えを出してく、そんな例としてあるのか。

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2019年02月02日

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ネタバレ

世の中、何ごとも「分かりやすい」方向に流れていきます。
→この最初の一文が完全に僕の心の琴線に触れた。

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2017年10月22日

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本当に世界が違って見える。
あの人の話していることがどの段階のことなのか、課題は具体なのか抽象なのかが、見えてくる。
抽象的思考を自分がしていたことに気付けるものでした。この本のおかげで人との会話がスムーズになりました。
抽象は複数の具体の共通項を見出し、理論化することというのは今、自分が仕事をしていく上で、クリエイティブを作っていく上で、めちゃくそ重要だと感じれた。
また日々読み返す素晴らしい一冊。
みんなにおすすめできます。

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2017年07月23日

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ネタバレ

わかりやすさの時代である。
TVでは池上さんが政治や経済をわかりやすく説明しているし、わかりやすい男はモテるし、わかりやすいコメントはいいねがつきやすい。

「具体」の最大の欠点は応用が利きにくい事(アレンジがききにくい)であると思われます。「具体」の典型的な例はマニュアルですが、馬鹿に出来るマニュアルは馬鹿しか育てない。現状維持や管理を考えるならば具体的にしておく必要がありますが進化や深化を考えるならば抽象度を上げておく必要があります。

抽象とは「枝葉を切り取り幹を残す作業」であり、抽象度の高い思考が出来ないと構造や関係性を見失うので「変えるべき事」と「変えるべきでないもの」の切り分けが出来ないのだ。(目的と手段の取り違えなんかもその一つ)

この本は女子プロサッカー選手 永里優季さんがtwitterで呟いておられたのを見て読んだが凄く良い本と感じた。超良本だと思います。

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2017年02月19日

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タイトルの通り、具体と抽象という概念をわかりやすく再整理・説明している本。
今までもやもやしていた点がすごくすっきりした。
目から鱗。

「コミュニケーションにおける最大の問題点はそれが達成されたという幻想である。」という表現にどきっとし、
マジックミラーの説明に大きな納得感を感じた。

いくら話してもコミュニケーションがうまくいかない人とは、抽象度/具体度の違いがあるのだろうと気付いた。
具体と抽象を行き来する重要性はわかっているが、それを探る意味でも重要なのかもしれない。

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2017年01月17日

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ネタバレ

2015年の25冊目です。

タイトル通り、具体とはなにか?抽象とは何かをわかりやすく、途中で、4コマ漫画を入れながら説明しています。

一般的に「抽象的なのでよくわからな」と他人から言われたことが多くの人にあると思います。
私もそういう経験があります。
この場合、抽象的=あいまいでわかりにくいものという解釈だと思います。
本書では、抽象の本質的な意味を解説し、むしろ新しい考えや物事の進化のためには、抽象化が非常に重要であると説いています。
この本を読んで、もう、「あんたの話は抽象的でよくわからん」と言われても気分を害さなくてもいいと思えました。
確かに、曖昧でわかりにくい伝え方、表現方法はありますが、それが抽象的だという方は、間違った考え方だと思います。抽象化がなければ、スムーズに話が進まないことが現実には多く、無意識に多くの人は抽象化することで、円滑なコミュニケーシンをしています。

抽象とは、特徴を抽出するという意味で、「枝葉を切り捨てて、幹を見ること」です。個々にある共通の特徴を見つけ出しそれを一括りにできることを抽象化できるといっています。例)
私は魚類について研究しています。は「あじ」「さんま」「タイ」「マグロ」「。。。」といった個別の魚の名前を挙げて説明することは煩雑で、却って相手の理解度を低下させます。
また、具体と抽象にはレベルがあって、どんどん具体方向、抽象方向に進んでいけます。
魚類をさらに抽象化したら、私は、生物について研修してます。となる。具体化は、マグロの中のカジキマグロについてとかになる。

また、抽象化の重要な役割として、関係性を一般化して法則化できることがあります。F=maのように。これがなければ、科学技術の進歩もあり得ませんでした。

さらに、大きな方向性や将来ビジョンを立てるのにも有効です。
わかりやすさだけが求められ組織や社会からは連続的な変化は生まれても、大きな革新的な変化は生まれない、抽象化の概念を持てないと、本質的な変化を見いだせなくなってしまう。

抽象化=分かりにくく悪いことというレッテル貼りは、抽象的な概念構成による本質へのアプローチが苦手な人が創りだしたステレオタイプなのかもしれません。

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2015年07月24日

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個人的には読みやすく理解しやすい内容だった。
若手のうちから身に付けなければ残念な中堅社員になることが想定される。仕事をしてるとどうしても具体を重視する傾向になり大きな枠で捉える事が出来ない時がある。職場は抽象を嫌う人だらけなのでこの傾向が強い人は上の考えをくみ取る力がなく、文句ばかりで言ってる気がする。

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2015年05月26日

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今まで抱えていた問題やモヤモヤしていた気持ちは、具体と抽象を意識して考えてみると、だいぶすっきりするのかもしれない。苦笑交じりに読む漫画とともに、とてもわかりやすい説明でよかった。

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2015年05月13日

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すごくわかりやすい説明で「具体と抽象」を行き来してくれる。
効用や大切さ、弊害などいろいろな視点で「具体と抽象」について知ることができた。

ネットにあふれるコメントの対立も、具体と抽象の理解がお互いにあれば、相手に優しくなれそう。
社会人になってから、会社、上司、部下の間で言ってることが伝わらない、対立する、変わる
みたいな問題にも、効きそうです。

本を読んでて思い出したのが、プレゼン資料へのレビューコメント。
上司やそのまた上司で言ってることが違う。
具体〜抽象までごちゃ混ぜで指摘される。
そんなことを思い出しました。

犬の言葉が翻訳てきても、抽象概念を理解できるレベルが違いすぎて、意思疎通できない、という例は面白かった。
「あのエサは美味しい?」と聞いても、エサの抽象概念がない。
自分も猫を飼っているので、言ってることがわかったらなと思っていたが、会話はできそうにないですねー。

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2024年05月11日

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具体と抽象を読み取っていくことが説明文を理解する上で重要になってくることを学んだ。
そして、この本に出会った。うん。難しい。でも、それをできるだけわかりやすくしてあるのもわかった。どちらかだけではダメだということも。

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2023年07月12日

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著者の経験の中で感じた、具体に囚われたままの人と仕事をする苦労が滲み出ているようでした笑
教養としても、仕事のコミュニケーションでもたいへん使える内容でした。話が噛み合わないときはもちろん、自分の思考整理の中でも、今が抽象と具体のどれくらいの階層にいるのか考えることができる、良い知見を獲得できました

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2023年04月16日

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私はこれまで、職場や所属する団体をたくさん渡り歩いてきました。その度に人間関係をゼロから作るのですが、どうにも上手くいかない馴染めない集団や、話の噛み合わない相手がいます。その度に、自身のコミュニケーション能力のなさが故かと落ち込んだものですが、この本を読んで光が差しました。立ち位置が違うと、見える景色が違う。だから自分の見える景色を話しても通じないんだな。自分の経験と照らし合わせて、すごくスッキリしました。今後、どうしていくかは、これから考えます。

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2022年10月07日

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具体・抽象レベルが異なると、話が噛み合わなくなる。
自分は具体の世界にまだいるなと感じました。仕事をしていても細かい指示が欲しいし、自由にやっていいとなると動けなくなります。能力がないのではなく抽象で考えられていないだけと捉えなおし、具体→抽象化する訓練をすること。それで"見える人"になりたいと思いました。

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2022年07月06日

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何冊か読んだことのある著者で、『具体と抽象』というなかなか興味のわくタイトルに惹かれて購入。

内容はビジネス路線というか(カンタン系の)自己啓発といった感じでそれほど深みなくあっという間に読み終えてしまえるのだけど、具体と抽象ということについてあまり考えてこなかったのでいろいろと考えるところがあったのは確か。

世の中の「具体的には?」系の困ったちゃんへの理解が深まった感じか。

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2020年03月04日

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「具体」と「抽象」とは何かをあらためて解説するような内容。なのでわかっている人は「今更当たり前のことを」と物足りなく思うだろう。この内容を理解した上で思考に生かせるかどうかは読者次第。なので万人向けかもしれないけれど、how to的な本ではなくヒント的な本だと思った方がいいかも。

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2020年02月09日

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抽象と具体を比較しつつ、抽象がいかに大切かが書かれている。抽象の方が偉いのではなく、その危険性・注意すべきことまで書いてあるので親切だなと感じた。あくまで具体は具体の、抽象は抽象のやり方や考え方があって、その上でお互いが意思疎通できるようなコミュニケーションの取り方をしましょう、という主張。ただ、この内容を具体的にわかりやすく書くようなことはしないと冒頭で述べているように、少し難しいなと感じる部分もあった。良い本。
問題提起として、「抽象」の地位が低いことを挙げていて、勝手に文系不要論とつなげて考えてしまった。文系がいらないとされている理由の1つに「抽象」の地位が低いことが挙げられるのかなと。

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2017年08月09日

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具体はわかりやすいが、不連続な変化を起こすために必要なのは抽象概念を扱う能力。
いまあるものを改善するにはなるべく多数の意見を吸い上げることが必要。

最も理想的なのは具体レベルと抽象レベルを階層化させ、つながった目標になっていること。具体をつみあげて抽象の高尚なところにつなげていくことか理想。

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2019年01月05日

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高次の視点から物事を見ることの大切さを語っている.即物的かつ即時的なものがもてはやされることも多い時代だが,このような視点を持つ人たちのいる環境に身をおきたい.

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2016年09月04日

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上位目的の設定、上流・下流の人の仕事に対しての抽象度の差から生じるズレなどが興味深かった。
内容もやや抽象的で、実戦に移すか否かの判断は読者に任せているのだろう。

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2016年07月30日

Posted by ブクログ

具体と抽象。
今まさにめちゃめちゃ悩んでいる事象を冠した本書には興味しか湧かなかった。

抽象化することの難しさと汎用性はあるが、それが伝わるかどうかは受け取りての抽象スキルに依存するので、
そこにはやはり再度具体性を帯びさせなければいけないんだろうなと、感じていた事などがまさに書かれていて良かった

最後の方に抽象化は生きづらいという点も含めて、なんかとっても共感できる内容だった。

僕の中では抽象化するための方法って2つあると思っていて、1つはヘーゲルの量質転化の法則。
これはたくさんの量が集まる事で必然的に抽象パターンが特定されて抽象化される。

もう1つがアウフヘーベン。これは異なる2方向のレイヤーのコリジョンが浄化されて抽象化されるパターン。
どっちの方がいいとか悪いとかはわからないが、この辺かなと思っている。

で、抽象化パターンはいいんだけど、結局今悩んでいるところは抽象化された事象をいかに具体化するかの箇所に悩みがあるのだが、よく考えれば、それってパターンが十人十色なので、本として抽象化できるわけないよな。
でも、簡潔にまとめられていて、とても良かった。
おすすめ。

■目次
序 章 抽象化なくして生きられない
第1章 数と言葉 人間の頭はどこがすごいのか
第2章 デフォルメ すぐれた物まねや似顔絵とは
第3章 精神世界と物理世界 言葉には二つずつ意味がある
第4章 法則とパターン認識 一を聞いて十を知る
第5章 関係性と構造 図解の目的は何か
第6章 往復運動 たとえ話の成否は何で決まるか
第7章 相対的 「おにぎり」は具体か抽象か
第8章 本質 議論がかみ合わないのはなぜか
第9章 自由度 「原作」を読むか「映画」で見るか
第10章 価値観 「上流」と「下流」は世界が違う
第11章 量と質 「分厚い資料」か「一枚の絵」か
第12章 二者択一と二項対立 そういうことを言ってるんじゃない?
第13章 ベクトル 哲学、理念、コンセプトの役割とは
第14章 アナロジー 「パクリ」と「アイデア」の違い
第15章 階層 かいつまんで話せるのはなぜか
第16章 バイアス 「本末転倒」が起こるメカニズム
第17章 理想と現実 実行に必要なのは何か
第18章 マジックミラー 「下」からは「上」は見えない
第19章 一方通行 一度手にしたら放せない
第20章 共通と相違 抽象化を妨げるものは何か
終 章 抽象化だけでは生きにくい

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2015年08月13日

Posted by ブクログ

考え方に関する本。

一般に、抽象的=分かりづらい ⇔ 具体的=分かりやすい、という対比で捉えられがちだが、具体と抽象の構造を的確に捉え、役割を理解すれば、もっと議論や前に進む、抽象を毛嫌いしないようにしようよ、という提言がなされている。

ある視点に立てば、具体は抽象になり、また別の視点に立てば抽象は具体になる。例えば、やり取りがなぜかかみ合わないのは、それぞれの説明力や情報量の問題ではなく、この「どの視点に立っているのか」の共有が曖昧だから引き起こる悲劇。

これは、プランニング的にいうと、戦略と戦術の話に似ている。お客様への提案が外れたとき、それはきっと見ている世界が違った。プランナーとして、お客様の見ている世界にどこまで迫れるか、そしてそれを踏まえてどこまで超えられるかが肝となのでしょうね。

そんなことを示唆してくれる本でした。

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2015年07月18日

Posted by ブクログ

抽象的な話が通じる人と通じない人がいる。また、なかなか具体的な話にならないのはやきもきする。職場では役職、経験など立場によって物事の捉え方が根本的に違うことにより噛み合わないのだから仕方がないのだなと改めて気づかされた。じたばたしてもわかりあえるはずがない。最初から違うのだから。具体と抽象どちらもバランスよく持ち合わせていたい。

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2015年05月02日

Posted by ブクログ

【要約】
抽象的なものの見方と具体的なものの見方の
仕組み・特徴を、各章のテーマに沿って説明している本です。
方法論や技術というよりは、具体⇔抽象のマインドセット・枠組みみたいなものを説明している感じです。

【感想】
・共通点と相違点を考え、把握すること
・常に相対的な視点で考える
 (色んな立場、ポジションで考える)こと
・自分が今
 抽象的なレベルで話をしているのか
 具体的なレベルで話をしているのか
 を常に考えて、コミュニケーションをとること

 を実践していこうと思います。

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2020年08月11日

Posted by ブクログ

具体レベルと抽象レベルの行き来ができることが大切なんだな。
メタ認知には対象レベルとメタレベルがあるわけだけど,基本的に制御論なので具体的なメタ認知でしか考えてないよなぁ。

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2017年09月27日

Posted by ブクログ

自分の抽象レベルが低い分野だと、思考停止する理由がわかった。具体的なことがわかっていないから、何話してるのかわかんないことが多かった。

実際に、入社したての頃は、言語が違いすぎて、わからない部分もたくさんあったし。徐々に抽象的なことがわかって来た。

わかるってことは、抽象的思考ができるってことなんだろう。ただ、これができない人は、昔の自分の状態と重ねながらコミュニケーションしないとなと感じた。

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2016年12月04日

Posted by ブクログ

本当に世界が違って見える、と思う。
読む前はよくある抽象的、具体的とはの本だと思ってたけど、どのレベルで話すか、理解するか、相手がどこにいるかをつかむために知っておくべきことが非常にわかりやすくまとまってます。
さくっと読めるのも良いね。

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2016年05月05日

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