【感想・ネタバレ】火狩りの王 〈一〉春ノ火のレビュー

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Posted by ブクログ

ファンタジーは鹿の王以来で、ちょっと苦手意識があったが、すらすら読めて内容も面白かった。世界観がユニークだけど、説明の密度が自分の好みと合ったので読みやすかったのだと思う。
どうなっていくのか気になるので、今夜二巻を買いに行きます。

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2023年08月03日

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最初は暗くて重い話と思ったけれど、3分の1過ぎたあたりからずんずん引き込まれた。灯子ちゃんや花嫁さんたちみんな応援したくなる。

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2023年07月20日

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ファンタジーを読むことは少ないのですが、話題作なので

とても読みやすい作品です
世界観はよく練られたもののようですね
すぐに入り込めました

上橋菜穂子さんの「鹿の王」のように、あちら側とこちら側から物語が展開していく構成です
いつどこで交わるのだろうか

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2023年06月30日

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火を使えなくなった人類が生きている世界。
結界に守られた村で暮らす灯子と両親を亡くし首都でくらす煌四の物語。まだ2人は出会ってませんが…コレから出会うのかな?出会ってらどうなるのかな?と、ドキドキしています。早く続き読まなければ!!

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2023年02月26日

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火を自由に扱うことができなくなった世界という設定が面白い。「凍る草原に鐘は鳴る」を読んだ時に、動くものが見えなくなるという現象化で生きる人々を描いていて、ミステリ同様、特殊設定化で展開させる話って想像力が問われる。もしかしたらミステリの特殊設定という流行りは、ミステリ×ファンタジーという形態が結実した結果として生まれたのではないか?
設定もさることながら、世界の成り立ちが徐々に明かされる展開に読む手が止まらない。
まだ一巻、これからの展開が楽しみだ。

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2023年02月10日

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単行本の時から気になっていたもので、文庫版で読みました。
これは先が早く読みたくなるファンタジー。
一巻は火狩りと火について。灯子と煌四。
展開が早い、まさかの、が多くてさくさく読めました。
手元に次巻準備必須。

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2023年01月01日

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まず、世界観がすごく好み!!近未来なのに、時代に逆行してる感じが好き。
たまらない!
これからの展開が楽しみで仕方ない!

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2022年12月21日

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問いかけられる。
今の危うさをそのまま描いていないからこそ、その奥の真実が迫ってくる。
ほら、形を変えても同じでしょう、本質はここでしょう、人として、今の在り方を是とするの?
ほんの少し、針路をずらすだけでも、変えられるものがあるんじゃないの?あなたにも。

考えないことにしているものを考えやすいかたちで見せてくれる。
そして何より、おもしろい。
次巻をすぐにでも読みたい

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2022年12月11日

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何かファンタジーのシリーズものを読んでみたいと思い、購入しました。つくづく、私たちは火を扱えて良かったなと感じます。

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2024年05月07日

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アニメから入って読み始めたが、原作を読む方が情報量も多く面白い。ファンタジーノベルは、上橋菜穂子の守り人シリーズが最高だと思っているが、本作の世界もなかなか面白い。まだ1作目だか、こらからどんな世界が展開されていくのか、興味深く楽しみ。少年少女が頑張る姿を描かれていると、やはり応援したくなる。

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2024年02月11日

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個人的日本三大ファンタジーは
上橋菜穂子先生の守り人シリーズ
荻原規子先生の勾玉三部作
小野不由美先生の十二国記シリーズ
(異論は認める)
なのだが、このシリーズもキャラや世界設定などそれらに匹敵する可能性を感じる。
最後まで早く読み進めよう。

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2024年02月03日

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ネタバレ

十二国記好きとしてはテンション上がざるを得ない、山田章博さんイラスト!
山田さんがイラスト描かれてるってだけで、面白いって確信して読み始めるわ。

がっつりファンタジーは、その世界観に慣れるまでは読みづらいよね。
火狩りの王は、日本の名前・日本的な雰囲気の世界だから、文字が受け入れやすく読みやすいところがファンタジーの世界に入り込みやすくてありがたい。

主人公の灯子たちが暮らすのは、なんとなく想像する雰囲気的には、文化や暮らし向きなんかは江戸時代くらいの感じかな?と思うような感じなんだけど、
実はそれが文明的にもっともっと発達した過去を持つ、転落した世界だというのが斬新。

読んでいるとその発達した過去っていうのが、今の日本よりももっと発達した世界だったんだろうと想像できるんだよね。
アトムとか居たんでしょう?くらいの世界だったんじゃないかな?


タイトル「火狩りの王」があって、旅をすることになる灯子がいるのであれば、灯子が最終的に火狩の王になる物語なのだろうと想定して読み始めます。
文庫で4巻まであるから、そこに至るにはまだまだ起承転結の「起」の巻であるけれど、なんと読み応えのある!

平凡な主人公が強くなる物語。そこに冒険が伴うのは、成長物語としてセオリーになるけれど、濃い!重たい!なんで困難が待ち受けているんだと。

↓ネタバレ

どんどんと死者が増えていき、紅緒ちゃんが死んでしまった時も、「なんでー!紅緒ちゃん!」と衝撃が起こる。
ずっと一緒に行動して、灯子や火穂をひょろひょろながらも守ってくれていた昭三さんまで命の危機に瀕して、「生きてくれー」と願わずにはいられない。

共感できるのは煌四なのだけど、
すっかり灯子に同調してしまって、「もうこれ以上の死者がありませんように。無事に首都に辿り着けますように」とハカイサナにお手紙書いたことを、読者もまた願ってしまう。

どんどん灯子は気持ちの面でも強くなっているし、強くなるために必要な死がたくさんあった一巻だけど、重い!濃い!
これからの灯子に幸あれと、二巻目読みます。

最高に面白いけど、星5つけると二巻目以降が大変なので、星4にしておきます。

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2024年01月06日

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本屋さんで山田章博さんの絵に惹かれて購入。
最初は世界観になかなか入り込めずに苦労したけど、途中からだんだん面白くなってきて一気に読めた。
けっこう難解な世界観で重苦しいストーリーなので児童書なことに驚き。
4巻まであるみたいなので続きが楽しみ〜

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2023年11月12日

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久しぶりに、「すげーおもしれ―!!」と言える本に出合えました。

アニメにもなっていて、話題の本です。気になっていましたが、次女がこの一巻目を買ってきてくれました。

表紙イラストが山田さんなので、どうしても十二国記のイメージが、ぬぐえませんが、物語の設定、登場人物、この世界の謎、次を期待させる物語の展開、全ておもしろい。

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2023年09月06日

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ファンタジーは好きで読むのですが、これは果たしてその分野に分けていいのだろうかと思うくらいインパクトある作品でした。読者が期待するようなことな事は一切起きません。力もない子供たちがなんとか未来を変えようと、傷だらけになりながらひたすら前に進んでいく物語です。そこに登場する大人たちも敵なのか味方なのか、善なのか悪なのかはっきり分けられていません。なので架空の設定でありながら、リアルさを感じ息苦しさすら感じます。私たち人はなんと愚かなんでしょう。しかしそれでも希望を失わない存在が人なんだなと気付かさせてくれる、胸にこたえるお話です。ファンタジーの新しい一面を知った素晴らしい本でした。

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2023年07月07日

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ネタバレ

油断してるとあっという間に人が息絶える。
そしてどんな展開になるのか、正しいのは何なのか、が中々掴みづらく翻弄されながらも引き込まれる作品だった。

一冊完結では無いし、区切りのいいところで終わり、でもないので二冊目すぐ読まないと気になる!となるタイプの小説だった。

まだ一冊めでは主人公のキャラに光るところや頑張り屋なところなど見えかけてはいるけれど、薄く、その点では痛快爽快に読み進められる感じでは無い。今後に期待。

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2023年06月21日

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久々にファンタジーが読みたいって思い購入!文字だけで架空の世界観を作り上げるファンタジー。この本の世界は、普通の火は使えない世界。何でも普通の火に近づくと、人間が発火するという設定。今までにない設定だけに、今後どのような展開になるか予測ができず空想が膨らみます。第1巻は、まだまだ導入部といったところ。灯子の命を守るために亡くなった火狩、その火狩の子どもの煌四。この2人が今後、いつどこで出会うかが楽しみ。

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2023年05月21日

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煌四と、灯子が出会う前のまだまだ序章。
最終戦争後の世界では、神族が人を自然の火に触れると、発火するように作り変え、戦争はないが、炎魔を狩って、火を得ながら、神族に
管理されながら生きていた。
しかし、炎魔が増えたり、畑など各地に異常が出たりしだす。これは、神族に対する蜘蛛のせいだという…
一方首都では、煌四が養い親に言われて、雷火を研究し、蜘蛛を迎え撃つ武器の研究をするが…
日本神話などもうまく組み合わさった、壮大なスケールでのファンタジー!

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2023年04月26日

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ネタバレ

アニメを見てるような感覚。
面白くてすらすら読めてしまった!

個人的には灯子の話が好き。竜が出てきて戦ったところは鳥肌が立った!火穂が一緒に首都に行こうとなったのもとても良かった!

ただ、人がいきなり死んでしまう、、
すごく気になる終わり方をしたので早く続きが読みたい!!

今後、2人がどのように繋がっていくのか、〈蜘蛛〉とどう向き合っていくのかが楽しみ!

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2023年04月06日

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児童文学からの文庫化ですが
単行本だと手に取らなかったかも。
文庫にしてくれて良かった。

火に近寄ると
人体が発火するようになった世界。
炎魔という獣から採れる火だけは別で
それを狩る〈火狩り〉が重要な存在だった。

自らの命を救ってくれた火狩りの
遺品を届けるため首都に旅立つ少女・灯子。
母を亡くし、妹とふたり路頭に迷うところを
名家にひきとられた火狩りの息子・煌四。
ふたりの視点で交互に話は進む。
その道がやがて交わることは
読んでいるこっちにはわかっているのですが
なかなか遠くて厳しい道のりで…。

世界の謎がいろいろあって
これから解けていくのが楽しみです。

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2023年02月01日

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世界観にどっぷり浸かれる物語。現実から切り離されたい時に読むには最適。まだ灯子と煌四の運命がどう交錯して、世界を動かしていくのか、本当に対峙するものは何なのか、全体像に辿り着いていないが、それだけに先が気になる。
久々に読み応えのあるファンタジー、という感じ。2人が出逢って、それぞれの目的を達成できるのか、果たして目指すところが何なのか最後まで見届けたい。

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2023年01月15日

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一見、過去を舞台に描かれたファンタジーかと思いきや未来という意外性や"火"を重要視したファンタジーというこれまでにないタイプの設定が斬新で面白い。5作全てを読むのが楽しみになるスタートだった。

☆4.3

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2023年01月04日

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ネタバレ

冒頭から屈強なキャラがお亡くなりになるため、これは生半可な世界ではないなと覚悟を決めた。
事実、一緒に旅した仲間たちが容赦なく、それでいて実に呆気なく命を落としていく展開が。
しかも、きっちり弔う暇もなく駆け抜けていかなくてはいけなかったのが、また辛い。
生存組も命が掛かっていますので。
割と強そうだったり、頼れたり、ベテラン勢の途中脱落が多く、子どもや怪我人などの弱者の生存率の方が高いという。
(それがまた不安を煽る……だって、頼れないじゃないか、強い何かに)

旅する組と首都で研究する組の二視点から語られる物語。
まずは世界観と設定を飲み込むところからなので大変だったが、把握してからは「世界の真実」が気になって、一気に読み進めた。
何となく想像はできても、答え合わせにはまだ早い序盤。
まだ交わらない主人公二人の邂逅、いつになるのだろうか。

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2022年12月24日

Posted by ブクログ

 やっと文庫に落ちた!と思ったらアニメ化?たしかにナウシカだけどね。アポカリプスで、人体が変化していて、使命感を持った少女と、研究肌の少年が主人公で…。おかげで、連続刊行するみたいなので良しとするか。
 

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2022年12月11日

Posted by ブクログ

物語の序章。次巻に期待。
挿し絵のタッチが見たことあるなと思ったら、十二国記シリーズと同じ人で嬉しい。

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まだ面白いのか分からない。ただ、期待していたのと少し違ったのは何だか現代が自分たちの戦争でダメにした世界から始まっていること。できれば、今自分が生きている世界とは全然関係のない別世界へ連れて行って欲しかった。文明のキッカケ、猿が進化したキッカケは確か火だったが、それをモチーフにしたのは面白いが全てが知らない、未知の世界が良かった。

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2024年03月05日

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面白いです。世界観がしっかりしています。主人公と一緒に、この世界のことを次々と知っていくような感覚です。あと犬が可愛い。

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2024年02月10日

Posted by ブクログ

最終戦争後の世界で、火を扱うことが出来なくなった人類と、その世界が舞台。
この国を統べる姫神、神族から追放された蜘蛛、人が扱える火を宿す炎魔、それを狩る火狩り。

なかなか面白そう。次巻が楽しみ。

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2023年08月05日

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山田章博さんのイラスト!面白いに違いない!と思って4冊まとめてget(*´ч ` *)

まだ1巻しか読んでないけど人が死にすぎてビビってる…

灯子、煌四それぞれの視点で交互にストーリーが展開されていて面白い。
次巻どうなっていくのかとても気になる。

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2023年03月13日

Posted by ブクログ

山田章博さんの描いた表紙に惹かれてつい手にとった一冊。十二国記も担当した山田さんの挿絵は最高で、それぞれの挿絵は時間をかけてじっくり見るようにしてる。
作品の設定は面白い、今後どうなるか非常に楽しみ。2人の主人公の話が交互に展開されていく。それぞれの情景のイメージがしやすい書き手とおもう。
ただ読んでいく上で気になるのは、その情景を丁寧に書きすぎて逆に読みにくくなっているような気がする点。「あれ、これ伏線なのかな?」と勘繰ってしまう描写が度々感じられたけど、結局特に深い意味はなかったりする。
まぁ、そういうスタイルなんだろうな、と思いながら読み進めていきたいとおもう。

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2023年02月19日

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