【感想・ネタバレ】ヴィクトリアの電気棺 3巻のレビュー

SNSで好評を博した『死刑囚が医学博士に拾われてヒーローに転身する話』・『死刑囚が医学博士に拾われて人生やり直す話』がついにコミック化!!
1920年代のニューヨーク。死刑囚デイビット・ダグラスは、死刑執行当日、13歳の天才医学博士ヴィクトリア・フランケンシュタインと出会う。そして、刑は確かに執行されたが、死者への通電による蘇生を研究するヴィクトリアから、電気によって動く屍人形「電気棺」としての第2の生を授けられることとになるのだった。

「偉大な発明品として人類に貢献する」という、今までの人生を取り返すような使命を与えられたデイビットと、研究が素晴らしいものであると証明したいヴィクトリア。そんな2人が自分の存在意義と過去の罪に悩みながら前に進んでいく、という物語です。
本作の魅力は、一にも二にもキャラクター性だと思います。過去に罪を犯した人も、ほんの少し上手く生きられなかっただけで、何かが変わればこのような結果にはならなかっただろうというのが、もどかしさと人間らしさを感じさせます。
3巻完結で手に取りやすいと思いますので、気になった方はぜひ読んでみてください!

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Kao

購入済み

心根が優しすぎるからこそ人殺しの死刑囚になってしまった電気棺と、電気棺を作りだした若き天才科学者のお互いを想う気持ちが伝わってきて、でも本当の意味で結ばれることはないところがちょっと切ないお話。

#切ない #深い

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2024年05月08日

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