【感想・ネタバレ】名前探しの放課後(下)のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

あすなとおじいちゃんの描写が多いから自殺するのはもしかしてあすな?けど、河野のやられ方からみてやっぱり河野か、、と思っていたら予想を裏切られました。
そして、「ぼくのメジャースプーン」を読んでいた身としては、最後の数ページで騙された!となりました。
3ヶ月後からやってきたなんて、初めからなかった!序盤から椿がふみちゃんに似ているな〜と思ってて、姉妹?などと考えてはいたけど、まんまとミスリードされてました。「ぼくのメジャースプーン」で「ぼく」としか書かれていなかったのも、この作品で気づかれないようにするためだったのか、、

真実を知った上で、もう一度前編から読み直したいと思います。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

上下巻、一気読みしました。
面白くて止まらなかった。
涙も止まらなかった…
だいぶ前に購入し積読してましたが、ふと気になって読み出したら止まらなかった。
登場人物がみんな主人公なの?っていうぐらい魅力的でした!ストーリーがまたすごいっ!
辻村深月さん、すごいっ!

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2024年04月21日

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ネタバレ

346ページ
1400円
4月28日〜4月29日

いじめにあっている基に自信をつけさせるため、いつかは泳ぎを教える。それを見ていたあすなも基と共にいつかから泳ぎを習うことにする。2人とも記録会を無事やり遂げ、6人は次第に結束していく。基が自殺する未来も無事にやり過ごし、 3学期の始業式を迎える。そこで本当のことがわかる。自殺するのはあすなだったということが。友春も含めた仲間達が協力し、あすなを危篤の祖父のもとへ送り届ける。

水泳の記録会やいじめ再発のシーンは、友春にムカついたけど、基のいとこでなんだかいいやつだったとわかり、安心した。それにしてもバイクの免許のこととか引っ掛かることはあったけど、まさか自殺するのがあすなだったなんて。いや、少しは予想していたけど、ずっと読まされていた物語自体がフェイクだったことに驚き。最後の秀人の意味深な言葉が気になり、ネットで調べると、他の本の登場人物であるという。そちらを今度は読んでみなくては。

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2024年04月10日

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ああ、さすが辻村深月。
これはメジャースプーンと必ずセットで読んでほしい

ラストのいろんな意味での驚きといったら!

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2024年04月07日

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タイムスリップによって自殺してしまう『誰か』を見つけた主人公とその友人たちが、なんとか回避するように全力で動く。その誰かを見つけて守る話だと思っていたら、さらにその続きがあったとは。本当はイジメられている誰かではなく、別の人の死を回避するために本人を巻き込んでいたこと。最後の章で一気に話が変わり、驚かされる。著者の『ぼくのメジャースプーン』を読んでいたため、嬉しくなる箇所が印象深い。
ずっといた彼女が、あの彼女か、と。

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2024年03月17日

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ネタバレ

2024.02.21

免許の取得 天木の確認 進学校にこんな子いるか いじめの解消の仕方

話がとんだり、チグハグだなーとなんとなく感じてた違和感が解消。個人的には友晴がクズじゃなくて安心。
エピローグは関連作品読んでないとカタルシスがないのかな。メジャースプーン読んでみよう。

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2024年02月22日

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 上下巻の感想

 心に深く刻まれるいいお話だと思った。自殺者が、予想外の人物だった。正直騙されて少し悔しかった。それだけ、からくりが見事だった。

 あすなといつかはそれぞれの理由で地元から離れた学校へ通う。

 あすなの気持ちが自分と重なって泣けた。女子の友人関係は、何もかも皆と一緒にしていないといけない。それをしないと外される。それが嫌で仕方がなかった。それが彼女の苦しみだった。

 誰かを探していく過程で、かけがえのない友人達に恵まれていくところは、感慨深いものだった。

 「いつか」が心から好きなことにたどり着いた時、号泣した。

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2024年02月18日

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辻村作品で一番好きなお話!
同じ高校生である自分の悩んでることとか言葉にできない感情が綺麗に言葉になってる。綺麗なところだけじゃなくて、人の醜い弱いところも出てて良かった。キャラが個性的だけどそれぞれの考え方がちゃんと一貫してる。すごい!考えさせられる、引き込まれるお話だった。

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2024年02月12日

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ネタバレ

そうか。そういう事だったのか…。いつかのバイクの免許はどこかに繋がるんだろうとは思ってたけど、天木のあの言葉も河野のあの行動も、あれもこれも…。見事にやられたーって気分です。何書いてもネタバレになりそうでうまく言えないんですが、それくらい伏線だらけです。全く気付かず、もうエンディングだろうと気を抜いてたら、まさかの急展開でした。面白かったーーー!!プール、ピアノ、病院、等々…相変わらず泣かせてくれるじゃないか(笑)読後の心が洗われたような気持ち良さは癖になります。この先、何度も読み返すであろう1冊。

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2024年01月23日

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こうくるかと。いや、誰かそのものはそうでないかなと思ったりしたけど、まさかこうくるとは。辻村深月恐るべし。
冷たい校舎と似ていたりするけど、私はこちらの方が好み。

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2023年12月28日

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ネタバレ

後半は読む手が止まらなくて、夜更かしして最後まで読んでしまった。

タイムスリップの真相はビックリしておもわず声が出てしまったし、大好きなキャラ達に再会できて嬉しい気持ちでいっぱいでした。
2人とも元気になって本当によかった。

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2023年12月13日

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ネタバレ

☆5

120点。作品の雰囲気が好きで一気に読んでしまった。
いつかとあすなの関係性が尊い。
青春小説としてもミステリーとしても面白い。
この本に出合えてよかった。

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2023年12月01日

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ネタバレ

読んでる私自身が登場人物達の仲間になったように問題解決してきたつもりだったのに最後に『えー!』と、裏切られる。私を置いてかないで〜!みたいな?笑
いやいや、やっぱり辻村さんのお話は面白い!

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2023年11月19日

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「クリスマスの日にクラスの誰かが死ぬ。」
未来で起こる「だれか」の死を阻止するため、少年少女たちが動き出す。
点が線になったとき、見えていなかった未来が現実として姿を現す。

種明かしの後半は怒涛の展開で疾走感がたまらない。
生きる理由があれば「死ぬ」未来は起こらない。

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2023年10月31日

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ネタバレ

下巻に入ってからの面白さがすごくて、あっという間に一日で読み切ってしまった!

主人公の依田いつかは、撤去されたはずの看板が戻っていることから、3か月前にタイムスリップしていることに気がつく。高校の同級生が、クリスマスイブの日に自殺する。誰かは思い出せないが。
自殺を阻止するために、中学からの同級生の坂崎あすなとその「誰か」を探し始める話。

騙された。辻村さんらしいミスリードなのに、素直になにも疑わずに読み進めてしまったので、やられたなという気持ち。
タイムスリップはそういうことなのね。「僕のメジャースプーン」では、ずっとふみちゃんって言ってたから、苗字だなんて気づかないし、全然気づかなかった。今回は、作品の順番通り読めていて本当によかった。
石のスープの寓話と、過去の主人公たちとの再会と、張り巡らされた伏線と。すっごく面白かった。

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2023年10月30日

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ネタバレ

「ぼくのメジャースプーン」を読んだ後に読むのがおすすめだ、と、この本を教えてくれた父に言われたのですが、その意味がわかりました。
最後のどんでん返しが最高でしたが、まさかの2回、最後の最後で食らっちゃいました!笑笑
主人公は同い年の高校一年生で、共感するところが多く、特にヒロインのあすなちゃんとは似ているところが多くてまるで私を見ているかのようで色んな意味で面白かったったです。
個人的に河野くんが虐められていたわけじゃなくて、あと友晴がいい奴で本当に良かったーと思ってます。
ぼくメジャに出てきた登場人物が大きくなって(6年後の設定)再び出てきてくれたのが最高でした!!
思い出話の中や、セリフ、性格で、ぼくメジャのあの子は、この子のことだろうな〜と何となく推測できるようになっていて、(もちろん最初の方は全然わからないようになっている)それに1ページ1ページ、一文一文に伏線が張られていて、最後には必ず全ての伏線が回収されて気持ち良かったです。
というかいつかくん、かっこよすぎよ...

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2023年10月15日

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いやぁ、単純な話ではないんだろうなぁと思っていたら、それを十分上回るお話しでした。こんな本が2007年に出版されていたのに今まで読んでなかったとは・・・

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2023年09月07日

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ぼくのメジャースプーンのあとがきにこの本をすすめられて、おもむくまま、読んだ。あー、この本にたどり着けてよかった。

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2023年09月06日

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ネタバレ

最高でした。
今作品のクライマックスを読んで、文庫本の帯の
すごろく順に読んできて良かったと実感。
とにかく作品同士のリンクが多くて贅沢。
チヨダ•コーキの名前が出てくるだけで嬉しいし、
郁也、多恵さん理帆子や秋山先生にも会えて嬉しい。
あの子もしかして「ふみちゃん」?…ってことは、
彼は「ぼく」か!みたいな発見と、物語の続き。
(ウサギのシール出てきてやっと気づきました汗)
理不尽なのは嫌だ。孤独故に死なないで欲しい。
大切な家族と生き別れてたくない。
一生懸命な姿って素晴らしい。

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2023年08月15日

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ネタバレ

面白かった…
下巻後半の加速度に、夜更かしして一気に読んでしまった。
初めの方から少しずつ違和感というか、引っ掛かっていたものの正体はそこか〜!という快感。
ただラストまで読み終わってこれは何かと繋がっているんだな…と察し、他の方の感想で何を読むべきかが分かったので、出来ることなら先にそちらを読んでいたかったなと。
これから読んでみようと思います。

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2023年07月30日

匿名

購入済み

想像以上の裏の裏があり、またすぐに上巻から読み直したくなる!ハラハラしっぱなしでした。

#アツい #切ない #感動する

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2023年06月12日

購入済み

nanako

先が読みたくて読みたくてあっという間に読んでしまいました。
洞察力や描写、展開に感動、脱帽です。
心もあたたまりました。
人とはこうあるべき。
皆さんに読んで頂きたい本です。
是非是非。

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2018年05月28日

購入済み

辻村さんの世界に引き込まれました!
どんでん返しに驚き、登場人物にさらに気がつき、
ぼくのメジャースプーンと放課後の名前探しを再読しました。。。
再読も楽しめましたよ。
でもレビュー見たら他の本ともリンクしてるよう、、、
困った!
読みたいし休みたい、、、、、

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2017年07月01日

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ネタバレ

途中で気づいちゃったけど、けど、すごくいい話だった‥!!
秀人くん、椿さんはもちろん、ほかのみんなも本当にいい子。
このタイムスリップの原因が秀人くんにあるのが、とても面白かった。
あすなさんに感情移入することが多くて、失敗したくないからやらない、っていうこと、すごく良くわかるし、よくある。失敗せずに、かっこよくいたいっていうことが多々ある。
それでも、かっこ悪くてもやり遂げることができたあすなさんは素敵だった!
いつかくんはあすなさんのことを好きになるんだろうなぁって思って読んでたけど、秀人くんの仕込んだことなんだってわかった途端に、
なぁんだ。最初っから好きだったんじゃん?っていうのが、面白かった。すべては秀人くんの手中で起っていたこと…(笑)
それでもいい話だから否めない

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2024年05月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確かに、「メジャースプーン」を読んでいないと理解できないな、とは思った。その、主人公の名前が明確にされなかったのは、この為なのか(?)。2段階オチで、1つ目の祖父の死から逃れるという
目的があまりにも御都合主義になりすぎているとも感じたが。(発生タイミング的にも)また、最後のオチを通すなら一つ目があまりにも強すぎる(物語に対しての濃度)。
メジャースプーンを少し前(5ヶ月くらい前)に読んでいたお陰で、最終オチを察することがなくて良かった。(ピアノの流れからわかってしまうと悲しいので。)ところで、フミちゃんは、美人キャラでは無かった(気がする)ので垢抜けしているな(え?)
あと、どうでも良いが、演技力に注目すぎると普通無理だよね。(そういう意味では、プロバビリティなので好きではないかも...)しかし、本作は別に一貫性があり好きとも言える。ミステリ感を消して書くことが、ミスリードを際立たせるというのも納得。


追記 Googleで考察を調べて読んでみると、さらに繋がり(例えば、友春が口を聞けないなど)がわかり、面白かったし、辻村氏すごい!となった。そして、Googleでタイトルを打った時に出てきていた「名前探しの放課後 タイムスリップしていない」というサジェストは本当だった笑。良い感じにそれを頭から除外できて読めたから良かったけど、これを出すのは非常に腹立たしい...。

追記2 星5にしたいが、メジャースプーンありき過ぎて、そちらが単体だとあまりに淡白なので難しい

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2024年04月02日

Posted by ブクログ

あえて展開の強引さと突拍子のなさを晒した上で、それを逆手にミスリードからのどんでん返しが気持ちの良い作品。
他作品とのリンクについては賛否あるが、その作品の本質が損なわれない程度でやってくれれば気にはならない。とは言え、未読者の為に巻末に宣伝くらいは入れて欲しい。

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2024年03月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

上巻が割とあっさり進んでいったから、あれ?とは思ってたけどまんまと騙された!いつかの免許やバイト、天木の言葉で疑問も感じたのに見抜けなくて少し悔しかった。
そして僕のメジャースプーンの子たちが成長した姿を見られて嬉しかった。

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

他の本とのリンクがいい!
、、、が、読んでない人は理解不能では?

ここまで壮大な長編を読んでいる気分。
下巻からの内容を深掘りしていくところや、真相に近づいていくところは読み応えあり。
まだ続くので丁寧に読んでいきたい。

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2024年02月04日

Posted by ブクログ

やっぱりキタ。
後半何なの?いろいろ驚き過ぎて慌てました。
『ぼくのメジャースプーン』読んでおいて良かった。
これだから辻村作品辞められないんだよね。

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2023年12月29日

Posted by ブクログ

 ミステリーとしては、正直ぼちぼちでした。こういう展開もあるかなと何度か想像していたことが最後の仕掛けになっていたところがちょっと残念でした。そして、やや強引というかぶっ飛んでる内容。しかし、青春作品としては本当に良作です。感動し、懐かしみを感じ、暖かい気持ちになりました。

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2023年12月28日

Posted by ブクログ

要所要所でえっ辻村深月ってこんな感じの文章だったっけって唐突感があったので最後まで読めるか自信なかったですが、まさかのわざと… 読み切るのが大切ですね。

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2023年12月26日

Posted by ブクログ

最後まで読んで、「?」意味がわからないとこがある。どうやら読む順番を間違えたらしい。゚(゚´Д`゚)゚。記憶を消してもう一度読みたい。
この本を読もうと思っている方、先に「ぼくのメジャースプーン」を読んでね。
最後、予想もしなかった。なるほど!

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2023年08月12日

Posted by ブクログ

自殺してしまう「誰か」を探す、と言う設定が辻村作品で既視感ありましたが内容としては全く別物でした。

相変わらず心理描写が丁寧で、シーンがありありと頭に浮かび思わず泣きそうになってしまうことがありました。

ただ物語として必要な設定に、心情がついていけない部分があり、ミステリと物語の両立の難しさを感じました。

前半は登場人物たちの心理描写を、後半はミステリとしての物語の結末を楽しむのがいいのかなと思います。

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2024年05月25日

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