感情タグBEST3
面白い!
1巻の所に書いてますが、10巻まで読んだ感想になります。
話は非常に面白いし細かい原作ネタもちりばめられているので、ルパン三世好きな人にはお勧めです。
ただ一部のアクションシーンでどうなってるのかがわかりにくい部分がたまにあります。
例えば1巻の場合、剣でドアを斬ってるシーンがありますが、斬れてるドアが見えずセリフで言及されてるだけです。
他の巻でも時々そういうのがあるのでちょっと気になるかなーと…
でもそこを差し引いても面白いです。
異世界転生
まさかのルパンの異世界転生もの。ルパンが剣と魔法の世界でドラゴンに追いかけられている。何かアニメよりこの本のルパンの方が色気がある気がする。
めっちゃ面白いです!
記事で見て、試し読み後すぐに購入。
確かに異世界ものですが、全く違和感なく、何だったらルパンたちがより際立つ世界観でファン必見です。
ちょっとカッコよすぎるかもねw
有名漫画の異世界スピンオフも増えてきたけど世紀の大泥棒も異世界入りか…正直不安だったけど、ちゃんと各視点も描かれてるしルパン側も異世界側も主張あって楽しく読めてる。最近のTVシリーズのルパン受け入れられてればそんなにキツくはないんじゃないかな。
異世界とのコラボ
あのルパン3世一味が一体どうやって異世界に?
っと思いましたが、意外と王道でした!
異世界コラボの中では珍しく成功した良作品でした!
なんだこの作品は!
ご存知「ルパン三世」の公式外伝的物語。
もっとも、原作者のモンキーパンチ氏は2019年に亡くなっているので、版権を持つ「エムピーワークス」が関わっているという事らしいが。
色々触れるべき点が多い作品だが、取り合えず絵。
まず、1巻表紙のルパンの絵は全然イメージが違う。
本編に入ると、同じではないものの「似ている」くらいにはなるので、これは表紙だけのものではあるが、これを見た段階で「無いな」と判断する人も多いんじゃないだろうか?
せめて表紙はもう少し原作イメージに寄せた絵を描いておくべきだったと思う。
あと、不二子の絵もかなり異なる。
次元・五ェ門に関しては比較的イメージが近いというか、まあ誰が描いても似るキャラというべきか。
そして肝心のストーリーは、まさかの異世界もの!
これ、最初知らずに読んでいて思わず絶句してしまいました。
原作者が亡くなり、それでも残された関係者が食っていくためにはここまでしないといけないのかという驚き。
このストーリーの前では、多少の絵の違いなど正直どうでも良くなる。
明らかに「違う作品」なので。
一方、このぶっ飛んだ「異世界もの」という設定を許容するなら、その枠内で話はよく練られている印象。
ちょっとカリオストロの影響を受けすぎな気もするが、ルパンの世界観を比較的よく表しているとは思う。
そういう意味では、「邪道・亜流の外伝」としてはアリかも知れず、また原作ファンでも相応に興味をもって読める作品と言えるのかもしれない。
ただね、よく考えるとやっぱり「無し」だと思うのよ。
「ドラえもん」にしろ「サザエさん」にしろ、「国民的マンガ、アニメ」の設定を根底から変えた外伝って、取り合えず興味あるでしょう?
原作のエッセンスを少しでも残して作れば、相応に形になってしまう。
例えば「おそ松君→おそ松さん」のようにね。
(おそ松シリーズは元々ギャグマンガであり、シュールさを際立たせたおそ松さんは十分アリだと思うが)
サザエさんだって、「大人になってから」というエピソードがCM等でもたまにあるが、相応に興味はあるでしょう?
それと同じ。
つまり、偉大で絶大な知名度を持つ原作あってこその注目度であり、単体としては決して優れているレベルではないんじゃないか、という事。
異世界もののルパン三世とは、これだけですごい。ルパンは姫を助けたり一国を滅ぼしたりもするからな。でも一巻ではルパンならではが少なく感じた。