知念実希人のレビュー一覧

  • 硝子の塔の殺人
    "フィクション"を支配する小説。
    僕が初めて味わったメタミステリーです。

    全然予想が出来ませんでした。
    シンプルに分析しても"フィクションを支配する"という
    物語の構造は圧巻です。
    最後に事件の真相していく所は目を瞠って唸りました。
    「ん~~~!!」っとね(笑)。
    読んでいる人も"硝子の塔の殺人"...続きを読む
  • ひとつむぎの手(新潮文庫)
    やっぱり知念さんの作品はとても読みやすいなと思いました。
    物語の緩急があり、人間味があり、推理要素もある中で、感動もできる。
    そんな素敵なお話でした。
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    ミステリー本ですが、医療要素も入っていて楽しいし、知識もつきます。 内容ら鷹央が小鳥遊と一緒に、色々病気(ナゾ)を診断するお話です。
  • ムゲンのi : 下
    4人目のイレス患者。通り魔事件の犯人、少年Xかと思いきや。袴田先生(『 元』院長)が怪しい、でも辻褄合わないし、と途中で思いながら読んでたが。なるほど。久米さん全然優しい人だったのか。少年Xの名前も衝撃。
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    納得の面白さ

    ラノベのような感覚で読みやすくページをめくる手が止まらない
    医療ミステリーというカテゴリは数多く作品があるがその中でもトップクラスに読みやすいのでは無いだろうか

    割とトリビア要素や生活のためになるようなことも書いてありただの推理小説じゃない点も高評価
  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ
    16作目は長編。読み応えあり。不可解な事件の組み立て方だけど、ちゃんと説明が付けられるのが相変わらずすごい。楽しいです!
  • 硝子の塔の殺人
    やばい、めっちゃ面白い。
    途中までは、もう最初から犯人わかってるしいつバレるんだろうと思っていたのに。全く予想外の終わりになって感動すらした。怖いし、夜一人で読んでるとゾワゾワして、おぞましい事件のはずなのに読みたくて読みたくてワクワクしたりして。ベタな名探偵という登場人物に対してこれほどまでハマっ...続きを読む
  • 羅針盤の殺意 天久鷹央の推理カルテ
    普通の会社に勤める会社員の自分には医療の知識は何も無いのに難しい病名や原因などがスッとイヤミなく入ってくる読みやすい医療ミステリ
    クスっと笑えるところもありシリーズの何を読んでも一気に読んでしまう
    師匠との勝負、結局、師匠はお見通しだったんだろうなーと感じました
  • 作家 超サバイバル術!
    面白かった。本を読む人は、少なからず、自分が作家になって、作品が大ヒットし、チヤホヤされて、歴史に名を刻みたいという人が少なからずいると思う。
    作家3人の眼力や分析、見通しが鋭いこともさることながら特筆すべきは、読者ひいては人間の特性を把握していること。人の心の動き、癖、身勝手さなどを把握しているか...続きを読む
  • 硝子の塔の殺人
    聴き読でしたが、めちゃくちゃ面白かった。感情移入してイライラすることもあったけど、最後でそのイライラの正体もわかりました。
  • 屋上のテロリスト
    設定が面白かったし、スピード感と緊張感があってワーッと読み進められました。読み終わったあとも清々しい気持ちになれました。
  • 絶対零度のテロル 天久鷹央の事件カルテ
    やはり『天久鷹央シリーズ』は最高である。とりわけホームズ+ワトソン+アルファの登場人物が良い。本巻では、熱帯夜に凍死という異常な事件からテロルへと結びつくストーリーがミステリ感をアップさせている。
  • 黒猫の小夜曲(セレナーデ)
    展開は、前作の「優しい死神の飼い方」と同じではありますがそれでも色褪せない感動のオンパレード!!
    前作同様に泣きました
  • 螺旋の手術室(新潮文庫)
     切なく悲しい物語だけど、読んで本当に良かった。ラストは号泣。
     親の気持ちが理解できるのは、先立たれてから。ということもあるのだと思った。
     父、母、息子、娘。運命と戦いながら苦渋の決断をしていくストーリーに胸が打たれた。
  • 密室のパラノイア 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    「天久鷹央」シリーズ 面白いです!
    こんな変人で、チャーミングで、天才的な名探偵は初めてです。
    このシリーズ、読み漁りたい!
  • 天久鷹央の推理カルテ 完全版
    まだ、鴻池は出て来ませんが、主人公:天久鷹央と小鳥遊Dr.とのギクシャクした出会いがとてもおもしろいです!
  • 屋上のテロリスト
    この作者のSF作品は読み応えがある。
    ポツダム宣言を受託しなかったという設定も面白いし、日本列島の国内で分断するというのはたしかにもしかしたらありそうとも思えた。
    東西分裂した日本ならではの政治戦も読み応えがある。ラストも感動した。
  • 優しい死神の飼い方
    ホスピスで入院している人たちの後悔を、解決していくにつれて過去の事件が紐解かれていく。
    その後悔となるエピソードを読むたびに涙を流してしまいました。
    2回泣いてしまいました。
  • 硝子の塔の殺人
    オーディブルで視聴。ナレーターの演技力が圧巻で、魅力的な登場人物たちを生き生きと感じられた。序盤から次々に謎が展開されて退屈しない。本格ミステリでありながら、終盤にはヒューマンドラマのような感動や切なさがあり、読後感も良い。忘れた頃にまた読みたい。
  • となりのナースエイド
    2024年4月に父を亡くしました。
    入院中、スタッフの方、特にナースエイドの方には大変お世話になりました。
    そのことを、思い出す一冊です。