荻原規子のレビュー一覧
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わあ、とても好きだなあ、と思いながら読んだ。
ずーっとじりじりとしている、でも気持ちは手に取るように分かる思春期を絵に描いたような二人の距離がまたグッと縮まって、こちらまでちょっと切なくて嬉しくてきゅっとなる。
泉水子ちゃんの成長も目まぐるしく、この巻は衝撃的。
このためにここまでがあった、あとは...続きを読むPosted by ブクログ -
泉水子ちゃんが少しずつ世間のことを学んで強くなろうとしている。
深行くんともっといろいろ話してほしい、と思春期特有の外回りな感じに少しじりじりしながら、それがまたこの年代の良いところ…、と受け手を思いやる気持ちにぎゅっとなったり。
でも深行くんの本当のことが少しずつ溢れるようになって来てうきうきする...続きを読むPosted by ブクログ -
守るという強い気持ち、繋がりが途切れ、恋を自覚し、愛に変わる…今回も良かった。
B・Bってなに?!?!ブルースブラザーズ????!???というか、レイバン??!!?、?となりながら読んだオマケ短編、バニーガールコスを中村明日美子先生作画で見たすぎる…って毎回言ってる…Posted by ブクログ -
泉水子ちゃんが少しずつ世間のことを学んで強くなろうとしていて嬉しい。
深行くんともっといろいろ話してほしい、と思春期特有の外回りな感じに少しじりじりしながら、それがまたこの年代の良いところ…、と受け手を思いやる気持ちにぎゅっとなったり。
でも深行くんの真の気持ちが少しずつ溢れるようになって来てうきう...続きを読むPosted by ブクログ -
明治の神仏分離について最近とてもよく行き当たる。私にとってそれを学ぶ、そういう時期なのかも。
もっとたくさんのことを知りたくなる。
泉水子ちゃん、少しずつ殻を破ろうと仕掛けていて、深行くんとのこともとても気になる。深行くん視点のお話も読みたいほど。中学の深行くんがいなくなったあとの卒業までのことも...続きを読むPosted by ブクログ -
おもしろい…。荻原規子さん初読み。
おもしろい作品に出会えて嬉しい。
泉水子、深いのにとても澄んでいて底まで見える水のような女の子だと思ったら。
それに比べて見かけよりずっと年相応に思える深行。
二人がどう成長していくのかこれからとても楽しみ。Posted by ブクログ -
最高でした。
アタシャ聞いてないよ…?!?!一冊で薔薇も百合もサスペンスもロマンスも手に汗握る剣技も楽しめるなんて??!?!しかも学園もの??、?!!?、?!!狂う。あの。最高すぎませんか…?夢…???
陰謀渦巻くなんでもござれな全寮制女子校…!こりゃすげーわと始まった第二巻、早速フィリエルに忍び...続きを読むPosted by ブクログ -
まさか第二部から別視点に切り替わるとは。
それに、最後の最後に嫁盗りが待っているとは。
今回は、四人組がそれぞれ行く道を見つけるところで終わりでしたが、みんな何かしら見つかって良かったなーと思いました。大団円の終わりです。
自分の望みがどこにあるのか、自覚して持つのは大事だなと、そう思います。Posted by ブクログ -
小学生の時に読んで、どハマリした小説。
自分が住んでいるこの日本で、古代に本当にこんなことがあったら…とロマンを感じていた。
大人になった今でもこの小説を読んだ当時のドキドキやワクワクを鮮明に覚えているPosted by ブクログ -
久しぶりに読んだけれど、やっぱりこの人の作品は一瞬で世界に入らせてくれるから好き
ほんで女の子が魅力的すぎる
ずっと大好きなんやろうなと思えるファンタジー作家さんPosted by ブクログ -
竜退治に行くユーシスを助けるため、ルーンを探し出すためフィリエルの冒険が始まる。
ひょんなことから女王陛下と会ったことを皮切りに物語が少しずつ動き出す。
フィリエルにユニコーンついてきたことが今後どう物語を変えていくのか。
やっとルーンと会え告白しても振られっぱなしなフィリエルを見て胸が痛む。
ルー...続きを読むPosted by ブクログ -
アデイルとヴィンセントの回。
ルーンの出自の謎がちょっとだけわかる。
いつかティガと出会って欲しいけど、全然違う2人すぎてどうなるのかな。
ティガにぐらぐらきそうだけど、ユーシス一筋なアデイルもよかった。わたしならティガがいいです。
星を見上げるアデイルの画があまりに詩的でたまらない。ありがとう...続きを読むPosted by ブクログ -
一応ここで大円団…ということらしい。
残りの3冊は外伝の立ち位置ということ?このまま読みます!
RDGもけっこうバタバタと終わった気がするけど、これもけっこうバタバタと畳み掛けるラストで最高だった。ダイアナウィンジョーンズのような。
ユーシスがあのタイミングで思い出したのがあの子のことだったとか...続きを読むPosted by ブクログ -
女王の座を奪い合う優雅な攻防戦から一転、竜退治に赴く回。
何度もルーンに振られるフィリエルがあまりに切なかったけど、世界の果ての壁に消えてしまった後のルーンの取り乱し方で溜飲を下げた。
竜が現れることに一定の法則があり、その先に異端の研究がある。人間の強みは、道具を支えること。
ルーンと生きるこ...続きを読むPosted by ブクログ -
今度は女学校へ入学!
フィリエルはどこに行ってもフェリエルのままだなぁと思う。
もちろんいい意味で。
そしてルーンとの関係が進展…したのかな?
フィリエルの方が無自覚だから恐ろしい。
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女学校編。
ルーンとフィリエル、
ルーンとユーシス、
アデイルとレアンドラ。
そしてマリエ。
いろんな人間関係がちょっとずつ進展する2巻。
フィリエルの底力がみえてよかった。
兄妹のように育った2人の関係が、いつのまにか恋愛感情になっているパターンは荻原規子さんあるある(?)だけど、今回は割とは...続きを読むPosted by ブクログ -
最高!!!!!!!
萩原規子作品の長編、スロースタートなイメージだったけど、これは一作目から飛ばしまくり。
ファンタジーはこうでなくちゃ。年末の楽しみができた。
田舎で育った孤独な少女が、自らの出自の謎と、異端の研究の謎、守りたい幼なじみの謎を紐解きながらも運命を切りひらいていく物語。
フィリ...続きを読むPosted by ブクログ