田中芳樹のレビュー一覧
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●帝国軍「常勝の天才」ラインハルトと同盟軍「不敗の魔術師」ヤンを軸に描く宇宙戦記。●黎明編では、アスターテ会戦での両主人公の邂逅、難攻不落を謳われるイゼルローン要塞攻略戦、撤退戦に注目のアムリッツァ会戦が見所だ。第三勢力の経済大国フェザーンや怪しげな宗教団体「地球教」の動向も興趣湧き立つ。●また、名...続きを読む
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ヤン亡き後、頑張るみんな( ´∀`)だけどラインハルトの心の傷が一番深いかも?(・・;)今回、アンネローゼ様の登場が多くて嬉しい(^^)次回はラインハルトが薔薇を持ってポッとする姿が見られるのかしら(*´艸`*)Posted by ブクログ
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とても面白かったです。銀河の覇権を決めるバーミリオン会戦が描かれます。天才ラインハルトがヤンを圧倒するのか期待がかかります。帝国主義と民主主義のメリット、デメリットがよく分かる話になっています。Posted by ブクログ
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面白かったです。読んでいて悲しくなったのは久しぶりでした。半身を失うことはどんな気持ちか推しはかることはできませんが、今後のラインハルトの行動が全てを示していくことと思います。良君となるか、暴君となるか、楽しみです。Posted by ブクログ
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面白かったです。英雄ヤンが前線から呼び出され、先の戦いの責任を問われます。謎の査問にかけられ大変な目にあいますが、この辺りの描き方は藤崎版ならではのユーモアが効いています。Posted by ブクログ
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第2次アトロパテネの会戦の終結までを収める第20巻。ギーヴもダリューンもナルサスもそれぞれに見せ場があって嬉しい。
ヒルメスの出生の秘密に続き、次巻はアルスラーンの生まれについて語られる場面から。続きを楽しみに待ちたい。Posted by ブクログ -
政治的陰謀、戦略的な戦闘、そして登場人物の内面の葛藤など、さまざまな要素を巧みに組み合わせています。複雑なキャラクターとその人間関係が物語の深みを増し、読者を引き込んでやみつきにさせます。
著者の田中芳樹氏は、宇宙空間での戦闘シーンや政治的なやり取りをリアルかつ詳細に描写し、読者を圧倒します。また...続きを読む -
アルスラーンがやってきた貿易港では、商人は、粗野で盗み癖のある積荷業の男たち(奴隷も含む)を真面目に働かせるためにヤクザ(用心棒)を雇っており、海賊の撃退も自分たちでする。本来、防備をするはずの役人はなにもせず悠悠自適。商人の中には海賊とつるんでいる者があらわれ、街を乗っ取ろうとする。…あれ?日本の...続きを読むPosted by ブクログ
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回廊の戦いの終結、そしてヤン・ウェンリーの死。
原作で展開を予め知ってはいても、ついにここまで来たかと感慨深い。雄々しくもなく華々しくもなく、名台詞も吐かない静かな斃れ方は、最後までヤン・ウェンリーらしい。Posted by ブクログ -
とはいえ、人によってはスカっとするかな?
ボダンにムカつくこと数年、やっとスカッとしたと思ったら
ヒルメスの出自がついに明らかに。彼の心中はいかばかりかと、好きではないのに切なくなります。
狂った親の犠牲者ですね。
そしてアルスラーン王子の、「やはり」な出自も。
それを受け止められるまでに大人に...続きを読む -
アンドラゴラスは好きになれないが、シャーオとはそういうもので、アルスラーンが異端なのだと再認識した。其々の思惑で各陣営が動く様は、ゲームオブスローンズと似ていて、興味深い。Posted by ブクログ