宝樹のレビュー一覧
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途中読み辛いところもあったが、いい締め方だと思った。
あえてここまで書かないことも含め、改めて三体が面白かったと実感させられた。
最初に書いてある通り、Xは三体シリーズとは別物、別の可能性の一つの物語。それをこのクオリティで書かれたら、そりゃ三体ファンなら面白いし、世界観が再び味わえるだけで喜ぶ。
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最後のあなたが書き残してって話はどうなのってなったけどAAと雲天明の話と歌い手の話は大好き
なんかロマンチックだった
あと智子は想像を絶する美女であってほしいから実在の人を持ってこられたのはちょっとね〜どんなに素敵な人でも違うって思っちゃうかも
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死神永生の救いのない転回が、この作品で中和されるような感覚があった。
この作品を読まなかったら、このシリーズに対してはネガティブな印象を持ち続けたと思う。Posted by ブクログ -
三体シリーズの二次創作の公式スピンオフ、なんて聞いたら読まずにはいられなかった。もはや三体シリーズの細かいことを忘れているため、思い返しながらの読書となった。
作者は"原作を隅々まで読み込んだ三体オタク"なのだろうという熱量がひしひしと伝わってきた。あの物語と並行して謎を解き、あちこちを繋げて伏線を...続きを読むPosted by ブクログ -
三体原作とは別著者の二次創作。
三体原作はリアリティーのある物理理論や法則をもとに描かれていて、非常に面白かった。
こちらは完全なSFでちょっとどうかなと言うところもある。
ただ原作との辻褄はよく合ってるし、面白い。
原作者が認めているだけの事はある。
ただ最終的には原作で謎にしておいて、世界観を保...続きを読むPosted by ブクログ -
・8月15日に読み始め、19日に読み終えました。
・すごい!めちゃくちゃ同人誌だ。おもしろかった。Ⅲで「どうなった/なるんだろうな」と思ってた箇所がたくさん補完されてて、良かった。すっごく楽しく書いたんだな…… ってわかって楽しかったです。私も二次創作をする人間なのでなおさら……
・AAの前世...続きを読むPosted by ブクログ -
二次創作感は否めないのは誰もが感じたことだと思うが、〈三体文明〉や「死神永生」についての解釈は“これを超えるものはない”と感じた。
“歌い手”などの存在しない用語と単位によって交わされる異次元のやり取りは魅力的なものだった。
「三体」シリーズに奔走し、結末を見届けた者へのボーナストラック。
「三...続きを読むPosted by ブクログ -
「三体 死神永生」以後について、また、それまでに描かれてこなかった側からの話を描いたファンフィクション。
原作で特に気になっていたアイAAとユン・ティエンミンのその後は、この本全体にとってはプロローグ的に書かれ、そのあとからこそが、このファンフィクションの凄いところだった。
大胆な発想で自由に、三体...続きを読むPosted by ブクログ -
『三体』の二次創作。インターネットに発表した作品が評価され、本家公認となって出版された。雲天明が三体世界に囚われた状況を語る。拷問は過酷であった。三体人側には残酷なことをしているという自覚もない。現代日本の人質司法や外国人収容と重なる。三体人は地球人と接触することで、だますことを覚えた。その結果、だ...続きを読むPosted by ブクログ
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「三体Ⅲ 死神永生(ししんえいせい)」刊行直後(なんと1ヶ月以内!)に当時アマチュアだった宝樹(パオシュー)さんが二次創作として本作をネットで発表。大きな反響となって本家、劉慈欣さんからも公認されて出版されたという。
なんだか、90年代後半から瞬く間にネットで拡散された「僕が勝手に考えたドラえもんの...続きを読むPosted by ブクログ -
三体シリーズとは別の著者が書いたスピンオフもの。三体世界のことを調査するため人類が主人公の同級生の脳を送り込んだ後、理解できた世界が描かれる。謎解きが明かされるワクワクもあり、面白い。Posted by ブクログ
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「三体」にどっぷりハマった著者がそのロスを抑え切れずに書いた本家の「余白」。それが公認として発売される展開もスゴいし、そのストーリーも良かった。本家らしい重厚感もあり、スピンオフらしいポップさもあるような、公式っぽくも読めるしジャンク品っぽくも読めるというか。天明が三体世界に拿捕されてからの歩み、A...続きを読むPosted by ブクログ
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ファンによる二次創作とは思えないクオリティ。三体本編で良く分からなかった部分などが上手く想像で補われている。巻末に三部作目の簡潔なまとめがあるのも有り難い。
想像を絶する(もはや読んでもイメージしきれない)技術による闘いのスケールに、よくわからないのに感動する、という不思議な体験が出来た。Posted by ブクログ -
とても面白かった。少し俗っぽいところがあるのがオリジナルとの違いかな?世界観の広がり、物理学的なアプローチなどは遜色ない。三体の三部で曖昧な理解だった事をおさらいをしながら説明しもらえる感じ。ますます三体ワールドが好きになってしまう一冊だった。Posted by ブクログ
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『穴居するものたち』と『成都往事』がお気に入り。タイムトラベルと恋物語が相性抜群なのは言うまでもないけど、この2本は設定やスケールの壮大さ、SFとしての辻褄も合っていて読んだ後にため息が出るほど良かったですPosted by ブクログ