庵野ゆきのレビュー一覧

  • 竜の医師団2
    満足。第一部・完て感じ。
    ディドウスがおじいちゃんだけどたまに竜の王たる所以を見せつけてくるのがすごくすき。
  • 竜の医師団1
    やっぱし、なんか、学園ものっていいですわ…。なんか、私ってどうしても、恋愛の方に妄想してしまって、途中で、止まっちゃうんだよねぇ、呼んでる時。(恋愛要素ないのに!)うはは…。うん。
    竜の、ゲップでそこらじゅうが火の海になるって、すごっ!そんなことあっちゃあ、たまりません!だって、私、一日に二、三回不...続きを読む
  • 竜の医師団1
    この世は竜の創しもの。竜のあるところに豊穣あり。だが竜が病む時、彼らは破壊をもたらす。

    本書巻頭に記された「カランバス中興記 序文より抜粋」の抜粋ですが、そうなると「竜には健康でいてもらわないとね、竜が病んだときに治療する医師がいるよね」ってことになるわけで。
    竜との共存が成り立っている世界で、竜...続きを読む
  • 竜の医師団2
    ヤポネが差別される理由、真珠の民の真実、ニーナの秘密などなど、今までの謎が全部丸っと回収。
    そして医療シーンに全く変な箇所がないのが素晴らしい。餅は餅屋か。
    壮絶な話もあるが、爽やかに終わる。
    完璧。
  • 竜の医師団1
    竜がいるファンタジー世界。魔法は存在せず、そこそこの機械が存在するスチームパンクな世界観かと思う。
    年表や、竜と人の関係がしっかりした骨太の世界に好感が持てる。様々な人種や文化、差別なんかも存在する。
    今回のメインは竜医療だが、作者の一人が医師なだけあって物凄くちゃんとしている。ちゃんとしていない物...続きを読む
  • 竜の医師団2
    今回も面白かった!
    死ノ医師団とはそーゆーものだったのか。
    レオのバックグラウンドもよくわかり、色んなことがカチッとハマってなるほど!という感じだった。
    龍のためを思うこと、自分達の生活を思うことはイコールにはならないよなぁ。
    なかなか難しい。
    竜の目を持ったリョウは今後どうなるのかな、早く続きが読...続きを読む
  • 竜の医師団1
    たまにちょっと読みにくいなと感じる箇所もあったけど、総じて良い‼️
    こんなファンタジー素晴らしい!
    竜が世界を創る。
    竜あるところに豊穣あり、だか竜が病む時破壊をもたらすなんてワクワクする!
    その竜の病気を退ける医師団たち!
    キャラも各々個性がたっていてよいし、また竜が可愛い!都合が悪くなると聞こえ...続きを読む
  • 竜の医師団2

    竜好きにおすすめ

    竜がでてくるファンタジー好きにおすすめ。
    2巻の最終章を読んで1巻の冒頭に出てくる伝承の意味がわかる。
  • 竜の医師団1
    竜とともに暮らす人の世界において、他の物語ではおよそ語られることのなかった竜がかかる病の描写のなんともリアルなこと。
    スケールが違いすぎてどこが原因の箇所かを探すのも命懸けという
    物語の外から見たらコミカルにさえ思える医師団の必死な感じや
    年老いた竜のまさにおじいちゃんな態度など
    想像しながら読むこ...続きを読む
  • 竜の医師団1
    そ、そんな!!
    そこで終わるなんてズルい!!
    早く続きを読ませて!!
    と、叫びたいくらい面白かった。
    本のタイトルから分かるように病や怪我をした竜を治す医師団の話なのだけど、ファンタジーだし最初は魔法とかで治すのかなとか思っていたら、ちゃんと医学に基づいて治すし、病の原因も具体的。
    読んでいてなるほ...続きを読む
  • 水使いの森
    1ページめから、「アッこれはかなり好みのファンタジーだ!!」と悟りました。読めて良かったー。とんでもない名作に巡り会えました。
    上橋菜穂子さんを愛読していそうな作品だと感じました。タータとミイアがチャグムとバルサの関係を思い出させる。お互いに救い救われお互いは別れてその先の未来を見させる関係最高。
    ...続きを読む
  • 水使いの森
    雷、風、土、火、光、この世に存在するありとあらゆる力を使いこなした先にある水丹術。
    後継者である妹に先んじて水丹術の才を示した幼い王女ミリアが、政治的な諍いを避け、城を抜け出した先で出会ったのは伝説として語られる水蜘蛛族の彫り手だった……。

    イシヌ王家により統治されている砂ノ領を舞台としたファンタ...続きを読む
  • 叡智の覇者
    「真実は誰も救わない。ただそこに存在するだけ、全ては受け手次第だ。理解するだけの知がなければ、あるいは受け止められるほどに心が満ちていなければ、容易に欠け、ねじ曲がる。真実とは、時に暴力であり、万物において突き詰めるべきとも限らない。例えば、式要らずのハマーヌが、その精神の支柱において、真実を必要と...続きを読む
  • 幻影の戦
    面白かった! こんなにどんでん返しがあるファンタジーは初めて。人物も魅力的だし、お話がちゃんとまとまっていて、読後感すっきり。一気読み。
  • 幻影の戦
    前作の水使いの森  より うんと面白かったです。
    もう一気に読みました。
    この作者の 色や自然の描写がとても美しい。
    今回は特に 政治的色合いも濃い
    双子の王女たちの 自らを犠牲にしても国や民を守っていく。
    という姿勢も心地よい。
    この本の最後に ふと 水蜘蛛像は本当は死んでないんじゃないのか?
    ...続きを読む
  • 幻影の戦
    何回も読み返してしまった。

    前作を上回る面白さ。
    深まる世界観。怒涛の展開。登場人物の心情が絡み合い、壮大なストーリーを織り成していく。
    苦しみと憎しみと。孤独と矜恃と。愛と希望と。

    そして最後は百合…!(笑)

    唯一の難はハマーヌが出てこなかったことかしら。
    続刊での登場に期待!
  • 水使いの森
    これは好みドンピシャ!

    女の人たちが皆カッコいい!

    何より世界観がいい。丹導術という魔法が出てくるが、これはこの世界のエネルギー学とでもいうべき学問。
    風、水、土、火、光などの分野があり…といえばありきたりに聞こえるが、これらは属性ではない。
    例えば風使いは、風そのものを操るのではなく、振動や気...続きを読む
  • 水使いの森

    引きずり込まれる異世界

    読み応えのある濃厚な作品。本文のイメージ通りの禅之助さんのイラストが素晴らしいが、この物語は光景が目に浮かぶところも秀逸だ。また、比求式と舞によって力が生み出されるというメカニズムをはじめ、理論上の裏付けがあるかと勘違いするほど、丹念な科学的検証がなされている。庵野ゆきさんはフォトグラファーと医師の...続きを読む
  • 水使いの森

    楽しかった

    化学と物理学と魔法が合わさったような術を操る人々のお話。世界や歴史を様々な部族の視点から描いている。戦闘マンガ風に軽く読むこともできるが、よくよく読めばジェンダー論的な考察もあり。色々な読み解き方ができる。おすすめ。
  • 竜の医師団1
    虐げられし民であるリョウはある日追手に追われて暮らしていた孤児院から旅たった。その際恩人の先生から治外法権である竜の医師団の入団試験資格書を渡され、医師団試験に挑戦するため竜の巣へ向かう、そこではリョウの知らない世界が広がっていた。

    竜を治す医師たちではあるがイメージしているお医者さんではない、山...続きを読む