一条岬のレビュー一覧

  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    登場人物たちの情景が目に浮かぶような最初から最後までずーっと優しい物語で読み終わったあとは心が洗われたような気持ちになった。
    優しい眼差しを向けてもらえるのって幸せなことだよなぁと思った。。
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    私は映画を見てから、小説を読みました。
    世界観がとても好きで引き込まれました!
    映画も、小説も是非見てみてください。
  • 今夜、世界からこの涙が消えても
    どこまでも友達想いな泉ちゃんに惚れた
    決してハッピーエンドでは終わらせず登場人物がどのように成長するのか読者が考えさせられるのがよき、、
  • 今夜、世界からこの涙が消えても
    「今夜、世界からこの恋が消えても」のスピンオフ作品。
    「今夜、世界からこの恋が消えても」の終わり方も、悲しさはあれど、進んでいる感じで良かったが、今作も終わり方がハッピーエンドな感じで良かった。
    今度は泉が主人となっていて、複雑な心境を吐露しながらも物語が進んでいく。
    途中、泉の両親の関係性について...続きを読む
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    シンプルで分かりやすいストーリーだった。
    覚えていること、忘れてしまうこと、それぞれに意味があることだなと思った。
    出会いがあれば別れもある。
    今会える人との記憶、別れることになってしまった人との記憶、それぞれがその人の人生に何か意味を与えてくれていると信じて生きていこうと思った。
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    突然の展開に衝撃で心に穴空いた気分とうるっときた。透の思いやる心、優しさをより一層感じる事ができた。
    毎日が当たり前じゃなく、生きてる事が奇跡で目の前の1つ1つの出来事を大切にして生きていく。深いメッセージを感じたなぁ。とてもよかったです!
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    「日常にある当たり前の再確認」が本文を読んでいて1番の認識だった。生きること、人と出会い関わること、お金、周りの環境などなど、ありふれているもの達が実は奇跡の連続であって、なくなってしまうのも確定であるなら。大切に、感謝を忘れてはいけない。
    終章があまりにも怒涛の展開で、予想以上に日常の随所が情動と...続きを読む
  • 君が最後に遺した歌
    最後の方の章では、もう涙涙でした。
    母親として自分が子供を産む意味。
    『命を与えたのではなく、命を受け取ってもらった』
    こうして、自分の命が繋がっている。
    自分の生きた証が残されていく。
    読みやすくて一気読みしてしまいました。
  • 嘘の世界で、忘れられない恋をした
    またまた切なくて愛おしい物語です。

    嘘をつくのは良くないけど
    中には大切な人のために必要な嘘もある。

    この物語には大きく2つの嘘があるんだけど
    どちらもお互いのことを想っての嘘。

    それぞれの嘘に込められた想いが
    ストレートに刺さって切なくなる。

    大切な人がいるってこういうことなんだろうなぁ。
  • 君が最後に遺した歌
    歌で生きていくのは厳しい世界だから
    夢ばかり見てられないって
    自分なんかが出来ることじゃないって。

    その綾音の気持ち凄く分かる。

    厳しいと分かっている世界に飛び込むのは
    怖いし自信持てないよね。

    でも春人が綾音の歌声に可能性を感じて
    春人なりの形で綾音の背中を押して
    綾音は歌手になる夢を叶えた...続きを読む
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    今あるものが当たり前ではなく、いつかなくなってしまう。そう思うことでより大切にできる。

    記憶が消えるとしてもそれでも何かしてあげたいと思える存在。今自分は時間とか健康とか、幸せを持っているんだと気付かされた。

    後半の怒涛の展開に驚きはしたが、透、真織、泉、早苗、それぞれの気持ちに心を動かされまし...続きを読む
  • 今夜、世界からこの涙が消えても
    愛は一番美しくて、なおかつ、1番歪んでいる。
    人にはあまり言わないけど、自分の中で忘れたくないと思う感情って、誰しもが持っていると思う。それを無理して棄てようとするのではなくて、受け入れた上でそのままでいいと思えると未来の自分が辛い想いをしなくて済むのかなと感じた。
    時間は良くも悪くも過去を置き去り...続きを読む
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
     とても爽やかで、切なくて、愛しい日々を想うようなお話でした。

     家庭に少しの不安と確執を抱えていても、無色透明とでも言えるようなあまり特徴も面白みもない性質の男子高校生が、ひょんなことでお付き合いすることになってしまった疑似恋人と日々を過ごすうちに、どんどん生き生きと変わっていく姿がとても素敵で...続きを読む
  • 君が最後に遺した歌
    一条岬さんの「今夜、世界からこの恋が消えても」が面白かったので読んでみました。タイトルに「遺した」と書いてあるのである程度の結末は予想できましたが面白かったです。
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    映画の主演が道枝駿佑さんという理由だけで見に行ったので正直内容は分からずに行った。だが、とても感動して涙が止まらなくなった。実際、小説を読んでもとても感動する内容で映画とはまた違った感動を感じられた。タイトルの意味を理解してから読み直すと尚感動するのでオススメ。
  • 今夜、世界からこの涙が消えても
    映画を見たあとに“今夜、世界からこの恋が消えても”の方を読み、この本を読んだ。
    透に思いを寄せていた綿矢がとても切なく思えた。タイトルの意味が理解出来た瞬間の感動が凄かった。
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    予想していた展開とは違い、凄く切なくでも後味よく終わるお話でした。1日1日を大切に、そして自分の周りの人への感謝を忘れずに毎日を過ごしたいと思えるようになりました。透が‥素敵な子すぎる。
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    とにかく読みやすかった。なんかわからんけどスラスラ進んで、いつもならもっかい文を何度か読み直すこともあるのにそれが全然なかった。
    小説の内容もほんとに感動した。読んでてある程度話の展開を予想すると思うが、割と以外の展開でおもしろい。全然本読む時間なくて、全く最近読めてなかったが、インフルエンザになっ...続きを読む
  • 今夜、世界からこの涙が消えても
    映画公開をきっかけに
    今夜世界からこの恋が消えてもを読みました。

    秘密を守りながらも大切な人のためになら
    何でもしたいと思えることに憧れます。

    今回は綿矢泉の視点から描かれてるんだけど
    あの出来事の裏でこんな事があったんだ
    見えてなかった事実があったんだ
    と発見の連続でした。

    好きな人に振り向...続きを読む
  • 今夜、世界からこの恋が消えても
    世界から恋が消えるってどういうこと?
    って考えれば考えるほど気になった。

    そして美しい表紙に心を奪われて
    迷わず手に取った一冊です。

    透と真織の馴れ初めはひょんなことからだけど
    何気ない日常を積み重ねながら
    お互いが大切な存在になっていた。

    真織の未来はどうなるんだろって気になるけど
    きっと透...続きを読む