夕木春央のレビュー一覧

  • 方舟
    読み応えあり、そして次が気になり久々に一気に読み進めた一冊。
    犯人は誰なのかを推理しながら読んでいたがまさかの違う結末に辿り着くとは思わなかった。
    最後の展開には驚愕と恐怖を覚えた一冊。
    まさに恐怖のどんでん返し。
  • サロメの断頭台
    面白かった!
    著者の小説は「方舟」「十戒」しか読んだことなかったけど、この本はシリーズ物だったのね。。。
    でも前の作品読んでなくても全然ついていけたので良かった。

    はじめの方からちょっとずつ謎は出ていて最後にすべての謎が解き明かされる感じが好き。

    けど、やっぱり方舟、十戒には及ばないかなぁ
    方舟...続きを読む
  • 方舟
    シチュエーションスリラーの様な設定にのめり込み、全員疑わしく、次から次へと起こる出来事に読む手が止まらない。その斬新さが売りなのかと思っていたが、全てを凌駕する圧倒的結末。あの一行で、インヴァート。
  • 方舟
    見事にひっくり返された〜〜

    やっぱり頭の回転早い登場人物がいると
    読み応えあってめちゃくちゃ面白い!

    なんとなく夜は怖くて読めなかった。
  • 方舟
    クローズドサークルが好きなんだなと再確認。こういう設定の本ほど、次が気になってどんどん読み進めてしまう。終始面白かった。
    でも一週間も過ごせるのがやや違和感はあったかな。そんなにのんびりできるもん??どんどん水がやってくるなら、なおさら一日でも一時間でも早く、誰かが助けを呼びにいけたのでは?一週間も...続きを読む
  • 方舟
    これほどまでに心が引きずられる小説は久しぶりだ。
    こういう大どんでん返しのあるミステリーが読みたかった。
    最後の1ページで、希望が絶望に変わるその瞬間、落差に震えた
  • 方舟
    ぞくぞくして、心臓が震えた。
    平和で安全な自宅で読んでいるにも関わらず、言葉にできない閉塞感と焦燥感が付き纏って頭の中から離れない。
    半ばあたりから、最後の最後まで息つく間もなく一気読み。
    誰が?なぜ?という疑問と、結末が気になって気になって…。
    謎だらけだったのに最後の明解な謎解きも素晴らしく、さ...続きを読む
  • 方舟
    不可解な謎を少しずつ紐解いていき、すんなりと解決したように思えたが最後の最後でどんでん返しが起きた。鳥肌が立つ終わり方でとても印象的だった。
  • 方舟
    こーれは面白いね。ただ犯人がわかるだけのミステリーではなく、最後の最後の心の動きが震える。
    狂気を感じる。買って読みたいかというと何度も読むかという点でやや微妙だが、人と感想を共有したくて話題にしたくなる一作。怖いけど面白かったー!
  • 方舟
    結末が衝撃すぎて思わず「うわあああっおい」って叫んだ。
    エピローグは鳥肌と半開きの口のセットが必需品ですね。
  • 方舟
    あと数ページで終わるのに
    どういう結末になるの?!
    と焦って推理しながら読みました。
    エピローグの回収がやばすぎる。
    ドキドキしながら読みました。星5ですー。
  • サロメの断頭台
    超★5 絵画の盗作疑惑から次々に事件が発生… 混沌とした謎が一気に紐解かれる傑作 #サロメの断頭台

    ■あらすじ
    舞台は大正時代の東京。油絵を生業としている井口のもとに、資産家のロデウィック氏が訪れる。彼は井口が描いた女優の油絵を称賛し、高値で買い取る打診をするも、この絵とそっくりの作品を見たことが...続きを読む
  • サロメの断頭台
     天才芸術家の死から始まり、それから盗作疑惑、贋作事件、そして『サロメ』の見立てを連想させる連続殺人事件が起こっていく話で、先中であれだけの謎が浮かんだにも関わらず、終盤でそれらの真相を全部回収していく様子や、大正時代のレトロな感じを思わせる作風、緊迫する展開、そして『サロメの断頭台』というタイトル...続きを読む
  • 十戒
    この人怪しいと思っていたら違う人で、でも本当は合っていて、と方舟同様何回も驚かされた。しかし、方舟程ではないなとネタバレ解説を読んでいたら綾川=麻衣であると分かりやっぱり面白いなと思った。方舟と十戒をおすすめしてきた友達が方舟から見ることを強調していた意味が分かった。綾川と麻衣は似ているなと思いなが...続きを読む
  • 十戒
    犯人を探してはならないミステリーは斬新で、とてもハラハラしました。

    犯人の行動力に驚かされるばかりです。
    方舟→十戒の順番で読めて良かったです。
  • 十戒
    またやられた!方舟に続いて、ラストの展開にまた驚かされました!面白かったー!こういう衝撃を味わいたいから、私は小説を読むのだろうなと思った。父との会話が、いつ最後になるかわからない緊迫した場面に考えさせられた。私も父との最後の会話はよく覚えています。心残りです。
  • サロメの断頭台
    夕木春央と言えば真っ先に【方舟】が思い浮かぶかもしれないが個人的には今作【サロメの断頭台】の方が印象に残った!


    大正が舞台なのも雰囲気的によいが、【方舟】や【十戒】は現代が舞台となってなってるがしっかり棲み分け出来て違った方向性なのも良し!

    物語終盤の不穏で嫌〜な想像を掻き立てられる描写は是非...続きを読む
  • サロメの断頭台
    サロメと大正を掛け合わせるミステリをとても楽しみにしていました。
    今回も容赦なくて、とても面白かった。
    自分の絵を買ってくれるという人が、実はこの絵を見たことがある盗作ではないと証明してくれと言われ、その犯人を探し出す間に主人公の周りで殺人事件まで起き両方の証明をしなくてはならなくなった主人公。
    ...続きを読む
  • 方舟
    誰かが犠牲にならなければ
    生き残れないという究極の場面の中に
    もし自分いたならなんて考えたくない
    生きることへの執念に恐怖と驚愕
    一筋の希望の元に出口に向かった一行が
    ラストに局面する絶望を思うと
    ぎゃーと声をあげ
    ふぅーとため息ついて
    モヤモヤに心が占領される
    こんなミステリー展開 凄い!
  • 方舟

    最後やばい

    推理とかも凄いし何となく犯人この人なんだろうなって思って読んでたけど、そんなことでお話かつまらなくならないくらい最後が凄かった!