榎田ユウリのレビュー一覧
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久しぶりのレビューは大好きな榎田ユウリ!
そして待ってましたの第二弾‹‹\(´ω` )/››
ゆるふわ男子の企業相談に始まり、秘密ありありの美少女&オカメインコ、イケメン神鳴の悩み…
榎田ユウリのセリフのテンポ、間や掛け合い、脳内再生される一人称は立板に水のごとくで、とにかく読んでいて気持ちいい...続きを読むPosted by ブクログ -
『妖奇庵夜話』シリーズ5作目。
今回はマメ。マメの生い立ち、隠された秘密にスポットがあたっていて、マメの過酷な生い立ちも相まって結構シリアスな展開だった。
人の心って黒、白というふうにきれいに二分割できるものではなくて、白よりのグレー、黒よりのグレー、というように善と悪の間を揺らぎながら周りに順応し...続きを読むPosted by ブクログ -
ほんタメで、あかりんが年末年始に読みたいシリーズであげていたカブキブ!
歌舞伎は歌舞伎座でみたことがあるけど、
そこまで興味がわかなかったけど、
小説で読んでみるとすごくおもしろい!
ドラマやアニメのような展開で、いいところで終わるんだもんなぁ〜
しかも主人公は演じるのは大根役者(笑)
誰が助けてく...続きを読むPosted by ブクログ -
DNAの解析技術の進歩により、妖怪のDNAを持つ人間が存在することがわかった。
果たして彼らは人なのか否か?特に人間離れした能力を持つ妖人に人間は恐れを抱いている…そんな設定でのお話。
妖人絡みの事件で出馬する美貌の茶道家の妖人伊織の存在感はもとより、同居している妖人たちのキャラがとても魅力的で、こ...続きを読むPosted by ブクログ -
一巻を読み始めたのは夏で、少しずつ読み進めて最終巻まで読み終えました。
登場人物たちが魅力的で、最後まで面白かったです。
私のお気に入りは櫻嵐!
非常に男らしいけど、見目麗しい姫に私の心も奪われました。Posted by ブクログ -
全5巻。ついに読み終わってしまった。
最終巻である「夏の子供」が1番好きだ。
太一と魚住のふれあいが温かくて微笑ましくて、とっても好き。
あ、あとお祖母さんお手製の肉団子が食べたい。
沢山の出会いと同時に、沢山の死が描かれているシリーズだった。
魚住を通して、いつか迎える大切な人との別れ、自分自身...続きを読むPosted by ブクログ -
全5巻とおして、生と死を考えさせられた
毎回泣けてしまい、また読みたいなと思うシリーズ
BLだけど、それを超えて大きくなったら子供達にも読んでほしいと思う
薦めるには少しドキドキしちゃうけど!
愛と人生…
魚住くんが幸せでいてくれたらいいなと心から思ったPosted by ブクログ -
あ〜読み終わってしまった、、、
でも魚住と周りの人々の人生は川の水のようにゆるやかに流れて続いていくんだなと思える、本当にほんとうに良い終わり方でした。
「そうだよね、人は生まれるんだよね。死ぬ人もいるけど、生まれる人もいるんだ」(p.319)
魚住のこのセリフが全てだった。
最初にこのシリー...続きを読むPosted by ブクログ -
ようやくスイッチが入った久留米、どこを取っても最高の(魚住だけの)男で良い……………。今時の言葉で言うならスパダリというやつ。
前巻がものすごく辛くて悲しい話だった分今回は前を向ける話が多くて(ただし今回も一部は辛い)、読んでいる自分も救われるような気持ちだった。
しかしマリと響子の兄弟のくだり、...続きを読むPosted by ブクログ -
初めてこれを読んだときから10年近く経ってしまって、内容もすっかり忘れてしまっていたけれど。最近なぜかずっと読みたいと思っていてやっと読めた。
こんなに痛くて辛くて愛しいお話だったんだ、と泣きに泣いた。
ここからは私の話も書かせてください。
これを初めて読んだ時はたぶん感動とかで泣いていたと思...続きを読むPosted by ブクログ -
前半は魚住の過去につながるお話。まあまあ濃いというか重い話。
シフォンケーキをみんなで食べる話はなんてことない日常の1コマなのに、鼻の奥がつんとしてしまった。
個人的にこの巻では「彼女のwine,彼のbeer」が1番刺さった。ただのうざい女の子だと思ってごめん安藤さん。
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「だって、疲れ...続きを読むPosted by ブクログ -
ただ2人の恋愛の話だけが書かれているのではなく周りの人達の話まで深くかかれていて、登場人物一人一人に愛着が湧きました。真澄の感情がだんだん豊かになっていくのがとても嬉しく感じました。
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とうとう完結。ずっと追い続けた作品。世界観が本当に大好き。
洗足家に関わる全ての人々に平穏な日々がこの先ずっと続きますように、、、。心からそう思った。
青目と伊織が過した静かな日々を中村明日美子先生がコミックで見事に描ききっていて更に感動。
またどこかで妖琦庵での日常を覗いてみたい。Posted by ブクログ -
40間近のメガネイケおじ×2と子猫。
そして愉快で個性豊かななシェアハウスメンバー。
明るい話かと思いきや、なかなか地に足着いたというかハードな背景というか現実的というか。榎田ユウリ作品だなぁ。
人間関係、人生上手くいくばかりじゃないよってのが多く描かれるよね。でもそんな時にどう立ち直るのか。乗...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わった。
最初買い始めた頃はこんなに続くと思わず、そしてこんな展開だと思わず、さらにはこんなに最後まで読み切れると思わずでした。
青目の事実。
二人の時間。
音とともにゆっくり描かれる世界は耽美でした。
先生の言葉…染みますね。
自分のために生きること
価値なんて必要ないこと
できないこ...続きを読むPosted by ブクログ -
冬の海から始まり、夏の海で締めくくられる。
伊織と青目の海辺の散歩と、伊織と脇坂の海辺の散歩。
対極的な二つの散歩。
伊織が脇坂を労る会話のシーンでは、脇坂の弱さを包み込むような優しさで涙を誘われた。
視覚を失っても、強く聡い伊織に戻って、夷とマメの家族と慎ましく暮らしている感が幸せな気持ちにさ...続きを読むPosted by ブクログ -
終わってしまった。ずっと読んでいたかった。
でも先生がいうように彼らは東京のどこかにいるのかも。
脇坂さんと先生の朝の散歩は、読みながら脇坂さんと同じ様に泣きそうになり、堪らえようと喉がしめつけられるようになり、でも結局涙してしまった。
忙しいって、つい言ってしまいがちだけど、気にかけてくれる人...続きを読むPosted by ブクログ -
あ〜ついに終わってしまった(/ _ ; )
父親「鵺」が射殺され、弟の「鬼」青目と行方不明になった後に義眼で戻ってきた伊織。
前作ラストシーンから2年越しの真の完結!!
発売予告にファンは狂喜乱舞し、ラストシーンで書かれていなかった青目と過ごした日々が書き下ろされました‼︎
「千波万波」最高だった...続きを読むPosted by ブクログ -
この結末以外はありえない、というくらい最高の物語の仕舞いかた。
表題の「ラストシーン」といい、それまでの物語の繋がり方、全てが計算し尽くされているかのように、綺麗にピースにはまるさまには心が震えた。
とてつもなく、家族愛について考えさせられる物語だった。
血よりも固い絆、血による濃い想い。
私自身も...続きを読むPosted by ブクログ