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茶室・妖奇庵の主は、隻眼にして美貌の洗足伊織(せんぞくいおり)。ヒトと僅かに違うDNAを持つ妖人だ。家令の夷(えびす)、家事手伝いのマメと共に静かに暮らしていたが、《鬼》の属性を持つ青目にマメが襲われて以来、危機感を強めていた。そんな折、妖奇庵を訪れた《貘》から「妖人というだけで差別され、妻子が苦しんでいる」と相談を受ける。一方、子供のように無垢なマメには、過去からの脅威が近づき……。人気作第5弾、文庫書き下ろし。
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Posted by ブクログ
『妖奇庵夜話』シリーズ5作目。 今回はマメ。マメの生い立ち、隠された秘密にスポットがあたっていて、マメの過酷な生い立ちも相まって結構シリアスな展開だった。 人の心って黒、白というふうにきれいに二分割できるものではなくて、白よりのグレー、黒よりのグレー、というように善と悪の間を揺らぎながら周りに順応し...続きを読むたり自分の心を守って生きているのが常だと思う。 片方でしか生きられなかったとしたらもう、分割するしかないんだね。 そんなことも、いろんなことを考えさせられる話でした。
いつもニコニコ笑顔のマメの悲惨な過去 生まれてしまった2つ目の人格 トウはマメしか愛されていないと思っていたけれど伊織さんはちゃんとトウも愛していたんだね 話の間の真っ黒のページが少しずつ明るくなっていくのがまたなんとも言えない 青目さんもなんだか思惑がぐちゃぐちゃになっていて伊織さんをどうしたい...続きを読むのか分からなくなっているのが切ない 小説を読む前に読んでしまったショートコミックの意味がやっとわかった
妖琦庵シリーズは、なんだかずるずると読んでしまっているけど、今回の「グッドナイトベイビー」が一番おもしろかった気がする。 やはりBL作家さんだけに、伊織と青目の関係がそっちに流れていくのかなぁって、ちょっとだけ思ったりして。
マメの話でもあるが、また伊織と青目の過去にも通じていた。 トゥの存在がなければ、マメは伊織とも出会うことが出来なかったはず。マメを守ってきたトゥも含めた展開が良かった。 甲藤が前回の活躍が認められ、登場人物紹介に載るようになってた(笑)
第5作目 どんどん、この世界観に惹き込まれていく やはり、伊織のキャラがポイントでしょうね 面白いです!
登場人物ほとんどはワケアリなのだが、単純に子供(じゃないけど)だと思っていた彼が…。 実は、っていうあたりは、定番といえば定番だし、そのあともステレオだといえばステレオなのだけど、なんなんだろうな。ワケアリが、肩よせあってひっそりとがんばっていたのに、それを土足で踏み荒らすというか、用意...続きを読む周到に大雨で地盤を緩めておいてそれから重機もってきてぐちゃぐちゃにした、感じに怒った。 あら、すっかり妖琦庵サイドに入れあげているわね、と我ながらびっくり。 だからこそ、満を持してのマメくんの話だったか…。 やられた。 妖人の話は、ようするに<差別>と<区別>の問題になっていくのだろうな。 そもそも、他者を自分は違う。 それだけでいいのにね。そこに自分が入るカテゴリーを作り、他者を入れるカテゴリーを作るから、面倒になる。 秩序は必要だけど、並べなければならないそれは、本当の意味では間違っているのだろう。
マメの隠された過去を利用して暗躍する青目.翻弄されるかに見えるいろいろな事件も強い信頼の中で,さらに新しい信頼を築いていく.伊織がその優しさと厳しさで青目の闇を払えるといいのだけれど.
今までのあれこれががしゃーん!とひっくり返されて読んでいる途中まで大丈夫なのこれ読み終わった後もこのシリーズ大好きでいられるのかなと心配になりながら読み進め読み終わりました。 ますます好き。続きを楽しみに待ちます。
妖奇庵のマスコット的存在、マメが今回の主役でした。 マメをはじめ、夷、脇坂等、伊織を取り巻く人々とのお茶の間風景が毎回楽しみなんですが、今回は胸がとても痛くなる出来事が… きっかけは柳沼一家が受けている差別のことを伊織に相談しにやって来たところから。 その前後にも伏線があって、あちこちにはっとさせ...続きを読むられるものが。 黒いページと白いページと、そしてもうひとつのページに隠された意味も深いです。 人は孤独と寂しさに追い込まれる生き物なのかも… グッドナイトベイビーというサブタイトルに、じーんときました。 全体的には偏見によるいじめや差別が大テーマとなっていたのですごく重い印象でした。最後の最後まで、マメが心配だったし、青目がどう出てくるのかと気が気ではなかったです。 でも、伊織のブレない判断力、洞察力にはさすがだと感心することばかりです。きっとどこかに弱さも隠し持ってるだろうに、確固たる意志を持って事を解決する姿はとても凛々しいです。 そしてそんな伊織に影響され、ビシバシ鍛えられ、脇坂や甲藤らがどんどん精神的に成長してるのも楽しいところです。馬鹿復元力とか、脳味噌初期化とか…ww爆笑。 そうやって揉まれて脇坂も甲藤もイイ男になってきていて、今後も楽しみです。 次回はまた青目がまたどんな方法で伊織を苦しめようとするのか、気を引こうとするのか、心配です。 初回限定の中村明日美子センセのコミックペーパー、話が乖離してるおかげでメイド姿を思い切り愛でることができましたw かわいい!
妖人への差別に青目問題にマメ問題。 今回はなかなか全体的に重いトーンで、読んでいるこちらまで、ズルズルと引き込まれる感じだった。 青目の狂気が怖かったなー。
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妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー
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