妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー

妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー

704円 (税込)

3pt

茶室・妖奇庵の主は、隻眼にして美貌の洗足伊織(せんぞくいおり)。ヒトと僅かに違うDNAを持つ妖人だ。家令の夷(えびす)、家事手伝いのマメと共に静かに暮らしていたが、《鬼》の属性を持つ青目にマメが襲われて以来、危機感を強めていた。そんな折、妖奇庵を訪れた《貘》から「妖人というだけで差別され、妻子が苦しんでいる」と相談を受ける。一方、子供のように無垢なマメには、過去からの脅威が近づき……。人気作第5弾、文庫書き下ろし。

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妖奇庵夜話 グッドナイトベイビー のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『妖奇庵夜話』シリーズ5作目。
    今回はマメ。マメの生い立ち、隠された秘密にスポットがあたっていて、マメの過酷な生い立ちも相まって結構シリアスな展開だった。
    人の心って黒、白というふうにきれいに二分割できるものではなくて、白よりのグレー、黒よりのグレー、というように善と悪の間を揺らぎながら周りに順応し

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    いつもニコニコ笑顔のマメの悲惨な過去
    生まれてしまった2つ目の人格
    トウはマメしか愛されていないと思っていたけれど伊織さんはちゃんとトウも愛していたんだね
    話の間の真っ黒のページが少しずつ明るくなっていくのがまたなんとも言えない

    青目さんもなんだか思惑がぐちゃぐちゃになっていて伊織さんをどうしたい

    0
    2021年12月30日

    Posted by ブクログ

    妖琦庵シリーズは、なんだかずるずると読んでしまっているけど、今回の「グッドナイトベイビー」が一番おもしろかった気がする。
    やはりBL作家さんだけに、伊織と青目の関係がそっちに流れていくのかなぁって、ちょっとだけ思ったりして。

    0
    2016年08月14日

    Posted by ブクログ

    マメの話でもあるが、また伊織と青目の過去にも通じていた。
    トゥの存在がなければ、マメは伊織とも出会うことが出来なかったはず。マメを守ってきたトゥも含めた展開が良かった。

    甲藤が前回の活躍が認められ、登場人物紹介に載るようになってた(笑)

    0
    2023年09月14日

    Posted by ブクログ

    第5作目
    どんどん、この世界観に惹き込まれていく
    やはり、伊織のキャラがポイントでしょうね
    面白いです!

    0
    2021年01月19日

    Posted by ブクログ

     登場人物ほとんどはワケアリなのだが、単純に子供(じゃないけど)だと思っていた彼が…。
     
     実は、っていうあたりは、定番といえば定番だし、そのあともステレオだといえばステレオなのだけど、なんなんだろうな。ワケアリが、肩よせあってひっそりとがんばっていたのに、それを土足で踏み荒らすというか、用意

    0
    2017年09月24日

    Posted by ブクログ

    マメの隠された過去を利用して暗躍する青目.翻弄されるかに見えるいろいろな事件も強い信頼の中で,さらに新しい信頼を築いていく.伊織がその優しさと厳しさで青目の闇を払えるといいのだけれど.

    0
    2017年04月11日

    Posted by ブクログ

    今までのあれこれががしゃーん!とひっくり返されて読んでいる途中まで大丈夫なのこれ読み終わった後もこのシリーズ大好きでいられるのかなと心配になりながら読み進め読み終わりました。
    ますます好き。続きを楽しみに待ちます。

    0
    2016年11月04日

    Posted by ブクログ

    妖奇庵のマスコット的存在、マメが今回の主役でした。
    マメをはじめ、夷、脇坂等、伊織を取り巻く人々とのお茶の間風景が毎回楽しみなんですが、今回は胸がとても痛くなる出来事が…

    きっかけは柳沼一家が受けている差別のことを伊織に相談しにやって来たところから。
    その前後にも伏線があって、あちこちにはっとさせ

    0
    2016年05月08日

    Posted by ブクログ

    妖人への差別に青目問題にマメ問題。
    今回はなかなか全体的に重いトーンで、読んでいるこちらまで、ズルズルと引き込まれる感じだった。
    青目の狂気が怖かったなー。

    0
    2016年04月25日

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