千葉雅也のレビュー一覧
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学部生の時に最も感銘を受けた本のひとつ。
ここから千葉さんにハマっていった。
二項対立を意識する。
抑圧されている自分みたいなのを過剰に考えてからか、フーコーにすごく興味を持ったPosted by ブクログ -
センスが良く以前に、そもそもセンスとはどういったものを指すのかということから話が進んでいく。話の軸となるリズムとは、人固有の揺れ動きを表していて、人間であるがゆえのブレのようなものが滲み出るところにセンスが宿るのかなと思った。漠然としたセンスという印象の輪郭を浮かび上がらせてくれるような本だった。Posted by ブクログ
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納得。私が、2つの方向性が違うものを摂取しようとしてきたのは、無意識なのか意識的なのか。高校時代に読んでしまったら、いろいろネタバレ。最近、文化資本についての言及を目にすることが増えたなあと。Posted by ブクログ
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難解な純文学や映画、現代美術に触れたとき
意味を求めすぎないとはどういうことか
そこにリズムを感じるにはどうすればよいのか
哲学者による世界の見つめ方。
著者のこれまでの本より遥かにわかりやすく書かれてあるが、後半の実践はやや難しい
でもおもしろかった!Posted by ブクログ -
『暇と退屈の倫理学』『中動態の世界』の國分、『勉強の哲学』の千葉、共鳴し合う2人によるお互いの考えを深めていく対談本
抽象的なのに現場感があり言葉が軽視されている現代の問題が心に響く。1984と共鳴する。
今年ベスト10冊入りだPosted by ブクログ -
センスのパーツを教えてもらい、センス良くに対する姿勢を学ぶ。センスとは、というとこの本から学んだ事を、自ら取り組むこと。これが「センスが良くなる」ことと思い取り組む。Posted by ブクログ
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僕にとっては難しい内容でしたが、読後に訪れる新しく目線、本書にある勉強という今まで私が思っていた事とは違う、新しい定義の概念が、少しでも頭に入った模様で、また再度読んでみようと思います。Posted by ブクログ
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しなやかに自分の感覚を認め、愛し、伸ばす、という姿勢のエッセンスを伝えてくださる本。在り方の多様性という哲学の実践としても読めるけれど、もっと身近に、自分の部屋にセンスとアンチセンスを投影させて、自分なりの享楽をマイペースにじわじわ育てるスタンスでいいな、と思えます。Posted by ブクログ
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今、いろいろ勉強しているが、その行方を知れた気がする。そして、なぜ私がこのジャンルに興味があるかも理解できた。絶対的な根拠を求めないように注意したい(笑)Posted by ブクログ
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以前、千葉雅也氏の『現代思想入門』を読み、現代社会に対する現代思想的解釈やそのアプローチ法などが分かりやすく述べられていたため、著者の"勉強"に対する哲学的解釈がどのようなものなのか興味を抱き購入。
著者はまず、新しい知識やスキルが付け加わるという一般的な勉強のイメージを捨て、これまでの自分の破壊...続きを読むPosted by ブクログ -
硬いタイトルだか、楽しみながらどんどん読み進められる。
「勉強する」とはノリが悪くなることである。という独特の切り口が心地よい。
人は深くは勉強しなくても生きていけます。深くは勉強しないというのは,周りに合わせて動く生き方です。状況にうまく「乗れる」つまり,ノリの良い生き方です。それは,周りに対し...続きを読むPosted by ブクログ -
ネタバレしてもいい。いいものはネタバレしてても感激する。
というところもそうだな。
レビューの内容が、感激を伝えてるかどうかではなく、ネタバレしているかどうかで評価されるレビューは果たしてどこ向けのものか。
評価を下す人は、評価を下すことによって自分の手柄に(私有化)しようとしているのか。Posted by ブクログ