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人気作家6人の豪華すぎるアンソロジー! ミステリー界をリードする作家による、珠玉の「罠」。 好きな作家を指名買いの方も、新たなお気に入り作家を探す方も納得の一冊です。 「夫の余命」乾くるみ 「崖の下」米澤穂信 「投了図」芦沢央 「孤独な容疑者」大山誠一郎 「推理研VSパズル研」有栖川有栖 「2020年のロマンス詐欺」辻村深月
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Posted by ブクログ
乾くるみ、米澤穂信、芦沢央、大山誠一郎、有栖川有栖、辻村深月のアンソロジー。 短編で読みやすく、コロナの初期の様子や日常のちょっと不思議なミステリー。 特に江神二郎シリーズが好き。
2020年の7月〜に書かれた短編で、各作家さんがコロナ禍と戦った記録なんだな、作家さんの闘い方なんだなと思いました。 どの短編も後味が悪すぎることはなく、内容はみちっと詰まっていて面白かったです。
豪華すぎるアンソロジー。第一線で活躍するミステリ作家たちの豪華共演。 どの作品も50ページ前後なのに、その50ページがとにかく濃厚。前のめりになって読み続けてしまった。 コロナ禍の世相を描いた作品が何作かあり、「コロナ始まりの時ってこんな感じだったよね」というのを思い出させる一作でもあった。
まだ一話目の夫の余命しか読んでないけど、最後の最後でやられました! 1回目読んですぐ2回目読み直さざるを得ないくらいの衝撃。思い浮かぶ情景が違ってくるので同じ話で2度楽しめます!
6人の作家さんの短編ミステリー どれもこれも面白かった。 特に、辻村深月さんが好きだからと言うのもあるけど辻村深月さんが1番面白かったかなぁ。
一つ一つが短編で読みやすく 中でも夫の余命が一番面白かったです。 意味が分かった時はすごい!!と思いました。 2020年のロマンス詐欺も主人公の心情に共感する部分がありいい作品でした。
コロナ禍の大学生活がここに書かれてて、2020年を思い出した。たまたま特定のコミュニティに参加できたから良かったものの、そうでなかったらと思うと鬱病まっしぐらだったことと思います。 辻村作品をもっと読みたい。 また、アンソロジーということもあって、初めましての方もいて楽しかった。有栖川有栖の作品を読...続きを読むんでみたい。
えてして人生こんなもの。小さな「神様の罠」はそこいら中に隠れている。 今日買った品物が、翌日にお買い得品になっていたりしたら、つい「やられた!」とつぶやいてしまう。 この作品集では、もっと致命的な出来事であるわけだが・・・罠なんか仕掛けていません。自業自得でしょう、と神様はおっしゃるかもしれない。...続きを読む 作者の罠だったりもする。 初出が2020年〜2021年なので、コロナ禍にまつわるものもあり、本当にこういう事があったかもしれないね、と遠い目になってしまった。 『夫の余命』乾くるみ タイトルからして罠だった 『崖の下』米澤穂信 凶器はつららだと思っていましたが、エグかったです 『投了図』芦沢央 イヤミスの名手だと思っていたのだけれど、渋いところを描いてきた 『孤独な容疑者』大山誠一郎 個人的に、この作品が一番「ミステリ」っぽいかも 『推理研VSパズル研』有栖川有栖 学生アリスの世界では、彼らはいつも考えて、考えては議論している。 時間はたっぷりある。 『2020年のロマンス詐欺』辻村深月 逃れられない森に迷い込んだようなピンチ。 どちらかといえば、神の救いかも。
頭を空っぽにしたいときの、ミステリ短編集。 コロナ禍のお話も多かった。 乾さんの「夫の余命」が好き。多分叙述トリックだよね〜と思いつつ。
コロナ禍のお話とつゆ知らずにタイトルと著者名だけで購入したアンソロジー本だけどサクサクと読めた。 色んな偶然に弄ばれる人達の話だけど芦沢央さんの投了図が最近将棋を見てるので心に引っかかったし当時もし、そういう行為をしていた人に読んで欲しい。
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