京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う

720円 (税込)

3pt

「二十歳までは生きられない」――という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。彼女の生家・麻績(おみ)家は代々、蠱師(まじないし)の一族であった。長野から出ることを禁じられていた澪だったが、家族に内緒で京都へ。そこで邪霊に襲われ、窮地に陥ったところを、なぜか澪のことを知っている様子の高校生・高良(たから)に助けられる。澪を心配して京都に駆けつけた従兄の漣(れん)とともに、蠱師ゆかりの下宿屋「くれなゐ荘」にたどり着いた澪だったが……。高良のことが気になる一方で、自らの呪いを解く鍵が京都にあると考えた澪は、長野から移り住む決意を固める。邪霊はなぜ澪を襲ったのか? そして澪と高良の関係は? 京都を舞台に、運命にあらがう少年少女たちの姿と、次々起きる不思議な事件の謎解きを描く、「後宮の烏」シリーズで人気の著者による呪術幻想ミステリー。

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京都くれなゐ荘奇譚 のシリーズ作品

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  • 京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う
    720円 (税込)
    「二十歳までは生きられない」――という呪いをかけられてしまった長野の女子高生・澪(みお)。彼女の生家・麻績(おみ)家は代々、蠱師(まじないし)の一族であった。長野から出ることを禁じられていた澪だったが、家族に内緒で京都へ。そこで邪霊に襲われ、窮地に陥ったところを、なぜか澪のことを知っている様子の高校生・高良(たから)に助けられる。澪を心配して京都に駆けつけた従兄の漣(れん)とともに、蠱師ゆかりの下宿屋「くれなゐ荘」にたどり着いた澪だったが……。高良のことが気になる一方で、自らの呪いを解く鍵が京都にあると考えた澪は、長野から移り住む決意を固める。邪霊はなぜ澪を襲ったのか? そして澪と高良の関係は? 京都を舞台に、運命にあらがう少年少女たちの姿と、次々起きる不思議な事件の謎解きを描く、「後宮の烏」シリーズで人気の著者による呪術幻想ミステリー。
  • 京都くれなゐ荘奇譚(二) 春に呪えば恋は逝く
    720円 (税込)
    自らにかけられた「二十歳まで生きられない」という呪いを解くため、故郷の長野を離れ、京都で暮らすことになった澪(みお)。蠱師(まじないし)の親戚が営む下宿屋「くれなゐ荘」に住み、高校に通う毎日だが、邪霊に襲われることも多かった。ある日澪は、京都へやって来た兄・漣(れん)とともに出かけ、朽ちかけた橋の袂で女がすすり泣く声を聞く。そのとき、川に引き込まれそうになった澪を助けてくれたのは、謎の少年・高良(たから)だった――。「呪いを解きたいなら、俺を殺せ」と言い続ける彼の正体とは? 古都で繰り広げられる蠱師vs邪霊の攻防は、蠱師たちの相棒である職神(しきがみ)たちを巻き込んで一進一退の展開へ。澪の淡い恋の行方も気になる、呪術幻想譚シリーズ第二弾。「後宮の烏」シリーズで大人気の著者による文庫書き下ろし。
  • 京都くれなゐ荘奇譚(三) 霧雨に恋は呪う
    730円 (税込)
    「俺は穢れだから、近くにいないほうがいい」と言い、距離をとろうとする蠱師(まじないし)の高良。そんな高良の言葉に、澪の胸は痛む。「あなたは穢れなんかじゃない」「もっとあなたのことを知りたい」という思いを秘め、うごめく邪霊に立ち向かっていく澪は、相棒の白い狼の職神(精霊)・雪丸の力を借り、悪霊を祓うことができるのか。澪を心配する高良、そして妹を守りたい一心の兄・漣はその時――。「二十歳まで生きられない」と呪いをかけられた少女と、前世からの宿縁で繋がる少年を待ち受ける運命とは? 京都の下宿屋「くれなゐ荘」を舞台に繰り広げられる人気シリーズには、呪術×転生×ファンタジーの要素が満載。「後宮の烏」でブレイク中の著者による文庫書き下ろしシリーズ第三弾!
  • 京都くれなゐ荘奇譚(四) 呪いは朱夏に恋う
    730円 (税込)
    「二十歳まで生きられない」という呪いをかけられた少女・澪を救うには、呪術によって生み出された悪霊・千年蠱を祓うしかない。しかしそれは、澪が心を寄せる少年・高良の死を意味していた――。呪いだけ解いて、高良を生かす方法を探る澪だが、高良の孤独な姿を見るたび、胸が苦しくなる。禁忌に立ち向かおうとする澪の想いは、高良に通じるのか。前世からの宿縁で結ばれた二人に待ち受ける運命とは。蠱師たちの闘いが激しさを増すなか、窮地に陥った澪を心配する兄の漣、護衛役の波鳥は……。白い狼の雪丸、そして狸の照手ら精霊たちも、澪にそっと寄り添う。『後宮の烏』で人気の著者による、呪術幻想譚シリーズ第四弾。文庫書き下ろし。

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京都くれなゐ荘奇譚 呪われよと恋は言う のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    邪霊を惹き寄せやすい澪。幼なじみの漣。
    澪にかかった呪い、謎の人物高良の正体を知った時驚きでした。
    邪霊を祓えるのかもドキドキでスラスラ読めました。

    0
    2022年09月07日

    Posted by ブクログ

    奈良時代?から連綿と続く、蠱師と呪禁師の呪いの連鎖の話。
    ちょっと設定や国は違うけど、後宮の烏の日本版、みたいな。

    まだ序章、といった感じで、これから新シリーズとして続きそう。

    どこまで効力があるかは分からないけど、呪い(まじない・のろい)の類は、世界共通で色々あるし、迷信とは言い切れないものが

    0
    2021年10月05日

    Posted by ブクログ

    評価が難しい。このあと恋愛模様となるのか、呪い系へと移るのか。主人公の印象が設定もあるのだろうが、やや弱い気がする。

    0
    2024年02月24日

    Posted by ブクログ

    設定はありがちとまでは言わないけど、この作家さんらしいというか。
    どこまで切なく話を盛り上げられるか、続きに期待。

    0
    2023年07月24日

    Posted by ブクログ

    二十歳まで生きられないって小さい頃から言われ続けられたらやっぱりやだよね
    京都に行って呪詛をどう断ち切るのか
    凪や兄とどう向き合うのか

    0
    2023年03月31日

    Posted by ブクログ

    目新しい感はないものの、面白かった。『後宮の烏』の白川本、読みやすい。蟲師(まじないし)の家系に生まれて、呪いの輪廻を繰り返す(前世の記憶はない)澪と、同じく輪廻し(前世の記憶あり)千年以上生きる千年蠱の高良との話。多分壮絶なラブストーリーなんだとは思うが、こじれ系。登場人物が爽やかで、職神が良い。

    0
    2022年09月06日

    Posted by ブクログ

    今後、恋愛の方に転ぶのか、それとも祓うのがメインなのかどっちなんだろう? なんにせよまだ始まったばかり。今後の展開を楽しみにします。

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    名前が何とも読みにくい…
    秘密は物語中盤まで明かされないので、どうなんの?これ?と、思いながら進めるも、1巻で必要な謎のほとんどは解明。
    でも、設定がややこしい…

    澪、漣、高良がどうなっていくか、次巻が楽しみ❗️

    0
    2022年05月26日

    Posted by ブクログ

    書店で衝動買い。
    最近探偵ものを続けて読んでいたので、少しジャンルの違うものをと読みました。 

    ページを進めるうちに残りのページ数が少なくなってきて、これどう終わるの?と心配になりました。
    ラストは前向きにさせてくれてよかったです。
    登場人物の中で男性が1人を除いてみんなクールなので男性の印象がか

    0
    2022年03月13日

    Posted by ブクログ

    「後宮の烏」と同じ作者だったので。

    二十歳まで生きられない、と邪霊に告げられる少女。
    蠱師(まじないし)の家に生まれ、除霊をひきつけてやまない体質のためか、
    長野から出るなと言われて育っていた。
    しかし、京都に出かけ、自分も友達も助けてくれた高校生に出会い、
    京都に転校し「くれなゐ荘」に下宿し…。

    0
    2021年10月19日

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