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大正9年の東京。侯爵令嬢の瀧川鈴子はとある事情から浅草出身で、怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚され――! 逃れられない過去とさだめを背負う二人が結ばれることで、動き出す未来とは。
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Posted by ブクログ
伯爵令嬢の鈴子は、浅草の貧民窟に暮らしていた所を11歳の頃に伯爵家に引き取られた。 霊を見る力がある鈴子は、街で出会った花菱孝冬に憑いている十二単を着る淡路の君に認められて、急遽孝冬へ嫁ぐこととなった… 急に結婚させられた鈴子と孝冬が、不器用ながらに歩み寄る姿がニンマリでした。 花菱家の闇や、鈴...続きを読む子が母を亡くしてから良くしてくれた浅草の人達を殺した犯人など、まだまだ解明されていない事があるので、これからに期待しています。
死者を視る死んだ魚のような目をした鈴子と、笑顔なのに目の奥は笑っていない怨霊付き孝冬。 知るうちに傅きたくなるほど妻に恋焦がれていく夫が愉快です。 まだまだ謎が残ってて続刊が今から待ち遠しい。
『後宮の烏』で知った白川紺子さんの新作。大正時代の華族の世界に幽霊奇譚。 鈴子さん、孝冬さん、夫婦としてどうなの?と最初は思ってたけど、読み終えてみて、良い夫婦になりそう、と気持ちが変わりました。 鈴子さんの面倒を見ていた人たちの事件の真相、淡路の君を退治できるか?など気になる事があります。続編を楽...続きを読むしみにしてます。
白川さんらしいお話し
白川紺子さんの作品 大好きです。 このお話も 期待通りで 気高く 美しく 優しいお話です。 景色や服装 雰囲気などの描写もとても綺麗で 頭の中にそれらが浮かんできて それも楽しいです。
#胸キュン #憧れる
このタイトルで始めるのなら、出だしのふたりは『花菱夫妻』でないと。 そこから過去に戻る感じ? そこがちょっと違和感。 お話しはおもしろいですよ〜時代背景が新鮮。 一気に読めます。 2023年5月発売予定の二巻目が楽しみ。
後半一気に盛り上がる感じで、面白かった。 後宮の烏から流れてきたけど、 これもまた最終巻まで追い続けなければ。
白川紺子さんのツンデレは女子も男子も可愛い。 服飾品の描写が細かく綺麗。大正浪漫の空気も伝わってくる。 スジはよくある除霊もの。キャラと時代で読ませる感じ。
まだまだ詳細が不明なところも多く、キャラクターの設定もやや掴みきれないところがあるので辛口でこの評価。続きがどうなるのか気になるのは事実。
大正時代、侯爵令嬢の主人公は ある日出会った男爵に求婚される。 あれよあれよという間に結婚へ…ですが そこに甘いものはなくw 間にあるのは幽霊(?)でしょうか。 主人公の方の目的は、一体どこに『ある』のか。 高貴なお方をどうにかできるのか。 色々な問題が山積みですが、この先どうなるのか。 ちょっと...続きを読む気になります。
会社の先輩からお借りした一冊。 後宮の烏の作家さん。 ファンタジーはあんまり好きな分野ではないのだが、後宮の烏には結構嵌り、アニメもアマプラでがっつり見た( ^ω^ ) この作家さんの知識量って半端無いなぁ。 割と読書は定期的にしている私でも、読めない漢字がいくつかあった。 ルビもあまり振ってく...続きを読むれていない印象だったが、どういう人がこの本を読むのだろう?? これってライトノベルと呼ばれるジャンルだよね? この本は大正時代の日本が舞台。 侯爵令嬢の瀧川鈴子は怪談蒐集を趣味としている。ある日、室辻子爵邸に呼ばれて芸妓の悪霊を目撃した際、花菱孝冬という青年に出会う。彼は十二単を纏う謎の霊を使い、悪霊を「食わせた」のだった……。掴みどころのない孝冬を気味悪く思う鈴子だったが、なぜか孝冬に求婚される。 幽霊が見え、成仏させてあげたい鈴子と、十二単の霊に幽霊を食べさせたい孝冬。 この本はまだ序章でしかないと思われる。 今後どんな展開になっていくのかなー?
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花菱夫妻の退魔帖
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白川紺子
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