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1600人が参加した実験が、スマホとの最適な距離を導いた! アルゴリズムに操られる現代人のための、真の「新しい生活様式」。
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Posted by ブクログ
エッセンシャル思考と被る部分が多く、やっぱり本質を見出して人生を生きるためには「大事なことは少なくて、やるべきことはわずかである」っていうことは一緒なんだと再認識した。この本はちょっと途中からだれる部分があるけど、前半部分はめっちゃよかった。 ちょうどSNS断食をしている最中に読んでて、圧倒的にその...続きを読む余暇をどう使うかについて考えることが増えた。またそれについて考えた時、遊ぼうではなく人生のスキルを身につけようかなとかもっと豊かになる趣味をしようかな、とか自然に自分の人生にとって価値あるものを選ぼうとする感覚があってすごく気持ちがいい。
ネットの友達の数の多さより、自分のリアルフレンズの方がいい。それが人間だもの。 本書にあるデジタル片付け。かなり荒療治である。 習慣本によくあるすこしずつ変えていこうでなく、30日間きっぱり断つ。 そして、毒が抜けたさっぱりしたあと、自分に本当に必要なもののみを選別していく。 参考になった。 ...続きを読む
スマホにコントロールされることなく、1つ1つの選択や考えごとを自ら行えるように、デジタルデトックスしていきたい。幸せや感じること、思い出を作ることは。スマホの中以外にある!
とても面白かったです。デジタル(スマホ)依存が高くなることは、人間にとって様々な意味で悪い影響を与える、ということで、科学的な研究だけでなく実体験も盛り込まれていて説得力がありました。デジタル技術に警鐘を鳴らすこの手の本の代表格と言えば、シェリー・タークルの『つながっているのに孤独』、ニコラス・カー...続きを読むの『オートメーション・バカ』、あるいはジャロン・ラニアーの『今すぐソーシャルメディアのアカウントを削除すべき10の理由』などがありますが、これらの本以上に、きわめて実践的な内容となっていました。つまり、実際に「デジタル・ミニマリスト」になるためのステップや方法論が具体的に書かれているのが大きな特色です。 本書がきわめて現実的なのは、デジタル技術を100%否定しているわけではなく、良いところは活用しつつ、使い過ぎないようにせよ、というメッセージだからでしょう。お酒と一緒です。赤ワインは少量なら体に良いと言われますが、飲み過ぎれば体を壊すからです。 本書で印象に残った記述のひとつが、「孤立」と「孤独」の違いです。困ったときに頼れる人が周りにいないのが孤立で、これは完全に良くないことですが、孤独は必ずしも悪ではなく、むしろ歴史上の偉人は意図的に「孤独」の状態を作り出したことで、質の高い創作活動や意思決定ができたのだという主張です。そしてスマホ(のなかでも特にSNS)にかじりついているような生活をしていると、自分の孤独の時間はほとんど失われ、その結果思考力にマイナスの影響を及ぼすだけでなく、他者との関係性についてのストレス、プレッシャーを増やしていくという悪影響を及ぼすわけです。 もう1つ印象に残ったのが、「接続(コネクション)」と「会話(カンバセーション)」の違いです。本書では、テキストメッセージの送受信や、フェイスブックでの「いいね」ボタンを押している行為は、会話ではなく単なる接続だということになります。それに対して、対面での会話、電話、あるいはZOOMなどのツールを使うことは会話になります。そして接続は、簡易だが中身がないという意味で、コミュニケーション領域におけるファーストフード(あるいはジャンクフード)であるということで、我々は食事面だけでなく、コミュニケーション面でもジャンクフードの依存度が高まっていることになります。 テクノロジーへの過度の依存は人間を退化させます。エレベーター、エスカレーターばかり使っていれば筋力が衰えるのと一緒で、スマホ、AIなどのデジタル技術への過度の依存は、我々の脳機能(思考力、創造力)を衰えさせることになるでしょう。おそらく近い未来の健康診断では脳機能も診断されて、「AIばかりに依存していると思考力が衰えますから、たまには自分で考えて自分で行動してみてください」と医者からアドバイスされるような世界が来るのではないでしょうか。本書は色々な気づきが得られる本でした。
読んでよかったと思いました。 長いお休みの期間、なかなか外に出歩くこともできず、何かしてやろうという去年とは打って変わって今年はだらだら過ごしてしまいました。 ついついスマホ、パソコン、テレビと3つを行き来する生活の中でふと「あれ、今日何したっけ?」となっていた矢先予約したこの本が届きすぐ読み...続きを読む始めました。 現在30日間の休止中です。毎日むしろとても忙しく感じています。余暇活動も目標を決めたところです。 スマホをしていたときは、スマホを触っていたいと言うよりはやりたくないことを後回しにするための時間稼ぎといった一番よくない使用の仕方だったと思います。 スマホ、パソコンをこちらが扱う側ということを忘れずに、必要なときにのみ活用できるよう考えながら使用する意識を忘れないようにしたいです。 もう本当に必要でないSNSアプリは入れないとここに宣言しておきます。いいねしない! 以後したいこと ・ノートを買ってタイトルをつけ自分の考えをまとめる(自分への手紙) ・年に3回目標戦略習慣をたてて決行する。 ・素敵な場所を探し、お散歩を定期的にする。 ・自分の行きつけの店など人と会える場所を探す ・手を動かす自分の好きな余暇を見つける ・新しくできることを増やす p112・禁止するテクノロジーと関連する運用規定のリストが完成したら紙に書き出し、毎日必ず目にする場所に貼っておく。リセット期間中にやっていいこと、いけないことを明確に線引きしておくことが成功のカギとなる。 p177私にとって散歩は、自分と対話する最良の時間になっているのだから。〜できれば景色の良い綺麗な場所が良い。そして、そういった散歩には一人きりで行こう。〜可能なら携帯電話も置いていくことだ。 p184困難や不安に直面したら、自分に宛てて手紙を書く時間を作ってみよう。 p233「以下要約」 会話の営業時間を設ける 新聞や面白い本を抱えてお気に入りのカフェに出向く。 お気に入りのバーのハッピーアワーを自分の営業時間とする。 毎日の散歩時間を決めて行う。 毎日電話の時間を決める。
本書の要旨は、はじめにある 現代のハイテクな世界で生き延びるために必要なのはテクノロジーを使う時間を大幅に減らすことだ
アプリをアンインストールしろ、とかそういう単純なことを言っているのではなく、自分の行動ひとつひとつに意識的になって目的を持って行いなさい、ということ
いかに自分がデジタル依存をしてしまっているか知ることができた。デジタルを辞めるのではなく適切に付き合うためにどうしたらいいのか、ネクストアクションが明確になった。一方で現代で生活するのにフューチャーフォンに戻す、SNSを全削除するなど偏った意見もあるので自分のライフスタイルに合わせて取捨選択するべき...続きを読む(鵜呑みにすべきではない)
デジタル・ミニマリストというとデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことなのか。 そうではなく、自ら目的を持ってデジタル技術とほどよい距離感で暮らしていくための手段や実践例などが書いてあります。 私もデジタル技術を全く使わないで暮らしていくことは難しいですが、使い過ぎてしまってもう少しデジタル...続きを読むから距離をとりたいなと思うことがあります。 デジタルを使わない時間、離れる時間をどのように活用していくのか、その方法も記述されています。デジタル技術で多くのことが知ることができる今だからこそ読む価値のある本だと感じました。 時間を空けて何周か読んでみたいです。
タイトルにミニマリストって書いてあるとつい読んじゃう。「スマホを手放してネットから離れよう」みたいな説教くさい本だったら嫌だなと思ったんだけど、「スマホやアプリなどの便利なツールを戦略的に使おう」って内容なのが良かった。 本当に自分がやりたいこと・質の高い生活や趣味を楽しむために、SNSの使用を止...続きを読むめるか、時間を制限しようというのが筆者の主張。確かに、当初は映画や本の情報・ニュースを追うためにチェックしていたSNSを見る時間が増えて、最近は逆に映画や読書の時間が削られていることには薄々気付いていた。 自分も隙があれば何か面白い情報が無いかとスマホを触っていることがあって、本で紹介される「スマホはスロットマシンと同じ」という言葉に共感しかない。良いスピーカーも買ったことだし、スマホをだらだら見る時間を減らして、良質なエンタメを摂取しよう。
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デジタル・ミニマリスト スマホに依存しない生き方
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カル ニューポート
池田真紀子
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