メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち

メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち

2,530円 (税込)

12pt

ヴィクトリア朝、ロンドン。父に続いて母を亡くした令嬢メアリ・ジキルは、母が「ハイド」という名前の人物に毎月送金をしていたことを知る。ハイドというのは殺人容疑で追われているあの不気味な男のことだろうか? メアリは名探偵シャーロック・ホームズと相棒ワトソンの力を借りて探り始めるが、背後にはさらなる巨大な謎があった。メアリのもとに集うのは、ハイドの娘、ラパチーニの娘、モロー博士の娘、フランケンシュタインの娘といった“モンスター娘”たち。彼女たちは力をあわせ、謎を解き明かすことができるのか? さまざまな古典名作を下敷きに、一癖も二癖もある令嬢たちの冒険を描くローカス賞受賞作。解説/北原尚彦

...続きを読む

メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    『メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち』はい!もう面白い!もう楽しい!

    え?わからない?
    なんだよもう勘の悪い子たちだなー!

    じゃあ、大負けに負けて登場人物紹介しますね

    メアリ・ジキル…主人公。ジキル博士の娘。原典はスティーヴンソン(1850〜1894)の『ジキル博士とハイド氏』(

    0
    2023年06月16日

    Posted by ブクログ

    原題は”The Strange Case of the Alchemist's Daughter"。欧米人だったら”The Strange Case ofのあたりで、ジキル博士とハイド氏を思い出すのだろうが、その方面で不利な日本人のために邦題は「メアリ・ジキルとマッド・サイエンテ

    0
    2020年12月31日

    Posted by ブクログ

    早川書房さん、続刊お願いします。 #日本SF読者クラブ 時と所はビクトリア朝のロンドン。メアリ・ジキルが母を亡くしたところから、物語は始まる。メアリ嬢はジキル博士の娘。さらにハイド氏、ドクター・モロー、フランケンシュタイン(科学者の方)、ラパチーニ教授の「娘」たちが次々と登場。「娘」の中には、その出

    0
    2020年10月25日

    Posted by ブクログ

    元ネタとなった作品の中に未読の物もありましたが、知らずとも存分に楽しめる作品でした。

    なんといっても、マッド・サイエンティストの娘たちの個性溢れるキャラクターがとても魅力的です。
    (もちろん脇役として登場するホームズ&ワトスンも)

    その娘たちの一人が本作品を執筆しているという設定なのです

    0
    2020年09月21日

    Posted by ブクログ


    あのジキル博士とハイドの娘たち、それにラパチーノの娘、モロー博士の娘、フランケンシュタインの娘たちが協力しあって自分たちの幸せを~などなど
    これはもう面白くないわけない!

    シャーロック・ホームズ、ワトソンネタも盛り沢山。世の中のシャーロキアンの皆様もこれは手を伸ばさずにはいられないのでは!
    19

    0
    2020年08月12日

    Posted by ブクログ

    こういう書き方あるんだぁ。
    合間合間に入る、娘っこたちのツッコミが面白い!
    外国作品にある、独特の言い回しで混乱することなく読めた。訳者さんのワザかな?
    シャーロックホームズからジキルやハイド、Dr.モローも出てきてかなり楽しめました。ただ、お恥ずかしながらラパチーニの娘は知らなかった…ルパン三世の

    0
    2023年08月16日

    Posted by ブクログ

    メアリ・ジキルは母の死をきっかけに殺人容疑で行方不明のハイドという男に毎月送金をしていた事実を知る。両親の秘密を探るうち、メアリは名探偵ホームズの力を借り錬金術師協会の調査を始める。調査の途中で出会う野生児のようなハイドの娘、毒を発するラパチーニの娘、ピューマが人間化したモロー博士の娘、死者から蘇っ

    0
    2023年06月18日

    Posted by ブクログ

    感想。ヴィクトリア朝に書かれたオカルト系小説のキャラクター達に娘がいたら、その娘達が出会い意気投合したら…というお話。娘達が背景もバラバラとはいえ互いに生まれ出でた苦しみを背負いその苦しみを分かち合える者同士言葉にしなくても繋がり会える感が良い。元ネタ小説知ってると益々面白い。そしてこの小説の最大の

    0
    2022年10月12日

    Posted by ブクログ

    読んでいてとても楽しかった。もう、これでもかのてんこ盛り状態、ジギルとハイドやフランケンシュタイン、ドクターモロー…そしてホームズとワトソン。SF好きでもそうでない人でも十分楽しめる。アテナ・クラブのシリーズ2、3はぜひ読みたいです。

    0
    2020年09月10日

    Posted by ブクログ

    小説の登場人物が、小説の流れに口を挟むスタイル。人によっては、鬱陶しいと感じるかもしれないが、わたしの場合は、キャラの特徴がよくわかるスパイスとして効果的で、かえって楽しめた。
    ジキル博士、ハイド氏、フランケンシュタイン、シャーロック・ホームズなどお馴染みメンバー満載のライトな推理小説として楽しんだ

    0
    2020年08月25日

メアリ・ジキルとマッド・サイエンティストの娘たち の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新☆ハヤカワ・SF・シリーズ の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す