ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
真那の姪を診るために恋人のミラルと清心教医術の発 祥の地・安房那領を訪れた天才医術師・ホッサル。しかし思いがけぬ成り行きから、東乎瑠帝国の次期皇帝を巡る争いに巻き込まれてしまい……!?
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
「私たちの武器は知識と想像力と忍耐力、そして他者を助けたいと思う気持ちです」あとがきより どの登場人物も素敵だった。 私が中学生の頃にこの物語に出会っていたら医療従事者を目指していたと思う笑 ミラルもホッサルも安房那候も本当にかっこいい… 最後はとても心地よく、本当にシュダの花の香りがしてくる...続きを読むようでした。
タイトルにもあるとおり「鹿の王」の続編かと思ったけど、前作の主人公であるヴァンやユナは一切登場せず、ほぼ前作とは繋がりのないストーリでした。とはいえ前作とつながりがるかどうかなんてどうでも良く、めちゃめちゃ面白いストーリーでした。今作でも医療に関する壮大なストーリーが描かれており、現実でも未だ収束の...続きを読む兆しの見えないコロナウイルスのことを考えながら読むのも一つの楽しみ方だなと思いました。東えりかさんの解説にもある通り、またいつか読み直した時に「あの時はコロナで大変だったな。」と思い馳せるんだろうなと思いました。
鹿の王1〜4を読み終わってから読んだ方が絶対に良い。東洋医学と西洋医学が上手く混ざっていて、どちらが優れている劣っているとかではなく、両者の良いところをちゃんと表現している。そこに政権争いの話が絡み、人間の欲望も表現していて濃密でした。
後半のまとめが少し駆け足な感じもしたが、本編に引き続き読み応えがあった。 オタワル医学と清心教医術を二項対立的、盲目的に捉えていたホッサルが、様々な経験やミラルの影響で少しずつ考えを変えていく姿が心に残った。対立するより、認め合う・助け合うことで自らも成長できる。 ミラルの芯の強さやしなやかさに...続きを読む胸を打たれた。
読んでいる途中はホッサルに感情移入しながら読んでいたけれど、読み終わった時、私の中で印象に残ったのは、ミラルの生き生きとした後ろ姿だった。
良い物語でした。様々なキャラクターの思想や葛藤が見事に描かれており、素晴らしい作品です。 「鹿の王」の後を悩みながらも生きる人々が確かにいました。
鹿の王の続刊だが、今度はホッサルとミラルの話。前作で気になっていた二人のその後を読めるのは嬉しい。背景を別にする二つの医学の流派、西洋医学と漢方医学のようなものと考えていたら、もっと複雑で、漢方医学に古流があり、そこに、次期皇帝をめぐっての諸侯の争いなどの思惑もからんでくる。魅力的なキャラクターもた...続きを読むくさん登場するのだが、難を言えば、オタワルの奥仕え(忍者のような存在)のカオラにもうちょっと活躍してほしかった気がする。
ミラルの、人と向き合う真摯な姿勢がとても好きだ。 私のいる業界でも学派間の対立があり、若者はホッサルのように悩む。違うものが争うのではなく、それぞれの視点を補完し合いながら高め合っていく、そういうことが当たり前の世の中になってほしい、と切に思う。 私にとってのこの本のクライマックスは、「文庫版あと...続きを読むがき」だった。 「感染症は社会的な病だ」。社会に生きる者として、医療従事者じゃなくてもやるべきことがある、できる事がある。その事実を語る作者の熱が、心に沁みた。
いまさら鹿の王を呼んだので、続編もそのまま読むことができました。 感染症との戦いの後の世界。ホッサルたちのオタワル医術と清心医術の話。 ヴァン達のその後も気になっているけど、オタワル医術の存続をかけてなにやらきな臭い感じだったので、こっちも嬉しい。 このふたつの医術が寄り添うシーンが好きだったので...続きを読む、こういう話にすすんでくれてよかった。舞台は前作でホッサルを助けてくれた真那の故郷、安房那領。真那は安房那の王子さまでしたね。清心医術の祭司医や、次期皇帝の座をめぐっての政治的な争いに病が利用される一方、病から救いたいという思いが物語を動かしていく。 ホッサルとミラルの関係にも変化があり・・・。ただ悲しい運命を受け入れるだけでなく、ちょっとラッキーではあるけど道を切り開いていくミラルかっこいい。こういう人でありたい。 それにしても策士多すぎない?裏の裏の裏でもはやわからんし、裁判シーン難しかったわ。
『鹿の王』本編では大活躍はするものの、どことなくいけ好かない印象だったホッサルが主人公という、続編というか外伝的な作品。 それにしても感動した。ファンタジーやミステリーとしてはもちろん、ポリティカルな要素もあって読み応えがあった。歴史的な潮流と思われていたものが、意外にも近年勃興してきたものだったり...続きを読むとか、現実社会のメタファー的な要素も読み取れて興味深かった。 もちろん、ホッサルとミラルの関係もライトなモチーフとして絶妙なさじ加減で織り込まれていて読みやすさにつながっていたように思う。 なんにせよ本編も含めてコロナ禍の今、ぜひとも読むべき作品だなと思った。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
鹿の王 水底の橋
新刊情報をお知らせします。
上橋菜穂子
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
守り人シリーズ電子版 1.精霊の守り人
精霊の守り人 1巻
獣の奏者 外伝 刹那
闇の守り人(1)
青い鳥文庫版 (総ルビ)獣の奏者(1)
青い鳥文庫版 物語ること、生きること
明日は、いずこの空の下
命の意味 命のしるし
「上橋菜穂子」のこれもおすすめ一覧へ
▲鹿の王 水底の橋 ページトップヘ