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3年間、なにもしないで時代劇ばかりみていた。テレビの中では毎日のように悪人が誅せられ、善人が希望に満ちて旅立っていく。進展しないのわたしだけ。ただただ、朝が来て蛭が来て夜が来て、喰らい酔って眠りこけていたのである――。町田康にかかれば、日本語はこんなにおもしろい。瞠目のエッセイ集。
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Posted by ブクログ
町田康との出会いは高校時代。当時初めて読んだ町田康の小説の印象は正直、意味がよくわからなかった。その独特な文体、独特な言い回しが今ではクセになりそうで。電車の中で読んだら笑いを耐えるのに大変だった。酒を飲みながらならより気持ちよく、爽快に読める本かもしれない。
自分は家でひきこもってだらだらするんが好きです。 でも、人生前向き、活動的に生きていらっしゃる方を見ていると、自分はあかんのではないか、と思いました。 しかし、この本を読むとそのような考えは吹っ飛びます。人生怠けてええんです。がんばらんと生きよう。 怠けてるわりにパンクの薫りもしますが。 ...続きを読む 町田入門にはもってこいの随筆集です。
中島らもをして「この本を読むとあらゆるやる気がなくなる」と言わしめた本。 そしてその通りになる本。 朝10時から時代劇みて焼酎のお湯割り飲んで腹ふり。すごいよ。
あたくしだけかしら? 彼の作品拝読して、生きてていいのかもとか 思っちゃうのって。これも思っちゃったのねぇ。
夏目漱石の「坊っちゃん」は権力者たちの横暴に対し 正義感から怒りの鉄拳をくらわすが しかし最終的には敗北して田舎町を追われ 東京へと帰っていったのであった 町田康の「へらへらぼっちゃん」は東京に住み パンクを歌ったり映画に出たり面白エッセーを書くなどして暮らしている 一見、抑圧とは無縁のフリーダム...続きを読むな人生であるが 結局は社会人である、時には卑屈になるし、満員電車にも乗らねばならぬ なにより生活が不安定だ それらの鬱屈をはらすべく、頻繁に飲酒をおこなうのだが 酔っぱらうと生来の無鉄砲が顔を出し、損ばかりすることになると そういうわけである でもどうにかなる日々 これは小説家デビュー前後、新聞・雑誌に書かれた面白エッセー集
古本で購入。 つい読んでしまうのじゃよ。なにを。なにをって、あんた町田康です。 てことで町田康の初エッセイ集。 いろんな雑誌に書いてきた文章を集めてるので一貫性みたいなもんは全くないけど、よくまぁそんなことを思いつくなとさすがの町田節に笑ってしまう。 ところどころ語尾を上げて半疑問形にする話し...続きを読む方にイラつくあたりとか、わかるなぁ。 何か説明するときにそんなふうに話す奴がいて「いちいち同意を求めるなボンクラ」と思うことしきりなのだが波風立たぬよう生きる小市民の僕は曖昧に頷きつつ聞いてしまうのだよ。はは。
町田節を追いながら読んでいくのが心地よい。まだ読者を笑わしたろか精神がわかるような初期町田康の佳作随筆集。
初めて町田康作品でこれを読んで、好きな文体ばっかですごく興奮したような気がする。同時になんでこんなに面白いのに今迄手ェ付けなかったんだと後悔した、気がする。
携帯電話で待ち合わせの概念が崩れる話とか、セッティングを買って出てしまうがために結局損な役回りになってしまう話とか、大槻ケンヂ的に言えば「町田康って私に似てる」って感じでしょうか。文体がたまらん。漢。
町田康は敬遠していたけれど、某先生の薦めで読んでみたら、いや面白い。あたまぐちゃぐちゃ。破綻している…20080911
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