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クリスマスに、不思議な事件が発生! 大伴黒主(おおとものくろぬし)の歌が、ダイイング・メッセージとなった事件を解明する「鏡影」。バーでカクテルを傾けながら謎を解き、相談者の心も溶かす「K's BAR STORY」。調律を誤ったオルゴールの音色が、琴線に触れ、宿泊客の人生さえ変えてしまう「オルゴールの恋唄」など、珠玉の短編集。
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Posted by ブクログ
小噺のようにサクサク読める短編集。 怪探偵は切れ味鋭く笑わせてくれる。 気分転換にちょうど良いかな。
高田崇史短編集。高田崇史といえば歴史ミステリーですが、ユーモアミステリーの「迷人対怪探偵」、群像劇の「オルゴールの恋唄」、私小説のような「茜色の風が吹く街で」とバラエティに富んだ内容になっています。歴史ミステリーももちろん収録。 印象に残った作品について。 「迷人対怪探偵」のシュールさが心地よい。...続きを読むやはり、高田崇史がこのテイストを書くのか、といった驚きが忘れられないですね。振り切って書いたのだと思います、いいです。 「オルゴールの恋唄」の歯車が噛み合ってゆくかのような心地よさ。この感覚を初めて覚えたのはゲームの『街』なんですが、噛み合ってきたぞの疾走感が楽しい。
高田氏の短編です。 いくつか面白い話があったのだけど、私にはちょっと???な話もあったので★3つ。 オルゴールの話は面白かった。 壊れたオルゴールの音色は、聞く人によって違う音楽に聞こえるってやつ。 先入観とか、その人が その時に一番心に引っかかってる事が反映されちゃう。そういうのって、何にでも言...続きを読むえることだと思うけど。
なんか、作者名でメフィストな予感がしたんですが、 作品はそうでもなかったです。短編集だからかな。 普通におもしろかったです。 雰囲気は嫌いじゃなかった。 BARの話が雰囲気あってよかったかなー。 オルゴールのもまあ、良かったかな。 でも迷探偵対怪人。 お前はだめだ。 なんかわざと寒い感じに書い...続きを読むたり、 なんかわざとちょっと下手に書いたりしたのかもしれないけど、 貴重な時間を割いて素人作品など読みたくないわ。 読むのがあまりにも苦痛すぎて、2作目は冒頭と結末しか読んでません。 なんかこれおもしれえ!絶対受ける!!と思ってる素人小説など読みたくないわ。 狙ってやったんならマジ凄いと思う。
この著者の本はQEDシリーズしか読んでいなかったので、初めての短編集。「オルゴールの恋唄」がよかったです。アンティークオルゴールって実際に見たことはないんですが、『パズルゲーム・ハイスクール』シリーズの絵によると(笑)、オルガンくらいの大きさみたいですね。実際に音が聴けるところがあるなら、聴きに行っ...続きを読むてみたいなあ。
初高田崇史作品。 ミステリ短篇集でしたが、あまりミステリ要素のない「茜色の風が吹く街で」が1番印象に残った。学生運動が吹き荒れてた時代は全く知りませんが、「ひとつの大きな運動」が終わった後の、一種の気抜けのような学校の雰囲気が1人の中学生の日常を通して伝わってきた。 劇的な展開や目新しいストーリーは...続きを読むないけど、必死に恋をしたり、読書をしたり、スポーツに取り組んだり、友情を育んだりする少年の姿は、やはり読んでいて寂しくなったり切なくなったりするものなのだなあ。 当時の中学生たちが夢中になっていた音楽が出て来たのも興味深かった。 しかし彼が中学生を必死に生きていた時代は、まさに「激動の年」だったのだな、と書かれていた数々の事件を見て思った。
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クリスマス緊急指令 ~きよしこの夜、事件は起こる!~
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高田崇史
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