神々の歩法-Sogen SF Short Story Prize Edition-

神々の歩法-Sogen SF Short Story Prize Edition-

220円 (税込)

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その男は北京の空高く浮かび、ステップを踏んだ。力強く、優美な、狂気を秘めた舞い。そのたびに戦闘機は墜とされ、地上には深々と炎が刻印される。かくしてユーラシアは滅び去ろうとしていた。――西暦2030年、砂に埋もれ廃墟と化した紫禁城へ、米軍の戦争サイボーグ部隊の精鋭12名が突入した。この神のごとき超人、エフゲニー・ウルマノフを倒すために。応募総数510作から大森望・日下三蔵・恩田陸が全員一致で受賞作に選出した本格的アクションSF。第6回創元SF短編賞受賞作。/イラスト=加藤直之

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神々の歩法-Sogen SF Short Story Prize Edition- のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    今年は、割とオーソドックスな話が多かった気がする。酉島伝法以外。酉島作品はほとんど理解できなかった。うどんを食べながら読んでしまったのも悪かった。
    ベストを挙げるとすれば、オキシタケヒコの「イージーエスケープ」。好きな人にはたまらんタイプの雰囲気。「カウボーイビバップ」の絵でどうぞ。
    草上仁「スピア

    0
    2015年07月17日

    Posted by ブクログ

    長谷敏司『10万人のテリー』★*3
    さすがシンギュラリティ世界だからか対人対戦ゲームを5年間運営で調整2回で済む
    凄すぎる
    人間の想像力につきあってあげなければならないのは大変だ
    単体としては文章の癖が印象悪いかも

    下永聖高『猿が出る』★*3
    普通に対決してあっさり倒せてしまうところが独自後味

    0
    2018年10月20日

    Posted by ブクログ

    長谷敏司「10万人のテリー」まさかのカードバトル。デュエル脳最高だぜ!めっちゃ楽しい。
    下永聖高「猿が出る」進化していく猿。こわい。
    星野之宣「雷鳴」恐竜の巨体の謎。
    理山貞二「折り紙衛星の伝説」『夏色の想像力』読みたいなあ。
    草上仁「スピアボーイ」前回の「ウンディ」も好きだったけどやっぱり楽しい。

    0
    2016年10月26日

    Posted by ブクログ

    長谷敏司「10万人のテリー」
    下永聖高「猿が出る」
    星野之宣「雷鳴」
    理山貞二「折り紙衛星の伝説」
    草上仁「スピアボーイ」
    円城塔「∅」
    堀晃「再生」
    田丸雅智「ホーム列車」
    宮内悠介「薄ければ薄いほど」
    矢部嵩「教室」
    伴名練「一蓮托掌(R・×・ラ×ァ×ィ)」
    三崎亜記「緊急自爆装置」
    諸星大二郎

    0
    2023年09月28日

    Posted by ブクログ

    豊穣な年だったようですが個人的には期待値ほどではありませんでした。やっぱり国産SFと相性がわるいのかもしれません?

    [○]長谷敏司「10万人のテリー」/カードゲームのレアカードのデータに人格を分割コピーしたオーバーマンが世界大会でデータが集まり甦った。世界の命運を賭けたゲームがいま始まる。《ゲーム

    0
    2023年07月26日

    Posted by ブクログ

     わたしには人間の気持ちがわからない。覚えることも考えることも、それから数えることも、わたしはずっと一人でやっていて、これを誰かに譲り渡すなんて想像もできない。
    (P.373)

     成長したあの子だと言われればきっと信じるだろう。そう思ってしまうくらい青年はあのときの少年の面影を引き継いでいる。しか

    0
    2019年07月03日

    Posted by ブクログ

    読むものに迷ったらつい手を伸ばすSF短編集いつもお世話になっています。なので『Φ』『薄ければ薄いほど』『ホーむ列車』は既読でした。高島雄哉さん『わたしを数える』が一番良かった!他の作品も読んでみたいと思いました。草上仁さん『スピアボーイ』好みの話過ぎて先が読めてしまいましたがそれでも良かった!御馳走

    0
    2017年11月03日

    Posted by ブクログ

    高島雄哉「わたしを数える」
    遠藤慎一「恐怖の谷〜」

    が心に残った。

    「人間は頭の中に小さな思考補助器という機械を埋め込んで、それに会話も計算も任せてしまって、今や自分では数えることすらしなくなったという」

    「数えることの本質 〜 数えることは確認することなんだ。そして人間たちは自分で数えること

    0
    2016年10月09日

    Posted by ブクログ

    2014年に発表された日本のSF短篇アンソロジー。素直な作品から実験的なものまで個性的な作品が揃っている。巻末の解説で2014年のSFの概況をまとめているので、これから読む作品を選ぶのに参考になる。なお、本書で個人的に好きなのは、「φ」が圧倒的によかった。他には、「猿が出る」「雷鳴」「スピアボーイ」

    0
    2016年08月23日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    長谷敏司「10万人のテリー」★★★
    下永聖高「猿が出る」★★★
    星野之宣「雷鳴」★★★★
    理山貞二「折り紙衛星の伝説」★★
    草上仁「スピアボーイ」★
    円城塔「Φ」★★★
    堀晃「再生」★★★
    田丸雅智「ホーム列車」★★★★
    宮内悠介「薄ければ薄いほど」★★★
    矢部嵩「教室」★★★
    伴名練「一蓮托掌(R

    0
    2015年07月15日

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