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議員秘書が語る総裁選の裏に隠された秘密、若くして財閥を継承した御曹司の苦悩、高名な大馬主が競馬場で出会った謎の老人、アメリカ人の元大佐が語る「もうひとつの退役」――各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」で、私はまたしても彼らの数奇な運命に耳を傾けることになった……。驚愕と戦慄! 玲瓏たる筆致で描かれた浅田次郎版百物語。
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Posted by ブクログ
皆さんのレビューからすると不評も多いのかな?私的には面白かった(´∀`) 「星条旗よ永遠なれ」を下ネタかよ!な感想の方もいるみたいだけど、面白かったけどなぁ。男性が素敵に見える。私が年とったって事なのかな?
このシリーズはどれ読んでもすごくドキドキするね! 浅田次郎は本当にとんでもないです。 表題作のワクワク感と云ったら!!! 競馬好きなら読むべし。
今宵もみなさまがご自身の名誉のために、また、ひとつしかないお命のために、けっして口になさることのできなかった貴重なご経験を、心ゆくまでお話し下さいまし。語られる方は誇張や飾りを申されますな。お聞きになった方は、夢にも他言なさいますな。あるべきようを語り、巌のように胸に蔵うことが、この会合の掟なのです...続きを読む。
「各界の名士が集う秘密サロン「沙高樓」で、 私は彼らの数奇な運命に耳を傾けることになった..・・・」 こんないきさつで始まる浅田さんの百物語です。 ●宰相の器 ●終身名誉会員 ●草原からの使者 ●星条旗よ永遠なれ 名誉も財力もある彼らの運命が どのように切り開かれたのか、 サロン参加者ばかりか、...続きを読む読者までも気になって お話の中へ引きずり込まれて行きました。 私が一番印象深かったのは、「草原からの使者」です。 有名な大馬主が競馬で人生最大の大ばくちをするお話ですが、 そこでの人間の実力論にはナルホドと思いました。 主人公の父が後継者たちに問いかけます。 Q:「人間の実力のうちでもっとも物を言うのは何だと思う?」 A1:「努力、もしくは忍耐」 A2:「能力」 A3:「誠実さ」 どれも私には大切なものに思えますが、実は違うのだとか。 正解は、「運」でした。 やはり、人生は大きな博打(?) 一世一代の大博打など、無縁のような毎日を過ごしている私には 目からうろこのこのひとこと。 そして主人公はみごとに運を勝ち取ります。 各界の名士の運の掴み方、 まだ続きがあるのなら、 ちょっと聞いて見たくなる、素敵な百物語でした。 余談ですが・・・ 自分の運を試す為、 ジャンボ宝くじ、買ってみようかなと思いました。(笑)
趣味のカジノに競馬、そして自衛隊やフロント企業に属して得たであろう知識を余すところなく発揮していただいた。風刺を利かせた短編娯楽は、展開がこれぐらい無責任であった方が面白い。オールマイティーなストーリーテラーだ。
南青山の片隅「沙高樓(さこうろう)」で深夜密やかに開催される現代版百物語の続編。 スッカリこの不思議な世界に魅せられてしまった。コレ墓場まで持ってゆくまでの話??というネタもありますが、どれも人生情緒溢れ、哀愁と神秘とが背中合わせで漂います。 サブタイトルでもある一編「草原からの使者」では、浅田氏...続きを読むの競馬愛はもちろん「人が生きる上で最も大切なものは、努力でも忍耐でも能力でも誠実さでもなく、運!」という強烈なメッセージにしばし愕然としつつ、わが身に重ね妙に納得してしまった(笑)
沙高楼奇談(本来の題名は旧字を使っているけれども、私のPCでは出てこないので、新字を使っている)の2作目。 題名通りの「奇談」が続く。4作が収載されているけれども、好きだったのは最初の「宰相の器」という話。浅田次郎は上手いな、と思う。
また浅田次郎の短編です。 本当にこの人の短編集は読ませますねぇ~。 今回の短編集も秀逸です。 この短編集はシリーズ物で、沙高樓という不思議な空間で、いろんな人がそれぞれ不思議な体験を語るっていうシリーズです。 だから基本的に話の内容はなんでもアリです。 今回は政治家秘書、元財閥当主、大馬主、米軍...続きを読む退役将校が語り部となってそれぞれかなり味のある話をしてくれております。 どれもこれも電車で読むには不向きな話でしたが、個人的に気に入ったのは米軍退役将校の語ってくれた『星条旗よ永遠なれ』でした。 退役将校ってコトで、いろんな歴史秘話の話かな?とは思うのですが、そこは名人浅田次郎。そんなコトはしません。 極めてプライベートな話を語ってくれております。 内容は読んでのお楽しみですが、こんな老夫婦、本当にいいなぁ~と、素直に憧れてしまうようなラストでした。 でも、浅田次郎が卑怯なのは、自分の得意分野のギャンブルネタを今回は二本も持ってきてること。 これで半分はギャンブルネタじゃないか!なのですが、充分に満足がいったから何も文句は言いません。 文句といえば、もっと書け!ってコトくらい。 我儘な読者です。
色んな世界のトップが残した秘密を、側近たちが「沙高楼」という名のペントハウスに集まり 語り合う。 議員が総裁選に出るか否か迷いに迷い ついに占いに頼る しかし、その占い師を最終的に二人から絞ることが出来ず、むかえた結末は! とか、 馬主の息子たちへ、誰が自分の跡継ぎになるのかを決めるのに 選んだ方...続きを読む法は、仰天の方法。 1つ1つが短編になっていて、とても読みやすい。 移動のときなどには、浅田本の短編集は、とっても楽しめて良い~
沙高楼の続編。ずっと秘めていた秘密を一人ずつ語っていく短編集。「宰相の器」の占い師や「草原からの使者」など相変わらずとても面白かった。これの続編書く予定あるのかな??
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