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不思議話好きの山岡百介は、処刑されるたびによみがえるという極悪人の噂を聞く。殺しても殺しても死なない魔物を相手に、又市はどんな仕掛けを繰り出すのか……奇想と哀切のあやかし絵巻。
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Posted by ブクログ
一つ一つ短編として楽しめるが、読んでいると気づく、話のつながり。小右衛門の落とし前である老人火で、百介と小右衛門が初めて相対。否、初めて相対したのは死神或いは七人みさきであるか。ここで、又市たちと百介との生き方が別れてしまった様な…。まだ続編があったと思うので、購入して読みたい。
再読。内容はぼんやりとは覚えていた。前作「巷説百物語」に続く今作であるが、このシリーズはどの話も人の心を揺さ振るのが上手い。特に最後の話である「老人火」はそれでしか幕を引けなかった二人の天狗の遣る瀬無さ、そして又市と百介の最後は感情移入できるものでもないのに思わず感情移入してしまう。きっとここで百介...続きを読むの中のなにかは終わってしまったのだと私は強くそう思っている。
シリーズ第2弾 今回は、又市一味の過去も少し触れられ 妖怪を騙った仕込みも、藩全体を巻き込んだいちだんと凝った壮大な話になってゆく。 狂気の藩主の話は鳥肌もの。 今回で百介と、又市たちの話はどうやら終わり?? もっとこのメンバーの話を読みたかったかも。。。
やっぱり楽しいですね。巷説シリーズの続編です。 又市さんがかっこいいですね。 百鬼夜行シリーズの榎さんも人気がありますが、きっと又さんも相当人気があるんだろうなと思います。 今回のお話は短編ですが、それぞれのお話が繋がっていました。 それにしてもひどい。ひどすぎる。で、ちょっと考えてみまし...続きを読むた。 の大好きなことをやめろ、してはいけない、でも大好きで仕方ない。そんな場合、自分はその欲望を抑えることができるだろうか。自分ならそれは本を読むこと。きっと我慢できなくて、ばれなければ、なんとかしてその欲求を叶えようとする。 人殺しはちょっと違うとは思うけど、そう考えると少し怖いです。
巷説シリーズ第二弾。 連作短中編集の体裁を取っているこの、必殺仕事人シリーズ。 中でも【続】は核となっており、各話に散りばめられた悲しみ憎しみが、最終話に収斂されていく様は本当に秀逸。 百物語、というからにはまだまだ続いていくんだろうか。 是非とも100話、描き切って欲しいです。
巷説百物語の続編。 巷説百物語と時系列が絡み合っているので、又市、百介一行の動きを整理しながら読むと前後関係が面白い。 今回も仕掛けとして化け物をこの世に生み出し、人の無念を丸く収める鮮やかさに圧倒される。 最後の仕掛けである老人火は、残念なことに全然わからなかった。誰の立場にも立てないまま読み終...続きを読むえてしまい、残念である。けれども悲しい幕引きだったという印象は残っている。 いつか分かる日が来ると信じたい。しかし分かってしまうことが怖い気持ちもある。
言葉だけで、人間を操れることの恐ろしさと解っているのに引き込まれるもどかしさ。長いお話なのに飽きさせない。
巷説シリーズ2作目。又市ら小悪党が妖怪仕立ての仕掛けを使って厄介事を解決していく様はすかっとする。京極堂シリーズは不思議を理屈で解き明かすが、こちらは逆に不思議で丸く収める。今回は北林藩の祟りを払う「死神」が良かった。続く「老人火」も悲しくて良かった。
久しぶりに再読しました。 いろいろな伏線、背景を読み込んで、初読の時とは違った楽しみ方が出来ました。この作者の物語は読みごたえがある分、何度読んでも楽しめます。 改めて、シリーズでも最も脂ののっている作品だと思いました。
最後まで読んで「うわぁ(ToT)」ってなった。そんな終わりって…そんなケリの付け方なんて…そして、いつの間に6年も! 妖怪話で結構グロテスクな描写なのに、不快さを感じさせないのは、又市やおぎんの粋な言葉や百介の人間らしさのせいなのかなぁ。不思議だなぁ。 ひとつひとつは短編なのだけれど、すべて繋が...続きを読むって徐々に伏線を回収していくストーリー構成に引き込まれて、京極ワールドにどっぷり浸からせて頂きました。
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