君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい

600円 (税込)

3pt

3.6

「本を読むより外で遊べ」と説教され、「まさか小説家になろうとしているわけじゃなかろうな」と非難された少年時代。生き別れた母を想い、ともに暮らす家族に尽くし、週末ごとの競馬を傍らに全身全霊で小説の神様に向き合ってきた人気作家が、胸熱くする人生の景色を、深く洒脱に紡ぐ。名人の筆に酔いしれる傑作エッセイ集!

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君は嘘つきだから、小説家にでもなればいい のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    浅田次郎さんの江戸っ子の人生が、思わず微笑みなから読めました。浅田次郎さんの祖父母もご両親も江戸っ子で、家庭を省みず(笑)でもその血は浅田次郎さんに受け継がれ生きざまが素敵です。自分のお義母様や奥様、娘さん、暮らしている動物への愛情深さに泣きそうになりました。

    0
    2019年11月28日

    Posted by ブクログ

    全作を読んだわけではないが、好きな作家。今まで浅田次郎の背景を全く知らなかったが、このエッセイを読んで、私が浅田次郎の作品になぜ惹かれるかがわかったような気がする。共感同感があるということ。驚きは「プリズンホテル」を書きながら、「日輪の遺産」や「蒼穹
    の昴」の執筆であったこと。分相応の暮らしと歳相応

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    2014年12月02日

    Posted by ブクログ

    著者の生い立ちや子供の頃のエピソード、競馬への思いが描かれている。
    物心ついた時からいかに書くこと、読むことが好きだったか。
    けれども日の目を見るまでに時間がかかった事などが書かれていて、浅田次郎のエッセーといえば近年のものしか読んでいなかった私としては若かりし頃のエピソードが新鮮でした。

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    2022年02月27日

    Posted by ブクログ

    題名から小説家指南書かと思い読んでなかった
    エッセイ集だった
    自著関連、競馬関連、歴史物関連と多岐
    久しぶりに浅田次郎読んだけど、やっぱり面白い
    頭に馴染みがいい文章
    読んでいて心地よい
    天子蒙塵にも早いとこ取り掛かりたい

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    2022年01月17日

    Posted by ブクログ

    1990年代後半から2010年代まで、さまざまな雑誌に掲載された浅田次郎のエッセイを集めたもの。人気作家の新旧エッセイをまとめて1冊の本にするというのは、お金儲けの安直な手段だという気はしますが、上手く8つのテーマに分けられています。故郷に馳せる想い、母と義母、父、娘など家族や飼い猫、博打、小説家と

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    2017年05月15日

    Posted by ブクログ

    自分の中で素晴らしい作品と「?」の作品の落差が大きい著者。あまりエッセイは読まないのだが、タイトルが面白くて手に取る。

    凡人の自分が言うのも何だが、普通の人なのだなと思った。先日読んだ「団鬼六」や 北方 謙三、司馬遼太郎氏らは天才だと思うが、まあ普通の人が作家という職業を選択したのだなと。(イヤイ

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    2017年03月02日

    Posted by ブクログ

    各書での細かいエッセイをまとめて何とか一冊に出版したような本。他のエッセイと比べると少し落ちると思う

    0
    2016年05月21日

    Posted by ブクログ

    バクチは時間の無駄って言われることもあるし、自分も時間もお金も無駄とはわかっているものの、「飽食終日、心を用ふる所無きは、難いかな。博奕という者あらずや。之れを為すは、猶ほ已むに賢れり。」(ボンヤリと日々を過ごしているくらいならバクチというものがあるのではないか。何もしないよりはましだ)って「論語」

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    2014年09月17日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人気作家浅田次郎のエッセイ集。じつは作品は読んだことがないのだが、「作家になる」ということがどういうことかに興味があって読む。彼は十代の頃に既に作家で身を立てると決意し、大学に進学せず、自衛隊に入ったり他の仕事に就きながら、本を読み、書き続けた。一日に4時間、一冊をノルマとして読み、書いた結果、35

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    2014年08月13日

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