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ブロンテ3姉妹は、イギリス北部ヨークシャーの一寒村に牧師の娘として生れ育った。本書はその一人エミリー(1818―48)が残した唯一の長篇小説で、ヒースの茂る荒涼たる自然を背景とした、二つの家族の3代にわたる愛憎の悲劇。浮浪児であった主人公ヒースクリフの悪魔的な性格造形が圧倒的な迫力を持つ。新訳。(全2冊)
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Posted by ブクログ
騒がしい世間から隔絶したところ、人間嫌いにとって、まさに天国のような土地… そこで会ったヒースクロスの恐ろしく激しい愛に慄き始めた、、、
ヒースクリフ!なんと狂気に満ちた人物造形。キャサリンを思う気持ちだけが純粋。 不穏な空気が空中に立ちこめている。召使いが語るという手法もはまっている。
有名な小説なので、以前読んだと思っていたのは抄訳だったのかもしれない。ロックウッドが手伝のディーンからヒースクリフに関係する人々の話しを聞く、というスタイルの小説である。抄訳では、ロックウッドがディーンから話しを聞くスタイルが割愛され、ヒースクリフだけの話になっていたと思う。イギリスの屋敷についての...続きを読む何の知識がない人でも、翻訳ではわかり易いが、英語で読むのは難しいと思う。
この強烈な物語をもっと早く読むべきだった。新訳で読みやすくなっていることもあり、まさにページを繰るのがもどかしいと思いつつ、一気にラストを迎えました。
全二冊。必読。小説はこうでなくっちゃというかんじ。爽やかさに欠ける、癖だらけの登場人物たちを一人残らず好きになってしまう。作者ブロンテが生涯故郷を出なかったという事実が興味深い。
題名だけ知っていてなかなか手を出さなかった名作。 実はあらすじさえ知らなくて正直こんな昼ドラだとは思わなかった。
タイトル通り、荒々しい作品だが、一気に読ませる力がある。 これが処女作にして唯一の小説作品とは、恐ろしい。 訳は断然河島弘美訳を推す。
救いようのない暗さに、一度は放棄したものの、適齢期ってのはあるもので今読むと、 崇高な魂の壮絶な物語なのだと分かる。 殺伐とした空気が逆に、魂が惹かれ合う激しさを際立たせているから 健全な幸福の描写など一切出てこなくとも不思議と美しい話なのだ。 傲慢で荒々しく気高い人々もなぜかチャーミング。 ...続きを読む 女性が描いたとは思えない力強く異常な文章です。
閉鎖的な世界で混ざり合う愛と憎しみ。 終始暗雲たる雰囲気が立ち込めている。 アーンショー家はどうしてこうも皆狂っているのか、、、。
18世紀イギリス片田舎のドロドロ愛憎劇。愛は独善的で人間関係は閉鎖的で、カップルとなりうる男女の組み合わせが循環しており純粋に恐いなと思う。そこが面白い。親世代のそれぞれの復讐心混じりの愛が目指していた、または目指せれば生前から安らぎを得られていた価値観が、下巻18章ラストでネリーが指した、19世紀...続きを読むに生きる若者二人の姿だったのかなという印象。主人公ヒースクリフが清々しいほどのヒール振りを発揮してくれていて、あくまで小説だからという前提の下、小気味よく感じられた。彼が心の恋人キャシーへの熱情を語るいくつかの場面は、作中屈指の暗い輝きを放っていて読み応えがある。
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