草原の風(上)

草原の風(上)

649円 (税込)

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父の死により、叔父に引き取られ、使用人とともに田で働く劉秀。高祖・劉邦の子孫でありながら、鮮明な未来を描くことができぬ日々を過ごしていたが……。三国時代よりさかのぼること二百年。古代中国の精華・後漢王朝を打ち立てた光武帝・劉秀の若き日々を、中国歴史小説の巨匠が鮮やかに描きだす。

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草原の風 のシリーズ作品

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  • 草原の風(上)
    649円 (税込)
    父の死により、叔父に引き取られ、使用人とともに田で働く劉秀。高祖・劉邦の子孫でありながら、鮮明な未来を描くことができぬ日々を過ごしていたが……。三国時代よりさかのぼること二百年。古代中国の精華・後漢王朝を打ち立てた光武帝・劉秀の若き日々を、中国歴史小説の巨匠が鮮やかに描きだす。
  • 草原の風(中)
    649円 (税込)
    王莽の暴政に耐えかねた兄とともに挙兵した劉秀。次兄、姉ら、肉親を喪いながらも、官軍との熾烈な戦いを重ねる。鮮やかな戦いぶりと、その叡智に引き寄せられるように、劉秀のまわりには多くの武将、知将が集まり始め……。古代中国の精華・後漢を建国した名君、光武帝・劉秀の天下統一の戦いの日々を描く!
  • 草原の風(下)
    649円 (税込)
    幾多の困難な戦いにおいても、劉秀の周りには、磁力に引き寄せられるように名将が集まり、天下統一をたすけてゆく。臣下への思いやりを忘れず、民に寄り添った名君・光武帝。最も平凡に見えて最も非凡な天下統一の物語、全三巻堂々完結。

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草原の風(上) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    後漢の光武帝となった劉秀のお話。上巻では学生時代がメイン。宮城谷氏の本はかなり難関なものと平易なものがあり、「草原〜」は平易なほう。読みやすくていいなあ。劉姓の人物がいっぱい出てきますが、キャラがしっかり書き分けられているので読みやすい。

    0
    2022年09月28日

    Posted by ブクログ

    後漢の創始者、光武帝こと劉秀を描いた歴史小説。

    劉秀は、不思議の人だ。
    郷里ではひたすら農業に従事する(但し、めちゃくちゃ農業の才能があった)、大人しく真面目な青年であったと記録される。都に留学し、歴史書である「尚書」を修めはする。
    それだけの来歴を見ると、この人物が、挙兵してから大きな苦境は一度

    0
    2020年09月19日

    Posted by ブクログ

    10年~50年頃の後漢時代の中国。三国志の約200年前。劉邦の子孫で劉秀という人物が、後漢王朝の光武帝となるまでを描いた作品。劉氏一族の一人とは言っても田舎出身の田畑を耕していた平凡な男であったが、叔父や親戚やまたその周りの人達から人格や秘められた偉才をかわれ、その期待を裏切らずに王朝を築いていく。

    0
    2014年06月09日

    Posted by ブクログ

    後漢を開く、劉秀のお話。
    今の所、宮沢賢治のような感じを受ける。
    ここからどうなっていくのか楽しみ。

    0
    2023年02月14日

    Posted by ブクログ

    やはり宮城谷さんの本はおもしろい。

    後漢王朝の祖・光武帝(劉秀)の物語。
    困窮のため、子供の頃、一人だけ叔父の家に預けられたコンプレックスもありながら、土や光、天候に親しみ、農業の天才とまで言われて、清澄さを失わない劉秀はとても魅力的な主人公。
    多くの人に愛され、のちには期待されるようになるけど、

    0
    2017年12月01日

    Posted by ブクログ

    後漢王朝の創始、光武帝・劉秀の生涯。
    上巻は常安での留学などの若き日々の劉秀が描かれています。
    慕われ尊敬される劉秀の器の大きさ、徳の深さに引き込まれました。
    高祖・劉邦の末裔でありながら、田圃で汗する日々。現場主義という言葉は少ししっくりこないけれど、汗をかき、工夫を怠らず、和を尊ぶ姿勢を当たり前

    0
    2016年04月28日

    Posted by ブクログ

    後漢の創始者である劉秀のお話。
    宮城谷さんにしてはめずらしく、最初から本人が出てきます。
    (大概、主人公の前世代が活躍して、歴史的背景を深く説明します。)
    上巻は、世の中の乱れがすこしづつ進んでいるため、主人公の動きも地味であるため、

    「こんな人が本当に皇帝になるのかな?」

    と不安になりますが、

    0
    2014年03月02日

    Posted by ブクログ

    「春風がやさしく草を撫でるように吹いている」
    という書き出して始まる本巻は、悩める青年と言える劉文叔が故郷から帝都に出て、勉学に励む様子が主に描かれる。
    さまざまな人との出逢いに彩られるその日々、読んでいて、まさに春風のように爽やかな印象を受けた。
    宮城谷昌光らしい清廉な筆致である。
    本作は文叔の時

    0
    2021年02月11日

    Posted by ブクログ

    赤い龍よ、いつまで草原で臥せているつもりか

    龍は水を飲みに地上におりてくるときがある。龍に従って雲もおりてくるので、雨がふるといわれる。その龍が天に昇るためには、風が起ち、雲が動かなければならない。

    風雲が、臥せている龍には、必要だ。

    0
    2016年09月01日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    上巻は劉秀の人柄を書こうとされてて面白かったが、中、下と進むにつれていつものように主人公が超人的に聖人君子にように描かれていてちょっとがっかりした。上巻が面白かっただけに残念。小説中の描写からも、劉秀は聖人君子ではなく他の天下人のように周りの意見をよく聴くことの出来る人だったのではないかと思う。小説

    0
    2015年07月22日

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