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歴史・時代 12位
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永禄3年(1560年)、織田信長の急襲に遭って、今川義元は桶狭間に斃れた。義元に頤使されていた松平元康(家康)は父祖の地、西三河は岡崎城に戻り、悲願の独立を果たす。だが息継ぐ間もなく、一向一揆が勃発。血縁者が敵味方に分かれ、相争う国力消耗の未曾有の事態から家康を救ったのは大久保忠俊(常源)だった。忠俊率いる大久保一党の決死の進退が深く胸を打つ戦国歴史小説の巨編。
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Posted by ブクログ
何故もうちょっと早く読まなかったのだろうと素直に思えた作品。新しい家康像が新鮮。がそれだけでなく、どう生きれば良いのか?を示唆させてくれる。
徳川家康の活動を描く物語ですが、原著者の大久保彦左衛門が描いた三河物語が底本になっていることから、徳川家の柱石の一つである大久保家を主として描いた物語。よくある徳川家康や織田信長を描いた歴史小説とは違って徳川家の家臣目線なので雰囲気が大分違う。悩める青年大名として描かれやすい徳川家康が、常に厳然とし...続きを読むたリーダーとして描かれている。上巻は三河の一向一揆鎮圧が主たるテーマ。とても丁寧に描かれていて、読み進めるうちに本書に惹き込まれていった。
徳川家康の家臣の大久保一族の活躍を描いた歴史小説。大久保彦左衛門『三河物語』をベースとして歴史小説化した。
<上中下を通してのレビュー> 徳川家康を支えた大久保一族を描いた小説。 松平家を古くから支えてきた大久保一族の結束と忠誠心。 大久保彦左衛門が執筆した「三河物語」がベース。 家臣の視点が面白い。 歴史的事実の裏側で家臣たちがいかにして主君を支えてきたのか。 それに報いてきた主君家康。 徳川家が巨...続きを読む大な権力を手にしてからの大久保一族の変遷。 やるせない事も多々あっただろう… 大久保彦左衛門が「三河物語」を残してくれたからこそ、 後世の我々が知ることが出来た部分も大きい。
一向一揆の一つの見方として、家康に対する「審判」というキーワードが浮かんでくる。温情裁定の裏に隠された忍耐は、乱世を生き抜いた家康の処世術を象徴するかのよう。だからこそ長きにわたって民を掌握することができたのかもしれない。
松平家が一城の主ですらない時代から始まるだけに、スケールの大きい話は少ない。だが、それだけにとにかく描写が細かく、具体的で緊張感がある。武将たちの息遣いが感じられるよう。大久保家だけでも何人もの人物が出てくるので、登場人物が分からなくなりがちなのは仕方ないか。
徳川家康に仕えた大久保一族の話。 そんな一族は存在すら知らなかったが、忠世、忠佐、忠隣のキャラがそれぞれかっこよくて強くてぶれがなくて、もっと知りたかった。
「風は山河より」と舞台が重なるので、 話も重なるところがあるのかと思いきや、 視点はあくまでも大久保家なので、新鮮さがある。 よくよく考えてみれば、「風は山河より」でも、 大久保忠俊に関する記述、松平家に関する記述は多かったので、 その頃から、今作の着想があったのかもしれない。
大久保家の名前が皆似通っていて混乱するけど、家康の若かりし頃を知るにいい本だと思う。 こんなにも一向宗の勢力は強かったんだなというのと、人質時代も含めて家康の人格形成がされていく背景が垣間見えておもしろい。
徳川家に仕える大久保一族を書いた小説。山岡壮八の徳川家康と比べると、作者の違いによって異なる家康像が見えてくるのも面白い。綿密な研究で歴史をより忠実に描こうとしている作者なため、歴史について学べるところが大きい。物語としての面白さは少し半減するのだが。 一向一揆について、山岡壮八著では家康の母であ...続きを読むるお大が、家康に無益な戦をやめるように諭し、慈悲を持って一向一揆収めたように描くが、この作品では家康を母を高めるためにそんなフィクションを作らない。リアルな一向一揆と、その特に感動的ではない収束を描く。 長篠の戦いも、鉄砲の魅力が事を決したように描かないのが、新鮮だった。
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