コロロギ岳から木星トロヤへ

コロロギ岳から木星トロヤへ

660円 (税込)

3pt

※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。

西暦2231年、木星前方トロヤ群の小惑星アキレス。 戦争に敗れたトロヤ人たちは、ヴェスタ人の支配下で屈辱的な生活を送っていた。そんなある日、終戦広場に放置された宇宙戦艦に忍び込んだ少年リュセージとワランキは信じられないものを目にする。いっぽう2014年、北アルプス・コロロギ岳の山頂観測所。 太陽観測に従事する天文学者、岳樺百葉(だけかんばももは)のもとを訪れたのは……。21世紀と23世紀を“つないで”描く異色の時間SF長編。

...続きを読む

コロロギ岳から木星トロヤへ のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    時間SF。過去の人間にSOSを送る少年ふたり、未来でしかも地球じゃない2231年2月14日木星トロヤから、2014年日本のコロロギ岳へ。過去と未来に横たわる囚われた時間蛇。救いの原動力は結束する腐女子二人の妄想力(笑。百億の昼と千億の夜を彷彿とするスケールの大きさと蛇のペシッに影響を受ける人類の儚さ

    0
    2013年12月24日

    Posted by ブクログ

    #日本SF読者クラブ 「コオロギ岳」ではない。「木星前方トロヤ群」がわかなくても大丈夫です。時間SFなんだけど、難しい理屈は無視して(?)スラスラと読むこと。新型コロナ疲れの頭には、一服の清涼剤となるでしょう。
    コミカルな「時砂の王」という例えもあったが、言いえて妙です。作者が「天冥の標」の執筆の合

    0
    2020年04月14日

    Posted by ブクログ

    新年早々続けて小川一水。
    「風の邦、星の渚」はSF要素薄めだったけど、こちらはSF要素満載。
    なんと言ってもみんな大好き時間SF。
    ずっとわくわく、にこにこしながら読めてたし、オチもきれいに決まって文句なし。
    小川一水にハズレ無し!

    0
    2020年01月05日

    Posted by ブクログ

    SF。時間SF。
    ストーリーもシンプルで、キャラクターもコミカルで読みやすい。
    サクッと読めて気楽に楽しめる一冊。
    カイアクの会話が、少しズレていて面白い。

    0
    2019年06月05日

    Posted by ブクログ

    西暦2231年の木星トロヤで、宇宙船内に閉じ込められた二人の少年。一方2014年、日本のコロロギ岳では、とんでもない来訪者が訪れ、天文学者の百葉(ももは)と水沢は、閉じ込められた少年たちを救う手助けをすることになるのだが…

     もっと分かりやすく、この小説の説明をするなら、200年越しの人命救助! 

    0
    2016年04月18日

    Posted by ブクログ

    あ。これすげー好きかも。
    時間モノSFとしては突っ込みどころも多そうだけど、2014年と200年未来とのやりとり。限られた登場人物で、清潔感あふれるストーリー。や、おもしろかった。

    0
    2014年12月20日

    Posted by ブクログ

    小川一水なので一定のレベルは期待しちゃう。その意味で、まあ、さくさく読める佳作ってとこ。
    現代側主人公の行動動機がミソ。「ピアピア動画」とも通じる、真の意味での「応援」だと思う(笑)。ある意味新しい動機かも。
    でも途中でそれを捨てる、そこが小川一水。

    0
    2014年11月23日

    Posted by ブクログ

    壮大でかつとてもちっちゃな話。すごくおもしろい。
    人間以外の心情や社会を書かせたら右に出るものはないね。今回は想像を越える生物…でいいんだよね…だったけど。

    0
    2014年03月16日

    Posted by ブクログ

    ーーー西暦2231年、木星前方トロヤ群の小惑星アキレス。
    戦争に敗れたトロヤ人たちは、ヴェスタ人の支配下で屈辱的な生活を送っていた。
    いっぽう2014年、北アルプス・コロロギ岳の山頂観測所。
    太陽観測に従事する天文学者、岳樺百葉(だけかんばももは)のもとを訪れたのは……。
    21世紀と23世紀を“つな

    0
    2013年10月23日

    Posted by ブクログ

    時間もの。
    サクサク読めてサクサク進む。

    あまり暗い感情を誘発する要素がないので、楽しく読めた。
    それと現在側の主人公を「腐」にする必要性があまり感じられなかった。まぁ笑いを誘う要素としては十分機能したと思うけど。

    0
    2013年07月11日

コロロギ岳から木星トロヤへ の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

小川一水 のこれもおすすめ

コロロギ岳から木星トロヤへ に関連する特集・キャンペーン

同じジャンルの本を探す