メビウス・レター

メビウス・レター

680円 (税込)

3pt

男子高校生が謎の焼身自殺を遂げた。数年後、作家・阿坂龍一郎宛てに事件の真相を追跡した手紙が、次々と送りつけられる。なぜ阿坂のもとに? そして差出人の正体は? 阿坂は人妻のストーカーに付け狙われ、担当編集者は何者かに殺害された。すべてがひっくり返る驚愕の結末とは!? 傑作長編ミステリー。(講談社文庫)

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メビウス・レター のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    入り組み絡み合った真相。
    登場人物が少なくて、結末は終盤に予想が出来てしまったのが残念。
    半分くらい読んだところで、物語の鍵となる部分も予想できてしまう。。。

    ただ、終盤で一度夢オチならぬ、書落ちを挟むのだけれど、その部分にはエンターテイメント性というか、読者を楽しませる工夫を感じました。

    0
    2020年10月30日

    Posted by ブクログ

    これは、アレな叙述トリックだろうなと目星はついたものの、入れ子式にあれやこれやと目まぐるしく転向展開し、あっと驚く大団円?!過去からの手紙が紡ぐ犯罪のメビウスの輪。

    0
    2018年08月25日

    Posted by ブクログ

    過去から届く謎の手紙。
    主人公がなにがしかの罪を犯していることは、早々にほのめかされているけれど、実はこの手紙は本当に、実験的な青春小説でした、というオチが用意されているのではないかとか、勘ぐってしまった。

    読み進めながら、犯人をいろいろ推理してははぐらかされるという、王道の推理小説。
    しかし、後

    0
    2015年08月16日

    Posted by ブクログ

    ちょっと昔っぽいし、トリッキーすぎて好みではないかも。でも、途中から俄然面白くなって、ついつい引っ張られて読んじゃいましたね~w

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    2013年02月12日

    Posted by ブクログ

    長編ミステリ
    なかなか面白かったと思ったを覚えています^^

    解説が愛川晶さんで 個人的にこういう解説なら解説というものも好きですね (^^)
    良解説だと思います

    0
    2012年04月29日

    Posted by ブクログ

    捨てたはずの過去から届く手紙が主人公をじわじわ追い詰める。
    それに加え編集者が殺され、人妻のストーカーが周辺を徘徊し・・・
    やっぱりこの方の書く物語は面白いです。
    つくづく惜しい人を亡くしました。。。

    本作の文体を模写をして、読後感想。
    ねぇ、キミ、どうしてそんなに足早に居なくなってしま

    0
    2010年06月12日

    Posted by ブクログ

    北森鴻のかなり初期の作品。
    「冬狐堂」シリーズや「香菜里屋」シリーズとは、全く違う本格ミステリー。
    過去から送られてくる手紙を元に、主人公が高校時代に経験したクラスメイトの死の真相にせまっていく過程が、かなり巧妙に描かれている。
    主人公を除く登場人物のテンションが異様に高く、最初は違和感たっぷりだっ

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    ぐるんぐるんに騙される。やたら売れてるので読んでみた。普段飛ばし読みをしてる身には、ちょっとツライ。そこが心地よかったりもする。『飛ばし』が出来ない。『飛ばし』たら物語を見失いかねない…。久しぶりにミステリーに浸った。

    0
    2011年09月04日

    Posted by ブクログ

    久しぶりに本屋で衝動買いした1冊。
    初めて読む作家さんです。

    「あまりにもトリッキー過ぎて、出版の話が一度ボツになった」
    という解説のとおり、犯人像が2転3転してくれます。
    きっとこうに違いない!
    な〜んて推理しながら読んでいたら、見事にハメられました(笑)。
    最初と最後の動機が弱い気もするけど、

    0
    2010年09月26日

    Posted by ブクログ


    作家である主人公を追い詰める、「過去」からの手紙。登場人物が多くないことも読み手の想像や推理を掻き立てます。
    過去と現在が入り混じるまさに「メビウスの輪」のような複雑なストーリー。そして過去と現在が重なった先は驚きのラストでした。
    自分の頭の中で整理して道を切り拓きながら読み進めていくので、作者の

    0
    2021年08月12日

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