ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
普通のサラリーマン、久留米充の頭痛の種は、同居中の友人・魚住真澄だ。 誰もが羨む美貌で、男女問わず虜にしてしまう男だが、生活力は皆無。 久留米にとっては、ただの迷惑な居候である。 けれど、狭くて暑いアパートの一室で顔を合わせているうち、どうも調子が狂いだし……。 不幸な生い立ちを背負い、けれど飄々と生きている。そんな魚住真澄に起きる小さな奇跡。 生と死、喪失と再生、そして恋を描いた青春群像劇、第一巻。
アプリ試し読みはこちら
1~5件目 / 5件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
何度読んでも、魚住の生きてきた過酷な環境の中で久留米やマリちゃんサリーム、響子ちゃんに濱田さん諸々、みんなに出会えて良かったねって思う。何と言っても、魚住に「巻き込まれない」久留米の存在がとても大きな作品。 また、榎田さんの、柔らかいけど伝えたいことはダイレクトに伝わってくる文章がいい。生きることと...続きを読むか、死んでいくこと。 逝く人と、置いていかれる人のことを改めて考えさせられる作品だと思います。
うっかりはまる。 主役のストーリーも良いけれど、サイドキャラクタがとんでもなく魅力的。 マリさんは徹頭徹尾素敵だし、濱田先生は最初当て馬!苛つかせるのうま!って思ってたのに途中から一番好きになった。
何気なく買ってハマってしまった。 BLなんだろうけど、だからこその心理描写に引き込まれる。 明日、大人買いしよ…好きな作家さんが増え楽しみが増えた。
すごく面白かった。 文体が私好みなのもあって読みやすさは抜群。表現がいちいち好みだった。 これはBLというよりも純粋な愛の話だなぁ、と。 愛を描いた話。 BL小説苦手……という方でも気に入るのではないかと。
もともとはノーマルだった二人(男同士)がお互いを恋愛の対象と意識し初め、困惑する気持ちを描いた序章に位置する作品。 緩く、不運な雰囲気を纏う学生の魚住くんと硬派で実直な社会人の久留米くん、対極にある設定が生かされていると思う。 魚住くんは、幼い頃持ち得なかった暖かさや包み込むような安堵感を求めている...続きを読むんだろうなぁ。それを与えてくれるのが久留米くんだった。久留米くんの持ち前の性格が魚住くんの気持ちとマッチして、お互いを求めるようになったのかも知れない。 二人の友人の「マリさん」がいい味出してます。 これからの二人が楽しみ♪
主人公・魚住を含む登場人物が全て魅力的。こんな人達に恵まれて、魚住は幸せですね。だから、彼も人間らしくなって来た(笑)
角川ホラーから出ている「妖琦庵夜話」のシリーズで榎田ユウリさんを知った。 友人からBL書いている人だよと言うのは聞いていたので魚住くんシリーズがBLなのは分かっていたけれど、これがデビュー作で、さらに2度目のリニューアルされて発売ってすごい。 その理由も良く分かった。 魚住がとても美しく、描写がとて...続きを読むもきれいだと私は思った。 夏の塩では久留米と魚住がくっつく事はなく、もどかしい感じがまた続きが読みたい!と言う気持ちにさせる。 続きのプラスチックとふたつのキスも買ってあるので早速続きを読もう! あと気になったのが、最後の章の「鈍い男」って時系列は「制御されない電流」の合間の話なのかな。 読んでるとそんな感じがしたけれど、どうなんだろう。
本屋に行って表紙が可愛くて表紙買い。 買ってからBLだということを知り驚いたけど、面白かった!! 感情表現が丁寧なので、互いに惹かれて行く様が自然に感じられる。 色々な人物の視点から語られるので、ところどころ「ん?これ誰の視点だ?」って思うところもありましたが(私の読解力が無いからかもだけど)特に...続きを読む気にはなりませんでした。 良いところで終わったので早く続きが読みたい・・・!!
【蘇る名作】 魚住真澄の喪失と再生。生と死の物語。 人は何のために生きるんだろう? どうして、こんなに辛い思いをしてでも生きなければいけないんだろう? 僕を救ってくれるのは…、誰? 軽いタッチでありながら、人間の根幹を描くこの物語は「BL」という枠組みで本当にいいのだろうか? BL好き、またはB...続きを読むLを知らない人にもオススメしたい一冊。
10年くらい前、書店でバイトしていたころに買った文庫本。一度シリーズ全巻を読んだはずで、とにかく良い本だったということは漠然と覚えているのだけど内容までは記憶しておらず。読む本を探していたところだったので再度。持っている文庫本は初版だった。 久留米と魚住よりも歳下だった10年前、この作品を読んで自...続きを読む分が何をどう考えていたか分からないけれど、彼らよりも少しだけ歳上になった今、あらためて読んだら魚住の無機質さや久留米の鈍さやマリの人となり、どのキャラクターも(語弊を恐れずに言えば)身近に感じられた。 平たく言うと結構ありえない出来事が重なっているお話だけど、でもどこかありえなくない、「分かる気がする」と言わせるような人たち。静謐で淡々とした文章がそう感じさせるのかも。 人や大切なものを失くすという大きなファクターがこの先彼らをどう導いていくのか、早く続きが読みたくなった。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
魚住くんシリーズ
新刊情報をお知らせします。
榎田ユウリ
岩本ナオ
フォロー機能について
「角川文庫」の最新刊一覧へ
「小説」無料一覧へ
「小説」ランキングの一覧へ
宮廷神官物語 一(角川文庫版)
マロニエ王国の七人の騎士 1
金の国 水の国
この春、とうに死んでるあなたを探して
海が見える大井町~岩本ナオ作品集~
雨無村役場産業課兼観光係 1
Yesterday,Yes a day
海が見える大井町~岩本ナオ作品集~【単話】 1
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲夏の塩 魚住くんシリーズI ページトップヘ