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バブル真っ盛りの東京。ディスコでバイトをしている彰洋は、地上げの神様・波潟の愛人になった幼なじみの麻美と再会する。麻美から青年実業家・齋藤美千隆を紹介され、齋藤の下で、手段を選ばぬ土地の買上げや地上げをすることに。一時は大金を動かす快感に酔いしれるが、周囲の人間の欲がからみあい、次第に身動きが取れなくなっていく。一方麻美も、波潟と齋藤の双方から裏切られていることに気づき……。金に対する人間の果てない欲望が産み出す破滅を描く傑作長篇!
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Posted by ブクログ
金、薬、策略、欲望、エロと過激な部分が多いですが読み出すと止まらない。 仕事で行き詰まってる方、仕事でトラブルを抱えてる方、仕事でやる気が出ない方には是非とも読んでほしい。 不思議と活力が湧いてきますよ。 下巻も楽しみです。
スキだね。 すごいスキだと久々にさけびたいくらい。 舞台はバブル期なんだけれども、そこで繰り広げられる 土地をめぐる命とかお金とか女とかプライドとかすべてを ひっくるめた感じで、時代の切迫感がたまらなく酔えた。 馳星周のお決まりのパターンでアンダーグラウンドな人間が わんさかでてくるのかと思いき...続きを読むや、以外に(笑)一般感覚に近い もしくは、以前は一般感覚だった人間が多かった。 昔、某ソフトウェア会社の代表が倒産後に語ったコメントで 『金があるとね、もっともっと欲しくなるんですよ』 というのがあるのだが、なんかものすごくわかる気がした。 ラストの美智雄のポジティブさには笑った。 でも、このぐらい何かにかけないと 人生はおもしろくならないかもしれない。
馳星周、初挑戦の小説。 いやもうこれはすごい。 読んでいてどんどんその世界にひきこまれていく、 やめられない。 やっぱり、「上」「下」は嬉しい。
金と酒と女と、、、 こういう裏社会もの、そして馳星周さんの作品は初なのですが、男の大好物なストーリーだと気付かされてしまいました。
引き続き馳星周キャンペーン。いやあバブルバブル。なんでもない小僧がなんだかのし上がっていく?感じ?全体的にチープなんだけどワクワクする感じはある。ただ早紀とのシーンばかりチープというか陳腐でつまらない。それが演出だとしてもなあ。
復活祭を読んだので、その前編を読みたくて購入。 まさにバブルの絶頂期に踊った人たちのなれゆく果ては...。 バブル時代を思い起こしながら読んだが、あまりに自分との世界がかけ離れているので戸惑いあり。さらにドラッグを多様するところが現実離れ。 しかしそれが馳星周なんだ。 スピード感は不夜城のようにあっ...続きを読むて痛快だ。しかし感動したり心に残ったりするものではない。 スカッともしない。 何も考えずこのスピード感に酔いしれたい時に読むのが良いかと。
バブル時代の熱気に憧れます。終わりが見えない好景気の真っただ中は経験者にしか分からない熱ですね。きっと。
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