自転しながら公転する(新潮文庫)

自転しながら公転する(新潮文庫)

1,045円 (税込)

5pt

母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。(解説・藤田香織)

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自転しながら公転する(新潮文庫) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    一気に読んだ!
    私もなぜかヤンキーに惹かれる。
    それって、ギャップなのかな。優しかったり、頭が良かったりするところ。
    期待してない時に期待以上なことが起きているから?
    当たり前を求めていないか?期待していないか?なにより自分がやりたいことは何なのか。

    0
    2024年05月26日

    Posted by ブクログ

    エピローグを読んでスッキリ。都はやはり貫一と一緒になったんだなぁ。考えてみれば「自転しながら公転する」は貫一の言葉だもんな。大人の結婚話はちょい前に読んだ「傲慢と善良」もよかったけど、こっちの方が面白く一気に読めた。

    0
    2024年05月23日

    Posted by ブクログ

    私が都ちゃんと同じくらいの歳だったら読めたかなぁ…友達の日記、いや、なんなら自分の日記を見ているような感覚になって最後まで読めなかったかも。
    思春期とは違うぐるぐるもやもやが出ますよね、30歳くらいって。なんか、20代の時みたいに無敵でもないし、仕事の伸び代も段々現実が見えてきたりして。
    人に対して

    0
    2024年05月20日

    Posted by ブクログ

    プロローグがなかったら、泣いて読めなかったと思う。感動からではなく、リアルでつらすぎて
    エピローグまで読めてよかったよ

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    山本文緒さんの作品が好きで、一行一行楽しんで読んでいたら読み終えるのに時間がかかってしまった。
    この小説にはある仕掛けがあり、私は全く気が付かず最後まで主人公の都の結末はどのように迎えるんだ?!と気になり、最後は一気に読み終えてしまった。

    山本文緒さんの期待を裏切らない読み応えたっぷりの作品に、読

    0
    2024年05月06日

    Posted by ブクログ

    20代最後の、今、読んで本当に良かった。
    結婚、出産を経験した自分。
    これで良かったのかと毎日思う自分。
    でも幸せも感じる自分。
    キャリアで悩む自分。
    親との関係…色々なことがぐるぐるする毎日。
    正直、読んでいて9割は心がズキズキと痛んだけど、最後読んで良かったと思えた。
    泣けた。これは29歳女子に

    0
    2024年04月29日

    Posted by ブクログ

    幸せとは人それぞれの形があるが、それを知った上で悩む。育った環境や関わる人によって考え方が形成される。私が一般的だと思う考え方は人によって異なる。
    登場人物の考え方は本で読んでいるとそういう考え方もあると飲み込める。
    本を読む前は結婚=幸せである。と考えてしまっていたが、さまざまな幸せがあると知った

    0
    2024年04月23日

    Posted by ブクログ


    主人公カップルの物語がリアルで実際に存在するカップルの出来事を見ているようだった。恋人の男の人がものすごく魅力的。ラストもとてもよくて読んだ後しばらくロスになった。

    0
    2024年05月15日

    Posted by ブクログ

    凪良ゆうさんと雑誌で対談されている記事を読み、この作家さんに興味を持ち読んだ。
    山本文緒さんが凪良さんに「後は任せた」と言われたと記事にあった。
    どういう事?と、思ったのが興味のきっかけ。
    山本さんはこの本が発売された1年ちょっとで亡くなられたと言うことだ。

    普通の本の約倍の長編小説で、プロローグ

    0
    2024年04月14日

    Posted by ブクログ

    30代女子の揺れ動く心と焦燥感を捉えた作品。
    思わず「そうそうそれね…。」と唸ってしまい、主人公と同じ目線で物語の中に入り込んでしまいました。

    そして主人公と同様に、自分の幼稚さや自信のなさを受け止められているかどうかを考えてしまいました。
    どちらかというと気付かないフリをしがちで、耳が痛いです。

    0
    2024年04月05日

自転しながら公転する(新潮文庫) の詳細情報

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月28日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月21日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

  • ドラマ化

    「自転しながら公転する」

    2023年12月14日~ 読売テレビ・日本テレビ
    出演:松本穂香、藤原季節、長谷川慎

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