ガルシア=マルケス中短篇傑作選

ガルシア=マルケス中短篇傑作選

「大佐に手紙は来ない」「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」など、世界文学最高峰が創りだした永遠の物語。著者の多面的な魅力を凝縮した新訳アンソロジー。

...続きを読む

ガルシア=マルケス中短篇傑作選 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    日常の切り取り方が、(わたしたちが普段過ごす日常と作者が想定する「日常」の乖離を鑑みても)鮮烈に感じられた。
    生々しい人間の感情や生活の垢じみた、湿っていて暗い雰囲気と、寓話のような美しさが同居している稀有な作風だと感じた。

    0
    2024年03月30日

    Posted by ブクログ

    最高。
    ラテンアメリカに蓄えられてきた奇蹟の力をこうして味わえる幸せ。なんでさっさと読まなかったのか。

    ある種の"物語"を勝手に期待する男たちが読者とともに裏切られる構造は、前期のリアリズム小説にも見出される。

    同じアンチ=リアルな短編小説としてカフカを連想したが、カフカは悪

    0
    2023年03月21日

    Posted by ブクログ

    名作だ。しかし、やるせなくて読んでしんどい作品が多い。解題にも書かれていて、そのような作家なのだと知る。現実的な描写の中に幻想的なものがしれっと同居してるのはすさまじく、現実味が強すぎて、少し心が疲れてしまった気がした。
    ラテンアメリカ文学としてボルヘスは大好きだし、コルサタルも楽しめた。たしかに同

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    ラテンアメリカ文学を読むぞ!と息巻いて全然手を出せていなかったのですが、ついに気になっていたマルケスを読む。
    前半の、庶民のやるせなさを強く感じるリアリズム小説より、後半のザ・マジックリアリズム!という感じの、色鮮やかでファンタジー要素が含まれる小説のが好きだった。
    ファンタジーと言っても、中庭で見

    0
    2023年09月23日

    Posted by ブクログ

    なんだか癖になる文体。
    読んでいて映画のようだと思った。

    この光景を映像で見たいと思わせるような描写が沢山あった。

    シュールな要素もあり。

    0
    2022年08月17日

    Posted by ブクログ

    救いのない話が多いな。あとこの本に限らず、ガルシア=マルケスさんの作品の中には、気長に待ち続けるひとが多く登場する気がする。何を待っているのだろう。

    0
    2022年11月16日

ガルシア=マルケス中短篇傑作選 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

河出文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す