此の世の果ての殺人

此の世の果ての殺人

1,716円 (税込)

8pt

第68回江戸川乱歩賞受賞作。

史上最年少、選考委員満場一致。
「大新人時代」の超本命!

本格ミステリーの骨法もよく心得ている――綾辻行人
特A、もしくはA+、もしくはAA――月村了衛
二人の女性のバディ感が最高に楽しい――柴田よしき
極限状況で生きてゆくひとが、愛しくなる――新井素子
非日常を日常に落とし込む、その手捌きは実に秀逸である――京極夏彦

―滅びゆく世界に残された、彼女の歪んだ正義と私の希望
正義の消えた街で、悪意の暴走が始まったー

小惑星「テロス」が日本に衝突することが発表され、世界は大混乱に陥った。そんなパニックをよそに、小春は淡々とひとり太宰府で自動車の教習を受け続けている。小さな夢を叶えるために。年末、ある教習車のトランクを開けると、滅多刺しにされた女性の死体を発見する。教官で元刑事のイサガワとともに、地球最後の謎解きを始める――。

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此の世の果ての殺人 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2ヶ月後には人類が滅びるとわかってしまった非日常の世界にどっぷりとハマってしまいました。そんな中でのスピード感のある話の展開と謎と恐怖にページを捲る手が止まらなかったです。
    今読み終わって、まだドキドキしています。

    0
    2024年05月07日

    Posted by ブクログ

    ー 「うん。物心ついたときからこうだった。というより、他の人が後天的に身に付けていく正義感を上手く受容できなかったんだと思う」
    「後天的な正義?何ですか、それ」
    「私が勝手にそう呼んでるだけだよ。例えばさ、幼い子どもでも、殺人や盗みが悪いことだとわかるよね。人を傷つけたり人から奪ったりしてはいけない

    0
    2024年05月01日

    Posted by ブクログ

    馴染みのある福岡を舞台に連続殺人が起こり、事件の真相を明らかにしていくが、展開がどんどんと進んでいき読みやすかった。
    結末も自分では予想できなかったので、ワクワクしながら読めた。

    0
    2024年03月24日

    Posted by ブクログ

    最近読んだミステリの中ではダントツで面白かったです。
    ・物語がサクサク進んで心地よい
    ・キャラに癖がなく感情移入しやすい
    ・しっかり本格推理のフーダニット
    デビュー作での乱歩賞受賞も納得の作品でした。
    たまたま舞台となった筑紫野市に仕事で訪れたことがあり、より身近に感じて楽しめました。

    0
    2024年02月18日

    購入済み

    最高の満足感

    めちゃめちゃ面白かった!!ハラハラドキドキであっという間に読むことができました。作者さんはまだ23歳ということなので、これからの活躍が楽しみです。最高でした。

    #アツい #ドキドキハラハラ

    0
    2023年03月18日

    Posted by ブクログ

    小惑星が衝突するため地球が滅亡するという設定。「地上最後の刑事」を彷彿とさせる。極限状態での生き様を考える。事件の行方もだが、ハルのお母さんは何をしたかったのかななどと考えてしまった。

    0
    2024年05月04日

    Posted by ブクログ

    数ヶ月後に世界が滅亡するって設定は少し前にも違う小説で読んだなって思ったのが第一印象。まぁある程度設定が被るのは仕方ないことではある。

    内容としては主要な登場人物も多くはなく比較的描いてる描写を想像しやすくてわかりやすいストーリーだと思う。ミステリー的にトリックがすごいとかはないけれど、世界が滅亡

    0
    2024年04月27日

    Posted by ブクログ

    数ヶ月後に小惑星「テロス」が地球に衝突して多くの人の命が失われることがほぼ確定、という社会の混乱期で起こった連続殺人事件の解決に奔走する小春とイサガワさんのお話。個人的には、伏線の回収にやや難があるのでは⁈と感じるところもありましたが、そのシチュエーション設定でのミステリー小説づくりの試みが面白かっ

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    非日常な出来事を、日常的に表現するプロットが良かった。登場人物が少ないので、犯人探しを楽しむのではなく、世界観を楽しんで読むと良い。

    0
    2024年04月24日

    Posted by ブクログ

    普通のサスペンスですが、
    九州地方出身のおかげもあってかとても読みやすく、
    話の世界観にとても浸ることができました。

    表紙にイサガワ先生の姿がありますが、それでも
    先生の人物像だけははっきりと掴めませんでした。笑

    私も加害者に同情できる点がない限り死刑や
    犯した罪の重さの同等の刑罰でいいと考える

    0
    2024年04月13日

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