完全読解 司馬遼太郎『坂の上の雲』

完全読解 司馬遼太郎『坂の上の雲』

1,599円 (税込)

7pt

3.8

月刊「文藝春秋」2021年1月号から5月号にかけて短期集中連載された「司馬遼太郎『坂の上の雲』大講義」に、新たに書き下ろしたコラム、人物事典、関連年表、詳細な脚注などを追加。昭和の「国民文学」と呼ばれた司馬氏の代表作を、令和の読者も楽しめるように完全読解した決定版。筆者の佐藤優氏と片山杜秀氏は、現代きっての読書人。歴史への洞察も深い。この両者が丁々発止、司馬作品に切り込んでいく。平成以来、沈滞を続ける日本社会に、もう一度、明治の清新な風を吹き込む1冊です。これから『坂の上の雲』を読もうという読者はもちろん、何度も読んだという読者にも、新鮮な作りになっています。本書を読んだ後、書棚からもう一度、『坂の上の雲』を取り出してみてはどうでしょうか。明治が、昭和が、そして近代日本の姿が甦ってくることでしょう。

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完全読解 司馬遼太郎『坂の上の雲』 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    音楽評論よりも、本業の著作「未完のファシズム」で興奮させられた片山杜秀氏が、このところ新刊が相次ぎ、いったい何人のゴーストライターを抱えているかと思わせる佐藤優氏との共著でこの本の出版案内を見かけたので「坂の上の雲」を再読した上で読み終えた。
    結果的には再読直後に手にしたのが正解であった。

    お二人

    0
    2022年06月07日

    Posted by ブクログ

    「坂の上の雲」解説本の体。「坂の上の雲」も司馬作品も読んだことがない方が、読んでみたくなるかはよくわかりません。私は高校の時に読みましたが「坂の上の雲」も「竜馬がゆく」も司馬代表作とはとても思えず、国民小説かと言われれば・・・という感じ。確かに日露戦争開戦までは面白いんだけど、新聞連載らしい全くまと

    0
    2022年04月10日

    Posted by ブクログ

    文藝春秋掲載で噛み合いが良すぎるこの2人、面白い読み物になるのは当然ではある。

    「国盗り物語」は好きだけど、「坂の上の雲」も「菜の花の沖」も読んでいない(観てもいない)者としては、「読んだ気になれる」のも大変に結構でございます。

    0
    2022年03月27日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    司馬遼太郎の「坂の上の雲」は、私の一番好きな本の一つです。(もっとも読んだのは大昔ですが・・・)
    その本を月刊文藝春秋で、佐藤優と片山杜秀の対談で取り上げていたものが出版されたので、どんな対談か楽しみにして手にした次第です。

    この「坂の上・・・」は筆者(司馬遼太郎)が、第4巻のあとがきで「この作品

    0
    2022年12月04日

完全読解 司馬遼太郎『坂の上の雲』 の詳細情報

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