ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
4pt
火星に一人取り残されたマーク・ワトニーは、すぐさま生きのびる手立てを考え始めた。居住施設や探査車は無事だが、残された食料では次の探査隊が到着する4年後まで生き延びることは不可能だ。彼は不毛の地で食物を栽培すべく対策を編みだしていく。一方、マークの生存を確認したNASAは国家を挙げてのプロジェクトを発動させた。様々な試行錯誤の末、NASAが編み出した方策とは? 宇宙開発新時代の傑作サバイバルSF。
アプリ試し読みはこちら
1~2件目 / 2件
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
トラブルによって火星に一人取り残された植物学者のサバイバルストーリー。とてもおもしろかったです。 下巻では、遠く離れたMAV(火星上昇機)に向かって現在のベースから大移動します。予想はしていたものの、いくつものトラブルが陰に陽に現れて、主人公がその度に創意工夫を持って切り抜けていきます。そして、火星...続きを読むの上でのサバイバルもさることながら、地上でのチーム・個人の奮闘も熱を持って描かれています。全人類が、一人の無事の生還を祈り・思い・行動する様子に感動を覚えました。 映画化されているようなので、今更ながら観てみよう、という気になりました。
将来孫ができたら、読んでほしい本に決定!! 私は、一ソル一ソルを大切にしようと思いました。毎ソル、マーク•トワニーならどう考え行動するか、自問自答しようと思います。ワトニーさんはNASAのミッションで火星に、私は仏のミッションで地球に? この本は、火星と宇宙空間での食糧をめぐる物語ですね。じゃ...続きを読むがいもレンチンしてて安心しました。私はタンパク質変性よりデンプンα化の方が重要だと思います。 とにかくワトニーさん、長いログ残してて凄いです。あと、心配しましたけど、下巻では他のメンバーも活躍しててよかったです。 しかし、そんなに臭くなるのかなぁ。初期設定の違いですか?じゃがいも食で体臭低下する気がします。
めちゃめちゃおもしろい!! ハードSFでありながら、文芸としての読み味が勝るほど心情が揺り動かされる。緊張感とユーモアが、行ったり来たりするのではなく渾然一体した、他にはない作品。
最後のシークエンスが映画と小説では違いました。私は小説の方が好きです。 映画は映画こその描き方なのでしょうし、嫌いな作品ではありません。 ジャガイモと水、そしてマーク・ワトニーさんの決して諦めず、前に進むことができるメンタルと科学的知識が、彼が生き残れた要素でした。そして、誰もが助けたいと思える人柄...続きを読むも助かる要素の一つだったので、最後まで応援したくなる作品です。 科学の難しい部分はありますし、私も全てを理解したわけではないのですが、マークさんの頭脳を信じて読み進めました。最高に楽しいSF小説です。
火星にたった一人取り残され、通信もできず、食糧も足りない。そんな絶望的な状況を生き延びる物語だとあらすじを聞いたとき、どんなに辛く苦しい物語が展開されるのかと身構えていたんですが、これがびっくり、いい意味で裏切られました。 とにかく主人公マークのユーモア溢れる前向きな性格が素晴らしい!どんな困難に...続きを読む直面してもジョークを交えながら「生きる」という強い意志とともに行動する彼の姿勢に、何度も笑い、励まされ、時に涙しながら読み切りました。もう最高!映画も見直します!
先日、NHKで宇宙飛行士選抜試験の特集を観た時に感じたことを、この本を読んでも感じた。 どんなに困難な状況に陥っても生き延びる!という強い意志を持って工夫し続ける人こそが、宇宙に飛び立つ資格を持っている。主人公は、正にそうした心の持ち主として描かれている。 置き去りにされた火星において、一体、何が資...続きを読む源となりうるのか。主人公はありとあらゆる手を尽くし、ありものを最大限活用して、活路を切り拓いていく。究極のブリコラージュとも言える姿は、私の大好きな冒険家・角幡唯介さんの極地探検の様子にも重なった。他にも、デポの設置など、作者はもしかして極地探検のノウハウをベースにして火星探索の設定を考えたのかなぁと思わせられるところがあった。 印象的だったのは、NASAの指令が有り難くもあり鬱陶しくもある、と主人公たちが感じている場面。打ち上げメンバーたちは、生き延びる確率は確かに上がるかもしれないが、一面、過干渉にも感じられてしまうと述懐している。そして、時にはNASAの指示を振り切って、ハイリスク・ハイリターンの選択肢を選び取っている。小説の展開としてはそうなるのが当たり前といえば当たり前なのだけれど、子どもを育てている親の立場としては色々と考えさせられるシーンだった。 何にせよ、知恵と勇気とガッツで困難な状況を切り抜けて生き延びる!という冒険譚の真髄をとことん味わわせてくれる傑作だった!!
「火星でのサバイバル」というコンセプトでの一点突破が心地よい。困難な事態を解決していく視点はあくまでもハードSF的でありつつユーモア溢れるワトニーの語りで進行していくのでSF初心者にも自信を持ってオススメできる。そして改めて映画、良い出来だったなと。
火星でのサバイバルから脱出まで、いつ何が起こるかわからない状況に最後の最後まで緊張感を持って読ませてもらった。 最後の一文が非常に印象深かった「ほんとうのところは、人間は誰でも互いに助け合うのが基本であり、本能だからだと思う」共通の目的を見出せたとき、人は手を取り、力を合わせることができる。現実も...続きを読むこうあればいいのに。 驚いたのは、本作が最初は無料でWeb公開されていたという事。「趣味で書いてみたんで、読んでみて」そんな軽いノリに見える一方、内容としては非常に高い知識が無いと書けない内容で思われ、そのギャップが面白かった。
とにかく掛け合いが面白く楽しい。くすっと笑ってしまうし、場面が変わるとハラハラドキドキ、泣きそうにもなり……。感情が揺さぶられ、魂が熱くなるお話だった。
主人公マーク・ワトニーのログという形で本編が進む本作、ワトニーのユーモア溢れる語り口のおかげで、辛い状況なのにそれを感じさせずに楽しめる。 「ワトニーの火星からの帰還」という本筋のみに特化していて、他の余分な要素や出来事が無い点、計画を邪魔するような悪者や無能な者が出てこない点などが、とても良かった...続きを読む。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
火星の人〔新版〕
新刊情報をお知らせします。
アンディ ウィアー
小野田和子
フォロー機能について
「ハヤカワ文庫SF」の最新刊一覧へ
「SF・ファンタジー」無料一覧へ
「SF・ファンタジー」ランキングの一覧へ
プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
シリコンバレーのドローン海賊 人新世SF傑作選
あまたの星、宝冠のごとく
アルテミス 上
黄金の人工太陽 巨大宇宙SF傑作選
鏖戦【おうせん】/凍月【いてづき】
穏やかな死者たち シャーリイ・ジャクスン・トリビュート
火星転移 上
作者のこれもおすすめ一覧へ
▲火星の人〔新版〕 下 ページトップヘ