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【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】陸上界期待の逸材だったカケルは万引き犯として追われたところを寛政大学のハイジに救われる。連れて行かれた古アパート・竹青荘でなぜかシロートの住人たちと箱根駅伝を目指すことに…。直木賞作家・三浦しをんの傑作青春小説を大胆に漫画化!!
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駅伝好き
走るってやっぱり良いですね。
Posted by ブクログ
これはいい。 小説原作のコミックとしては、かなりの完成度じゃないかな。小説を読んですぐに風強ファンになって手に取ったから、コミックを見る目は厳しかったと思う。けど本当に、いい。 原作の風強の良さを決して壊していないのに、コミックス版独自の視点で掘り下げられた新しい風強の世界をうまく作りあげている。...続きを読む 特に、東体大をただの悪役にしなかった所に作者の技量を感じる。榊は本当にいい子だし、向井くんの『お前は箱根走れよ』ではもう涙が止まらない。古賀も松平も朝倉もマルさんも、それぞれエピソードがいい。持田もなかなか(笑) 六道大の藤岡も小説よりもキャラに深みが出ていて、力強い存在になっていた。藤岡の話す高校生の頃のハイジさんとの話もいい。ハイジさんとお父さんの関係がただの確執ではなかったからこそ、走がハイジさんにとってどれだけ眩い光だったかが分かる。 そしてアオタケメンバー。 確実に成長していく、食いついていこうとする王子はすごくかっこいい。 ムサの2区は箱根で走る、ということが伝わる区間だったと思う。箱根での〈雰囲気に飲まれてしまう〉がどういうことなのかよく分かって怖かったし、だからこそ、そこから抜け出した走りは見ていて気持ちよかった。 ジョータの兄ちゃんな一面がかっこいい3区とジョージの焦りに息が詰まる4区。 そこから、山登りの5区。この5区では神童の強さと、アオタケの絆が伝わった。この区間は、読んでいるだけのわたしが何故か苦しくなってしまう。 復路までの一夜もまた、イチ押しシーンがたくさん。 ユキが走る6区は原作でも大好きな区間。それが漫画で読んでみると、更に魅力増強!坂道の怖さとそこを迷いなく駆け降りるユキは本当にかっこいい。原作の『ここはずいぶんさみしいところだねカケル』で感じたぞっとするほどの美しさが真っ直ぐに表現されていてすごく嬉しい。音楽好きなクラブに行くオシャレ男子感のあるビジュアルもよかった。 ニコチャンは陸上を諦めてしまった経緯と心情を丁寧に描写されていて、再び走り始めることが出来た喜びを思うと切ない感動でいっぱいになった。 キングのキャラが変えられてしまったのは残念だったけど、みんなが走るからではなく走りたいから走るになっていくキングの変化は見ていてなんだか嬉しい。 カケルについては、始めに万引きをしている設定が変えられていないのがよかったと思う。カケルの心が少しずつ解れていくのも、成長したカケルのかっこよさも本当によく描かれている。箱根の9区でのゾーンに入ったシーンの表現も速さを感じるほどうまくてゾクゾクした。 9区を駆け抜ける走を待つハイジさん、襷を繋ぐシーンと二人の笑顔を見て、感極まって涙が零れた。 ハイジさんは漫画を通して、アオタケのお母さんっぷりやしたたかさと脆さがきちんと描かれていた。10区ではレースの展開やハイジさんの心身の状態やメンバーの絆、すべてが見所。ただ一つ、千切れて弾けるようにゴールして右腕をあげる圧倒的な瞬間は変えないで欲しかったと思う。 エピローグは、原作でのハイジさんの「おかえり」がとても好きなのだけれど、作品としては漫画のほうがうまいと思った。どちらもとてもいいことに変わりはないけれど。 気持ち悪いくらいの長文になったけれど、この漫画は本当に素晴らしい。
原作を少しイジってるので 原作とはまた違った楽しさがありますね^^ キングは原作通りが良かったですけど^^; 小説を読む前に漫画を読めば 小説を読むのが苦手な人も楽しく読めると思います♪ 小説も漫画も映画も最高すぎます!! 風強大好き≧▽≦
全6巻。6巻目が2009年末に出て、その時に買い損なってしまったら、2010年7月に再販されるまで、ずっと入手不可だったというシロモノ。散々待たされて、その分期待が高かったからというのでなく、これは小説原作のコミックスとして凄く出来のいい作品だと思う。 原作派の私にとって、映画は正直ガッカリさせられ...続きを読むた。主演の二人とアオタケのキャスティングについては、かなりいい線をいったと思っているし、小さな場面作りは原作のイメージを壊さないように気を使った跡が見える。でも、全体を通してみると、要するに何が言いたかったのかわからない映画だったと思うし、感動もなかった。ラストを捏造しているのも、なんか意味が分からなかった。まとめ方を失敗したムリムリのダイジェスト版みたい。あと、ライバル役二人の体型が、あれで長距離ランナーを演じるのは無理だと思ったのも大きいかも。 対して、コミックスの方は、原作がありながら、そして原作の筋を過たずに追いながら、もっと深く詳しく魅力あるキャラ造形に踏み込んでいて、特にライバル東体大のメンバーなど完全にコミック作者のオリジナルでありながら、コミックス版カゼツヨの世界にぴったりはまりこんでいる。そして何よりアオタケのメンバー10人全員をしっかり描ききり、なおかつ、作者なりに言いたいこと、メッセージが強く読後に残される。 90分の映画とコミック6巻では尺のハンデがありすぎかもしれないけれど、6巻分にするためにコミックス作者が費やした時間や練り上げたキャラやシナリオのことを思うと、金がかかってるのは圧倒的に映画だとしても、コミックスを10回読み返した方が私としては満足感が高いと思う。 原作の小説も素晴らしいけど、コミックス版も素晴らしい。こんなイメージでカゼツヨが生き生きと描かれるなんて、物凄く意外で物凄く嬉しい。
原作素晴らしすぎたので、読むの渋ってましたが、こちらも素晴らしかった!これほどに熱くなるマンガに久々に出会いました。キャラクターがみんな生き生きしていて、読んでてすごくすごく楽しい作品です!
毎週ヤンジャンは見ていたにも関わらず、なんとなく(キャラの区別がつかず)読めずにいたのですが、相方がまとめ買いしてきたのを読み始めてみたら4巻まで一気読みしてしまいました。(思わず連載中の今週分を読んでしまい、一部結果を知ってしまった^^) 自分がスポーツしないので、この努力とか苦しさとか、本当には...続きを読む分からないけれど面白いです。 "一瞬の風になれ"も良かったし、陸上モノ流行ってるのかな。 今日、原作が文庫の新刊で出ていて即購入してしまったのですが、読んじゃうと結果が分かっちゃう・・・と思って読むかどうか迷い中。(←バカ)(2009.7.1.)
初めて出会ったのは週間ヤングジャンプに連載されてた頃。 月刊に移ってから待つのが長くなってしまって,耐えられなかったのをよく覚えている.
原作者の三浦しをんが自身のブログで激賞していたので買ってしまいました。原作買ってないので、読んでからと思ってたのに!(結局その後文庫化待てずに原作購入。)駅伝ど素人たちが箱根駅伝を目指す物語。テーマ、絵、ストーリーがかなり好みにはまりました!カケルがかわいい・・・野良犬が懐いてきた!みたいな。(原作...続きを読むとは結構性格違うけど)オリジナルの部分も、うまく原作を補完していていいです!
三浦しをんさんの原作が気になっているのだけれど、活字を読むには時間が足りないので、同じように高評価のこちらを先に。 (と言いつつ、古本屋で5巻までしか揃わなかった。。。最終巻は近いうちに入手するつもり) ハイジの憑き物が落ちたようにまっすぐ突き抜けた笑顔に撃ち抜かれてしまった。 カッコいいな、ハイ...続きを読むジ。 個性的すぎるメンバー10人で、本当に箱根を走りきることができるのかな。 続きが楽しみだ。
陸上競技長距離が題材の数少ない漫画。 夏合宿後、すっ飛ばして箱根駅伝予選会という打ち切りモードに入ってしまった点が非常に残念。 中高で長距離をやっていた自分としては、数カ月練習したくらいで5000m15分で走れるとかねーよwwwと思ってみたり。
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風が強く吹いている
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三浦しをん
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