しらふで生きる 大酒飲みの決断

しらふで生きる 大酒飲みの決断

700円 (税込)

3pt

三十年間、毎日酒を飲み続けた作家は、突如、酒をやめようと思い立つ。絶望に暮れた最初の三か月、最大の難関お正月、気が緩む旅先での誘惑を乗り越え獲得したのは、よく眠れる痩せた身体、明晰な脳髄、そして寂しさへの自覚だ。そもそも人生は楽しくない。そう気づくと酒なしで人生は面白くなる。饒舌な思考、苦悩と葛藤が炸裂する断酒の記録。

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しらふで生きる 大酒飲みの決断 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    購入済み

    キチンと理解できれば断酒に向か

    自意識過剰の人とか天狗になってる人は刺さるかも。
    単純に自分を卑下するようなイメージで読み進めると理解できない本。
    個人的には酒は人生の負債という当たり前のことを改めて認識した。

    0
    2022年10月16日

    Posted by ブクログ

    禁酒2週間程で読みました。アルコールを断つことで得られる良い事はまさにその通りで今実感しています。

    でもこの本を読んで面白いのは酒をやめる時に思う様々な思考が書かれていてどれも共感出来る事。

    兎にも角にも酒酒酒。ああ自分はアホだと認識しよう。

    禁酒3ヶ月後にやってくるここに書かれた内容を期待し

    0
    2022年09月30日

    Posted by ブクログ

    本屋さんで平積されているのを見つけて驚愕。町田康がお酒をやめる!?!?

    お酒を飲んで楽しくなる、というのは理性がどこかへ行ってしまった状態。ここまでくるとさらに楽しくなりたいから、どんどん飲むし、どんどん食べる。

    ここまでくると次の日の二日酔いは必須。なんとかお酒との付き合い方を考えないと〜と思

    0
    2022年03月12日

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    好きなバンドのボーカルの方が町田康さんが好きというのをどこかで見かけたので、初めて町田康さんの本を読んだ。

    小説を読むのが基本的に苦手で(これは小説といっていいのか?エッセイ??)、小説を楽しく読み切るという成功体験をした記憶がないので読む前まで不安だったけど杞憂に終わってよかった。

    0
    2024年03月07日

    Posted by ブクログ

    クセのある文体で序盤はなかなか読みづらかったのですが、途中から心地よくなってきて、終盤にはまんまと断酒するべく決意をさせられた。阿呆だからな。

    0
    2023年10月09日

    Posted by ブクログ

    自分は断酒をはじめて今日で70日。
    断酒について調べると、町田康さんが断酒をした作家という事で名前が出てきてこの本を知った。

    酒と幸福についての深い考察が読んでいて楽しい。

    新しい視点
    町田康さん独特の言い回しや表現で、新しい視点から酒との関係を考える機会を得た。

    断酒の違和感
    本書では、病気

    0
    2023年09月02日

    Posted by ブクログ

    お酒を飲まずに過ごしてる酒飲みの思ってることや考えてることについて書いてある本。
    しかもフォントが岩波文庫の活字か?と思わせるクラシックな字体。

    前半は酒飲みの繰り言が延々と続くのだが、
    半分くらいのところで突然、自己相対化と幸福感の相対性について語られ、人生は徹底的にこだわりを解かれ相対化されて

    0
    2023年02月14日

    Posted by ブクログ

    文庫になるまで待ってようやく購入。著者の文体はあまり得手ではないがたまに深く心にささる一文があったりして切り抜いたり書き留めたりすることが多いのだ。

    0
    2022年10月20日

    Posted by ブクログ

    家内に勧められた。老齢ボケが進んでしまう前に、これを読んで断酒あるいは大幅節酒してほしいとのこと。この著者は飲酒すなわち人生というタイプであり、その当人が断酒宣言をして3年間実施して改心したという体験談である。このタイプの酒飲みは、あまりにも身勝手、無頼、大袈裟でちょっと避けたいが、なるほどと頷くと

    0
    2022年06月18日

    nk

    購入済み

    大酒飲みだった町田さんが突然断酒をおこない、その断酒をおこなうに至る心境の変化とどのように断酒をおこなったか、またその結果どうなったのかという内容が克明に記録されている断酒日記でありまして、イメージとしては中島らもさんの「今夜、すべてのバーで」を想起させるのですが、読後感はかなり違っております。とい

    #笑える

    0
    2022年02月16日

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