山内マリコの作品一覧
「山内マリコ」の「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」「結婚とわたし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「山内マリコ」の「買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて」「結婚とわたし」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
大阪芸術大学芸術学部映像学科卒。2008年『十六歳はセックスの齢』で第7回R-18文学賞・読者賞を受賞。2012年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。
Posted by ブクログ
1章の主人公である華子は世間知らずで箱入り娘のお嬢様ということもあり、正直あまり感情移入できなかった。
2章のもう1人の主人公である美紀(リエ)の登場からエンジンがかかるように面白くなっていきましたね。
最終章に入る頃には華子の自分自身は何も成し遂げておらず、選択することができないレールに引かれた人生に共感というか同情できるようになりました。
男からは見えない、女性の苦労、孤独、辛さが非常に読みやすい文体で書かれているので、男性に是非読んで欲しいかも。
個人的に、1章の華子の婚活で関西弁を話す男に恐怖というか幻滅したところを読んで、自分は神戸出身なので悲しくなりましたね。。。関西弁は確かに上品
Posted by ブクログ
幸せとは…!
結婚=幸せ とは限らないよって最近よく言われるようになったと思うんだけど、それをまさしく教えてくれる本でした
自分が楽しいと感じることや、自分らしく居られる活動を知ることが大切だなあと思いました
私も華子さん的な狭い世界の中で人生を歩んでる気がする、幸せなんだけどね
もう少し外に出てみるのもいいのかなって思いました
これからも旅行たくさんするぞ〜
みきさんみたいに自分のやりたいことを何歳からでも始められる人になりたい!
私も英語喋れるようになりたいな、笑
相楽さんと独身仲間になりたくないって思ってた華子が最終的に一緒に仕事して生き生きしてるの素敵だなって思ったし、幸一郎の
Posted by ブクログ
東京生まれ東京育ちで何も不自由なく過ごせた華子と田舎から上京し、夜の店を経験した上で世の中を渡り歩いた美紀、2人の目線から見た貴族社会のお話。
お互いが持っているものが全く違うからこそ、見える景色がこんなに違うのかと女性目線ではあるが、よく分かり非常に面白かった。
政治家等になる家柄の子は小さい頃から親行きつけのお店しか通わず、友人関係も家柄がある方のみで集まる非常に閉ざされた世界で生きている。
類は友を呼ぶと言ったもんで金持ちの常識が通じる人間としか関わりがないので庶民の感覚が全く分からない、知らないのは頷ける。
作中でもひな壇を毎年飾るとかクリスマスにミサをするとか何それ?って行いを当た