小林照幸の作品一覧
「小林照幸」の「死の貝―日本住血吸虫症との闘い―(新潮文庫)」「検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小林照幸」の「死の貝―日本住血吸虫症との闘い―(新潮文庫)」「検疫官 ウイルスを水際で食い止める女医の物語」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
[艶やかなるその遺志]かつては空に羽ばたく様子が多く見られた朱鷺(トキ)。昭和前期、その名前だけは耳にしたことがあった佐藤春雄は、ある日実物を見かけ、その美しさに惚れ込み、仕事の傍ら日々の観察を欠かさないようになる。朱鷺の生活環境が年々進む開発で厳しさを増すことを憂いた佐藤は、独力ながらもその保護のために活動を続けるのだが、時代の流れと重なり、その活動は思いがけない展開を見せることに......。朱鷺と人間の知られざる交流を描いた作品です。著者は、本書で第30回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した小林照幸。
とにかく美しい一冊でした。佐藤氏を始めとして献身的な朱鷺の保護活動に勤しむ方々の姿
Posted by ブクログ
「政治家に向いていない」という理由で政界を引退した自民党の元国会議員の久野統一郎氏の選挙出馬から引退までを描いている。
統一郎氏の父は郵政大臣を務めた国会議員の久野忠治。
統一郎氏は父の跡を継ぐ気はなかったが外堀を埋められ、立候補した。
この本では国会議員の日常が描かれたいる。昨今世襲議員への非難が高まっているが世襲議員と言えども自分の本意とは逆のことを有権者にアピールしなければならないなど様々な苦悩がある。ただ、統一郎氏が認めているように地盤のない新人は一からすべてを用意しなければならないので世襲議員がこれからも増えることは十分に有り得る。