マルクス・アウレーリウスの作品一覧

「マルクス・アウレーリウス」の「自省録」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • 自省録
    4.2
    あたかも一万年も生きるかのように行動するな。生きているうちに、許されている間に、善き人たれ──ローマ皇帝でストア派の哲人マルクス・アウレーリウス(121-180)。多端な公務に東奔西走しつつ、透徹した目で自らを内省した記録は、古来、数知れぬ人々の心の糧となってきた。神谷美恵子の清冽な訳文に、新たな補注を加えた。(改版)

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  • 自省録

    Posted by ブクログ

    この本は、生きる・心の糧になる本です。

    マルクスさん、ほんとうにありがとう

    見ているのは、常に自分の内側や状態の観察

    ・内省

    ・自分自身

    ・自分の影響の輪の中

    ・時代を超える不変の考え方が学べる

    ・公開するつもりはない
    だからこそ、内容がリアル

    ◯日記をつけよう
    自分の状態を観察する日記を

    良い状態で過ごすために内側の観察を

    0
    2024年05月22日
  • 自省録

    Posted by ブクログ

    思想はエピクテトスの影響を受けていると言われている通り、自由意志を以って悪徳を排除せよという主張が繰り返される。本書では指導理性という用語が頻繁に使われている。エピクテトスのような冗長な表現は少なく大変読みやすい。
    皇帝としては内政・外政ともに超多忙で、ストレスも相当なものだったはず。エピクロス派であれば避けるべきと言われる状況だっただろう。しかし彼はストア派の徒であり、公への奉仕が善という価値観で生きている。皇帝ゆえ受けるストレス、お追従への自惚れ、平穏な暮らしへの憧れ等を振り払うべく、内省が繰り返される。
    また宇宙から見れば人間なんてどれほど小さい存在か、と言う視点も繰り返される。人間の一

    0
    2024年02月17日
  • 自省録

    Posted by ブクログ

    まだ途中だが、太古の人間が考えていることを、本という形で現代まで語り継がれていることが改めて有り難く思った。

    0
    2024年01月16日
  • 自省録

    Posted by ブクログ

    ・今ある事実にだけ目を向ける。事実をどう捉え行動するかは自分次第。
    ・自分にコントロールできないことは干渉しない。気に食わない人がいても強制しようとするのでなく、自分の正義に従って行動する(指導理性)。人に期待しない。
    ・着飾らない。見栄を張らない。努力のアピールをしない。
    ・常に理性的に思考する。感情的に怒ったりしない。
    ・部分でなく全体を見よ。

    0
    2024年01月01日
  • 自省録

    Posted by ブクログ

    読む前は、明君と讃えられる皇帝が書き残した事だから私には共感できないかもと思っていた。

    読み始めると、皇帝ってこんなに自分を鼓舞していたの??と驚いた。「俺はできる!俺は皇帝!宇宙の一部!やればできる!」という勢いを感じる。
    部下の謀反や妻の死など大変だったんだな。比べられるものではないが、彼と日々のつらさを共有できた気持ちになった。
    哲学の思想からの引用が多いので、引用元のエピクテトスなどストア派の本も読みたくなった。
    →まだ書物に対する渇きを捨てられない(第2巻3章、第8巻8章 より)

    0
    2023年09月16日

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