井上荒野の作品一覧
「井上荒野」の「生皮 あるセクシャルハラスメントの光景」「あちらにいる鬼」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「井上荒野」の「生皮 あるセクシャルハラスメントの光景」「あちらにいる鬼」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
ほんとうにひさしぶりにノンフィクションやエッセイでないものを読んだ。アラフォーになって、急に物語を読むのが億劫になったのだ。
なんとなしに、ネットサーフィンしてたら見つけて、読みたくなり読んだ一冊。
料理描写、もうなんだろう、いちいち、洒落ていて、作りたい欲ふつふつ、もちろん食べたい欲も。
直接的な性描写なんてないのに、急にドキッとムラッとくる一文がある。あと2人の対照的な女性ですが、なんとなしに田舎もんじゃなくて、洗練されたシャレオツな女性なんだろうなぁとか....
普通に夫と、子供2人いる主婦ですが、なんかないかな?なんか男とオサベリしたい....と悶々させてくれますわ(笑)
Posted by ブクログ
『なごみ』という月刊誌に「味を作る道具と人」というタイトルで連載されていたものが元ということ。
ここに登場する「道具」は、本来の仕事をこなしながらも、使い道以上にその存在が意味を持っている。
長く一緒に居ること。道具と人。人と人。
近くにいる人を大切にできることが一番幸せなのだと思う。
時としてそれは失わなくてはならないこともある。
そんな時、自分自身とどう向き合って生きていくのか。そこに道具は寄り添ってくれるのか。
みな短いお話だけど、一つ一つがきらり。
『今年のゼリーモールド』
娘が東京の大学に行き、夫婦二人になった八ヶ岳西麓の家と、母親の心のすき間
『ピザカッターは笑う』
妻と二人で
Posted by ブクログ
性被害を受けた女性たちの心情が痛いほど伝わってくる。当事者ではない人間が、とやかく意見を言うことがいかに無責任かつ、被害者の人生を壊すことかを痛感した。最後まで読み進めることが辛くなり、途中で読むのを止めようかと思ったが、向き合うべきものだと自分に言い聞かせ、なんとか最後まで読みきれた。相手の弱味につけこんで、自分の思い通りにし、かつ、自分に非がないように相手を言いくるめるような男には絶対になりたくないと思った。
男は権力を持ったときに、女性をどうにでもできると思ってしまう愚かな生き物なのか。考えさせられた。
もし、自分が崇められる権威者になり、周りに魅力的な女性らがいたら、権威を傘に、傲慢な