作品一覧

  • 化学の授業をはじめます。
    4.4
    1巻2,600円 (税込)
    世界500万部、「2022年最も売れたデビュー小説」 60年代米国、未婚のシングルマザーの化学者・エリザベスは男社会で大奮闘するが――世界が共感した痛快エンパワー&エンタメ小説! Apple TV+『レッスン in ケミストリー』原作
  • 化学の授業をはじめます。

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    エリザベスは取材を受けて語る。

    「彼女はふたりの恋愛を〝膨張〟や〝密度〟や〝熱〟といった言葉で説明し、その情熱の基盤にあったのはたがいの能力に対する敬意だったと、力をこめて話した。「それがどんなに特別なことかわかりますか? 男性が女性の仕事を自分の仕事と同じくらい大事なものと認めていることが」」

    「化学を理解すれば、世界の仕組みがわかるようになります」

    「宗教はわたしたちを責任から逃れさせるものだと思います。なにごともわたしたちのせいではないと教えていますよね。何かが、あるいはだれかが糸を引いているのだから、究極的にはわたしたちに責任はない。現状をよくするには祈りなさい、と。でもほんとう

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    2024年05月03日
  • 化学の授業をはじめます。

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    つい最近迄、アメリカに性差別があったとは。日本でも、なかなか女性が管理職にはなれない。自分達が首になっても女性進出を促そうという政治家は、現れない。残念ながら。

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    2024年05月06日
  • 化学の授業をはじめます。

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    アメリカって自由の国って思ってたけど、女性の置かれた立場は日本と変わらないんだということに驚いた。
    女性の目を覚ますエリザベスの言動が爽快だった。
    男性がエリザベスを困らせようとする時に、エリザベスが返す言葉には思わず笑ってしまった。
    読んでよかった。

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    2024年04月27日
  • 化学の授業をはじめます。

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    昨年、観るつもりのなかった「Barbie」を猛烈に薦められて観て、猛烈に心動いた以上に、超猛烈な感動です!おもしろく、痛く、深く心揺さぶられました…1986年男女雇用機会均等法第一世代の女性が部署に入ってきて、3年後、彼女が結婚するという報告を受けた時に「おめでとう!で、いつ会社辞めるの?」と発言したこと、今でもその当人から揶揄されます。その人はもちろん寿退社などせずに仕事でも頭角を表し、その分野での第一人者に、そして会社でもリーダーの一人になっています。不適切にもほどがある黒歴史です。お恥ずかしい限りです。その遥か以前の1960年代がこの物語の舞台です。光文社新書の「アートとフェミニズムは誰

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    2024年04月16日
  • 化学の授業をはじめます。

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    いいっ!

    ゾットの強さに憧れつつ、逆境を乗り越えていくのを全力で応援したくなる。とってもスカッとする作品。

    こういう人が世界に勇気を与えていく。なんとなくの当たり前に疑問を呈していく。女性の幸せは結婚であると周りの合意がある世の中で育った私にはドンピシャでした。こういうロールモデルが欲しかった。
    1人の観覧者の人が夢を叶えたところはウルっと来てしまった。

    やりたいことをやる、なりたいものを目指す、カッコいい

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    2024年04月14日

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