アミン・マアルーフの作品一覧
「アミン・マアルーフ」の「アイデンティティが人を殺す」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「アミン・マアルーフ」の「アイデンティティが人を殺す」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
自身が生まれた国、育った国、そしていま住んでいる国の3つが同じでない人は、世界にどのくらいいるのだろう。
レバノンで生まれ、内乱を機にフランスへ移住した著者は、事あるごとに「自分をフランス人だと感じるか?それともレバノン人だと感じるか?」という問いを投げかけられ、「その両方だ」と答えているという。そして、いくら「両方だ」と答えても、「自分のいちばん深いところではあなたは何者なのか?」と、問いは更に続き、著者は苛立ちと苦悩を深め、本書を著すに至った。
この問いの裏にあるのは、人の帰属する先はひとつであって、生まれながらに定まっていて変わることなどない、という広く共有された人間観だ。一方、著者は、
Posted by ブクログ
ありとあらゆる教義も、時代により解釈がかわる。また宗教が歴史を変えるのと同時に、歴史も宗教を変える。たとえばアラブの連帯を目指したナセルは反イスラーム主義であり、1950年代後半において急進的イスラーム主義はアラブ国家の敵とみなされていた。
故にイスラム教徒にとって、宗教的急進主義は決して必然的選択ではない。
精神的な安定への欲求が宗教にもとめられるのは良いが、宗教をアイデンティティや帰属意識の問題から分離しなければ戦争は絶えない。。
グローバル化の普遍性+と画一性−
グローバリゼーションの画一化への不安
1、文化が均一化され、乏しいものとなる(凡庸による画一化)
2、アメリカナイゼーショ