作品一覧

  • 君の背中に見た夢は【電子特典付き】
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    「この子たちに選択肢を与えてあげられるのは世界で一人、私だけだ」  大手化粧品メーカーで働く新田茜は、ある日従姉妹のさやかの影響で、中学受験回避のための小学校受験に興味を持つように。 テレビ局記者の夫を持ち、世間的にはパワーカップルと呼ばれる茜たちだが、お受験の世界はさらに上の富裕層との戦いだった。 仕事と家庭の両立、協力してくれない夫、かさんでいく教育費、思い通りにならない子供たち。 悩み葛藤しながらも、5歳の娘・結衣を名門小学校に合格させるため、茜はどんどん小学校受験にのめり込んでいく。 その先に見えるものとは――。 東京で過酷なお受験に翻弄される家族の物語! ※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「新田茜の子離れ」を収録(電子版には収録されません)。 ※電子書籍版巻末には、特別短篇「新田総介の人生」を収録。
  • 東京再膨張
    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ●〔対談〕「地方消滅」予測から10年 コロナ後の首都圏回帰 いかに人を動かすか 増田寛也×砂原庸介 ●女性がリードする地方からの人口流出 正規雇用の拡大が課題 天野馨南子 ●問われる日本型雇用と労働観 テレワークは広がるのか 濱口桂一郎 ●〔対談〕上京物語の変遷 住まい・文化・交通をめぐって 岡崎武志×速水健朗 ●人の奪い合いから分かち合いへ 「関係人口」という選択肢 田中輝美 ●「タワマン文学」の旗手に聞く 湾岸のタワマンに住む地方出身者の悲哀 外山 薫 ●アニメはいかに首都と地方を描いたのか ジブリ作品から「聖地巡礼」まで 藤津亮太 ●大地震後も「社会増」、北海道の小さな町の挑戦 宮下悠樹
  • 本当に欲しかったものは、もう Twitter文学アンソロジー
    3.9
    1巻1,287円 (税込)
    五分後に、虚しい人生。 空虚なスキマ時間に読み切れる、22の傑作ショートショート。 「『夏休み、パパが東京にミュウの配布会連れてってくれるって!』『いいな! てかポケモン青、いつ届くんだろ』。チャイムの音と共に騒がしくなる教室で、目を輝かせる友人達。小学校の話題の中心はいつもポケモンだった。僕は一人、いつも下を向いていた。ウチにはゲームボーイも、スーファミもなかった。」(窓際三等兵「本当に欲しかったものは、もう」より) 「PRだらけになったこのアカウントに生き残ってくれた88967人のフォロワー様へ。私が某恋愛番組に出演して最後の一人に選ばれてからもう五年が経ちました。今まで自撮りやポエムにいいねをつけてくれてありがとう。このアカウントは明日削除します。最後にずっと言えなかった私の正直な思いを綴ります。」(木爾チレン「88967人のフォロワー様へ」より) 「昔むかし、港区にアリとキリギリスが暮らしておりました。アリは桜蔭から東大落ち、キリギリスは広島あたりの女子高から指定校推薦で、それぞれ慶應の法学部政治学科に同期入学しました。アリは律法会でチー牛たちと真面目に学び、キリギリスはチャラサーとして有名なテニサーで楽しく遊んで暮らしていました。」(麻布競馬場「Twitter童話 アリとキリギリス」より) 【著者】(五十音順) 麻布競馬場 @63cities 霞が関バイオレット @NEOKASUMI_No1 かとうゆうか @plasticat_y 木爾チレン @1000ve 新庄耕 @shinjo_kou 外山薫 @kaoruroman 豊洲銀行 網走支店 @toyosubk88 pho @ohp_pho 窓際三等兵 @nekogal21 山下素童 @sirotodotei
  • 息が詰まるようなこの場所で【電子特典付き】
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    タワマンには3種類の人間が住んでいる。資産家とサラリーマン、そして地権者だ――。 大手銀行の一般職として働く平田さやかは、念願のタワマンに住みながらも日々ストレスが絶えない。一人息子である充の過酷な受験戦争、同じマンションの最上階に住む医者一族の高杉家、そして総合職としてエリートコースを歩む同僚やPTAの雑務。種々のストレスから逃れたいと思ったとき、向かったのは親友・マミの元だった。かつては港区で一緒に遊び回り、夢を語り合った二人だったが――。 幸せとはなんなのだろう。 逃げ場所などない東京砂漠を生きる人々の焦燥と葛藤! ※紙書籍版カバー裏には、特別短篇「高杉隆の初恋」を収録(電子版には収録されません)。 ※電子書籍版巻末には、特別短篇「目黒奈々子の後悔」を収録。
  • 息が詰まるようなこの場所で【電子特典付き】

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    どれだけお金があってもいいところに住んでいても悩みがあってそれに苦しんでいる。
    誰かを羨ましく思ってもそれは相手に見せてないだけであって何かしら抱えているものがあるのだろうなと思わされた。

    0
    2024年04月21日
  • 息が詰まるようなこの場所で【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    田舎出身としては出身地がコンプレックスで都会に憧れるのはとても共感できた
    だが、タワマンという憧れの暮らしを手に入れてもどこか満足できず、他と比べて自分の理想に近づけるために子供にまで強要させている事に気付かないのが母親が恐ろしいと思った
    タワマンという小さな籠の中でマウント合戦をするくらいなら田舎でひっそり暮らしたいという思いが強くなった

    0
    2024年04月15日
  • 君の背中に見た夢は【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    子供を小学校受験させる母親の話。小学校受験は親の方がどんどん沼のようにハマっていくし、夫婦で寒暖差があるとしんどいだろうな。お受験を検討している人に。

    0
    2024年04月14日
  • 君の背中に見た夢は【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私にはまだ子供がいないのですが気持ちがとても理解できる本だなと思いました。

    子供が成長するための環境はどうしても親しか作れない。親の視野が子供の世界になってしまう幼少期。

    親は自分の幼少期の時の風景しか知らずに大人になり、もっと自分の幼少期にはこうして欲しかったや自分にも別の世界があったのではないかと考えずにはいられません。特に大学受験で苦労したり、高校入試など、その前からエスカレーター式で名門大学に入れてもらえていたら、、、そんな思いがよぎってしまう主人公。

    小学校受験をさせようと思い至りますが、そこもまた不思議な世界で広いようで狭い世界。

    初めてのことで何が正解か不安になりながらも

    0
    2024年03月13日
  • 君の背中に見た夢は【電子特典付き】

    Posted by ブクログ

    幼い子供に対して勉強を強いるなんて、、!
    という反発的な意見は小学校受験につきものだ。

    しかし、合否はどうであれそこでの経験は、
    必ず今後の人生に活きてくると私は思う。

    群馬の公立高校から慶應義塾大学に進み、大手化粧品メーカーの広報を務める茜のように、
    地方から上京して子供を育てるようになった人なら
    誰しもが感じる地方と都内の教育に対する考え方のギャップ。

    それに悩みながらも、我が子の努力を信じて
    いかに家族一丸となって受験に挑めるか。

    小学校受験経験者の元子供は親目線を知ることができるだろうし、これから考えている人にも大いに参考になる一冊。

    0
    2024年03月03日

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