三木那由他の作品一覧
「三木那由他」の「会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~」「言葉の展望台」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
- 作者をフォローする
- フォローすると、この作者の新刊が配信された際に、お知らせします。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
「三木那由他」の「会話を哲学する~コミュニケーションとマニピュレーション~」「言葉の展望台」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
普段からなんとなく分かってると思って、見聞きしたり使ったりしてる会話を改めて考えるのが新鮮だった。「お互いに今、○○という約束ごとを作ってそれに沿って会話する」という、コミュニケーションは約束の積み重ねだというのが面白かった。特に意識してなかった分、確かになぁ…と思った。
漫画や本・ゲームから会話をとり上げて考えるというのも身近に感じられて読みやすかった。
マニピュレーションに関する話が印象的。本心を潜ませたり相手を操る為に使う次元の会話、マニピュレーションがもつ怖さや独特の味わい等、面白いと同時に怖くもあった。
会話について考える面白い本だったし、自分の日常にある会話をこっそり観察してみよう
Posted by ブクログ
三木由那他さんの文章が好きになって読みやすい本を読んでいます。
『会話を哲学する』難しそうですけれど、丁寧に身近なマンガや小説などから引いた会話を使って説明されていて解りやすい。
まだまだ会話を分析する迄には全く至らないが、自分のした会話を顧みて「あぁなるほどね。こういう会話が著者があそこで書いていたことかぁー」っと思い当たる時があって、結構感動もの。
マニピュレーションという著者の概念を使うと説明がしやすい会話も多い。
"おわりに"で掲げてある本にも手を出して、もう少し深く。もう少し長く会話の哲学について考えてみたいと思う。
読めば誰でも必ず得るものがあると思います。
Posted by ブクログ
三木那由多さんのエッセイ集。
購入してから大事に少しずつ大事に読み進めて、今日読み終わりました。
後書にもある通り書いている最中に当初は予定していなかったカムアウトのお話もあり、「実は歴史的な一冊なのではないのか!」とか勝手に興奮しながら読んでたりしてました笑
言葉に対する感性と言うか捉え方も矢張りプロ。一読しただけでは理解出来ず何度か戻って読み返したりネットで調べたり。
素の自分から出てくる様々な思い。考えながらいつの間にか哲学の話になっている。
きっと本当に好きでらっしゃるのですね。
最後に載っている文献も有り難い。
今後気になるもの…ポール・グライスさんの本とか読んでみたいと思います。