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-1巻990円 (税込)名著『阿房列車』シリーズでお馴染みヒマラヤ山系氏による百鬼園文学の副読本。「百閒先生日暦」「『冥途』の周辺」「漱石をめぐって拾遺」ほか七篇を収録。「百閒先生書簡註解」は、昭和二十三年五月から二十六年九月までの著者宛の書簡に丹念な註解を施した貴重な資料である。〈解説〉田村隆一 【目次】 百閒先生日暦/漱石山房圖そのほか/漱石書簡/「冥途」の周邊/ 漱石をめぐって拾遺/百鬼園先生御馳走帖/阿房列車小遣帖/ 百閒座談抄/雑爼 附・鬼苑先生當用帖/鬼苑先生映像そのほか 百閒先生書簡註解 〈解説〉田村隆一
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Posted by ブクログ
じ〜んときてしまった(;−;)
『阿房列車』シリーズに
「ヒマラヤ山系君」として登場する平山三郎氏の回顧録。
もともと国鉄職員で、百閒先生のファン。
広報誌に寄稿してもらうため
先生のもとを訪れてからのつきあい。
百閒先生ったら、本当にテツだったのね。
鉄道は大好きだから喜んで書きましょう!
と、平山氏が拍子抜けするくらい
快諾してくれたそう(笑)
それからの二人の「阿房列車」行の裏側
(先生はあんな風に書いてるけど実は…みたいなこととか)
編集者としての先生とのつきあい
(師匠・漱石に似て、
漢字かなづかいの校正にウルサイとか)
晩年の先生との想い出…。
旧かなづかいの文章が多くて、正