作品一覧

  • 内田百閒随筆集
    -
    1巻1,320円 (税込)
    借金、酒、猫、鉄道……。諧謔と機知に満ちた百閒の随筆を、阿房列車シリーズに同乗した「ヒマラヤ山系」こと平山三郎が精選。
  • 百鬼園先生雑記帳 附・百閒書簡註解
    -
    名著『阿房列車』シリーズでお馴染みヒマラヤ山系氏による百鬼園文学の副読本。「百閒先生日暦」「『冥途』の周辺」「漱石をめぐって拾遺」ほか七篇を収録。「百閒先生書簡註解」は、昭和二十三年五月から二十六年九月までの著者宛の書簡に丹念な註解を施した貴重な資料である。〈解説〉田村隆一 【目次】 百閒先生日暦/漱石山房圖そのほか/漱石書簡/「冥途」の周邊/ 漱石をめぐって拾遺/百鬼園先生御馳走帖/阿房列車小遣帖/ 百閒座談抄/雑爼 附・鬼苑先生當用帖/鬼苑先生映像そのほか 百閒先生書簡註解 〈解説〉田村隆一
  • 実歴阿房列車先生
    4.5
    1巻1,100円 (税込)
    貴君、僕は大阪へ行って来ようと思う――。一九五〇年秋、この一言から汽車に乗りたかった内田百間の『阿房列車』シリーズは始まった。以後、五年間にわたる全行程に同行した〈ヒマラヤ山系〉こと元国鉄職員の著者。百鬼園の旅と日常を豊富なエピソードを交えつつ綴った好エッセイ。
  • 実歴阿房列車先生

    Posted by ブクログ

    阿房列車3冊を読んで、百閒ワールドに興味を持ったなら、この本は必読。
    阿房列車をごはんに例えるなら、この本は味噌汁。
    阿房列車をパンに例えるなら、この本は牛乳です。

    憧れの内田百閒に初めて会う直前のドキドキとか、なるほど後世に残った師弟関係はこうして始まったのか、と。
    大学を卒業させてくれた話や、国語辞典や漢字辞典をプレゼントしてくれた話も、印象に残りました。
    読んでみてよかった!

    0
    2021年06月02日
  • 実歴阿房列車先生

    Posted by ブクログ

    じ〜んときてしまった(;−;)

    『阿房列車』シリーズに
    「ヒマラヤ山系君」として登場する平山三郎氏の回顧録。
    もともと国鉄職員で、百閒先生のファン。
    広報誌に寄稿してもらうため
    先生のもとを訪れてからのつきあい。
    百閒先生ったら、本当にテツだったのね。
    鉄道は大好きだから喜んで書きましょう!
    と、平山氏が拍子抜けするくらい
    快諾してくれたそう(笑)

    それからの二人の「阿房列車」行の裏側
    (先生はあんな風に書いてるけど実は…みたいなこととか)
    編集者としての先生とのつきあい
    (師匠・漱石に似て、
    漢字かなづかいの校正にウルサイとか)
    晩年の先生との想い出…。

    旧かなづかいの文章が多くて、正

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    2024年02月28日

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